筍香炸醬│タケノコのジャージャー麺ソース炒め

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筍香炸醬│タケノコのジャージャー麺ソース炒め

ジャージャー麺は漢字で『炸醬麵』と書きます。今日紹介する『筍香炸醬』はタケノコと豚肉をジャージャー麺の甘辛いソースで炒めた料理です。まず簡易版ジャージャー麺のソースを作ってから、それを豚肉とタケノコと混ぜ合わせていきます。タケノコと豚肉の大きさを細かい賽の目にそろえて切りご飯にのせて食べるもよし、すこし大きめに切っておかずとして食べるもよし、具の切り方でさまざまな食感を楽しめる料理です。

筆者は豚ミンチと糸状のタケノコで調理して、タケノコに豚肉が絡まるようにして食べるのが好みです。ジャージャー麺ソースの部分をケチャップベースやカレーベースのソースに変えるなど、さまざまにアレンジの効く料理です。調理も簡単なのでお試しあれ。



難易度:


調理時間:
30分以内

材料1:
豚ばら肉 ………100g
タケノコ ……… 200g
シイタケ ……… 30g
ニンジン ……… 20g
ニンニク ……… 3個


材料2:
豆板醤 ……… 40g
テンメンジャン ……… 40g
生姜 ……… 5g
干し豆腐 ……… 10g
 (普通の豆腐でも代用可能)
砂糖 ……… 20g
タマネギ ……… 10g

材料3:
唐辛子 ……… 1本
ネギ ……… 適量

調味料:
水 ……… 大さじ2
塩 ……… 少々
胡椒 ……… 少々

作り方:
1.タマネギは細かくみじん切りにする。生姜はすりおろす。干し豆腐は5mmほどの大きさに賽の目に切る。

2.熱した鍋に大さじ1のサラダ油(分量外)を引き、タマネギを色が変わるまで炒めた後、すりおろした生姜と豆板醤を加えて香りが出るまで炒める。テンメンジャンと砂糖を加えよく混ぜ合わせた後、焦がさないように10分ほど弱火で炒める。こげそうなら少量の水(分量外)を加える。

3.豚ばら肉とたけのこは5mmサイズのブロック状に切る。ニンニク、シイタケはよく洗いみじん切りにする。ニンジンはよく洗って皮を剥き、みじん切りにする。

 4.熱した鍋にサラダ油(分量外)を引き、豚肉を色が変わるまで炒める。作り方3で切っておいたほかの材料を加え、よく混ぜながら火を通す。

5.作り方2のジャージャー麺ソースを加え、具と絡めながら5分ほど強火で炒める。出来上がりに刻んだ唐辛子を混ぜ合わせ、ネギを散らして完成。


Point:
作り方2で豆板醤とテンメンジャンを炒めるときはくれぐれも焦がさないようにしましょう。水気がなくなる一歩手前まで火を通して香りを出します。

作り方3で材料の大きさをそろえると、きれいに混ざってスプーンでも食べられます。具の大きさときり方は好みでいろいろと変えてみてください。

作り方2までが簡易版ジャージャー麺ソースの作り方です。そのまま茹でた麺と絡めてもおいしいです。

豚肉に片栗粉をまぶして作ると、すこしもっちり感が出ます。豚肉の代わりに白身魚を使ってもおいしい。








紅棗杜仲排骨│ナツメと杜仲の薬膳スープ

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紅棗杜仲排骨│ナツメと杜仲薬膳スープ

今回からしばらく薬膳料理のレシピをまとめたいと思います。本日は棗の実を乾燥させた「大棗│たいそう」という生薬が主薬として使われている料理です。大棗とは棗の実を乾燥させたもので、台湾では火鍋やスープ料理によく使われます。一日3つの棗を食べると年をとらないといわれるほど、美肌や免疫力の増強、老化防止などに効くと言われ、台湾では健康のために日常的に食べている人も多いのです。元となるナツメの樹も非常に長寿で、しかも有用、実を使うので採取をしても樹を傷めないなどいいこと尽くめの有用植物で、世界中で料理や医療に使われます。中華圏では長寿の代名詞のような偉大な料理材料なのです。

日本での生薬の名前は「大棗」と書きますが、台湾では通常「紅棗」と表記されます。 色が黒いものは「黒棗」と書いて厳密には区別されますが、乾燥処理のさせ方が表面の色の違いになって現れています。紅棗も黒棗も大体において効能は同じですが、まぁ、普通の人は気にして使い分ける必要はまったくありません。赤は心臓、黒は腎臓(五行説が基になっています)とあんまり深い中国医学の世界に入ってしまうと気軽に料理を楽しめなくなってしまいますよ。興味のある人は自分で調べてうんちく程度で押さえておきましょう。

ナツメは栄養も豊富で甘みもあるので鍋やスープの調味料としても多用されます。料理に関しては特に他に使用する香辛料や生薬の味をまとめ上げるといわれており、だからこそさまざまなスープ料理に使われます。台湾で市販されている紅棗は品質もさまざまですが、肉牛や栽培植物のように大規模に品種改良が行われているわけではないので、肉厚で大きく、甘みが強いものを産出する地域のものが上等なものとされます。ただし品質のよいものは縁起物として神事に使われたりするので値が張ります。

ナツメの実は台湾や中国、韓国では市場で気軽に購入できる料理材料なのですが、なぜか日本では入手が難しいのも不思議な点ですね。日本でも手に入らないわけではないのですが、あまり一般的ではないのでしょうか?これからもナツメを使用した料理を紹介することがあると思いますが、興味のある方は連絡ください。

というわけで、本日はナツメを使用した薬膳スープの作り方を紹介します。



難易度:
☆☆

調理時間:
1時間以内

材料1:
当帰 ……… 1g
川芎 ……… 3g
杜仲 ……… 25g
大棗 ……… 10個
黄耆 ……… 10g
枸杞 ……… 5g

材料2:
骨付き豚ばら肉 ……… 800g
水 ……… 1000cc
酒 ……… 500cc

調味料:
塩 ……… 適量


作り方:
1.豚ばら肉はぶつ切りにして、熱湯で3分茹でてアクを抜き、氷水につけておく。

2.材料1をさっと洗った後、水気を切る。

3.鍋に水、酒、洗った材料1、豚ばら肉を入れ蓋をして弱火で1時間ほど煮込む。

4.塩で味付けをして完成。



Point:
杜仲の入手が難しいと思いますが、ナツメとあわせて用いることで相乗効果を発揮します。

好みで薬膳スープ類には基本的に大根などの根菜類は加えません。スープを吸ってしまうのと、大根などに含まれる消化酵素が生薬の効果を打ち消してしまう可能性があるためです。

好みで具を加えるなら、栗や松の実などの堅果類や貝柱などの乾燥させた食材がよいでしょう。

塩を加えなくでも食べられます。





菜脯蛋肉醬│切り干し大根入り卵と豚肉の炒め物

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菜脯蛋肉醬│切り干し大根入り卵焼きと豚肉の炒め物

本日は一風変わった卵焼きと豚肉を絡めた料理を紹介します。チャーハンのように炒めた卵と肉を混ぜ合わせるのではなく、先に焼き上げた卵焼きと肉を絡めて食べる不思議な食感の料理です。以前にも紹介した『菜脯蛋』という料理の応用です。表面がパリパリになるように焼き上げた卵焼きと、肉との食感は絶妙です。日本の料理にはあまりない食感なので一度お試しください。


難易度:
☆☆

調理時間:
30分以内

材料:
切り干し大根 ……… 50g
豚ロース肉 ……… 150g
卵 ……… 2個
ニンニク ……… 3個
唐辛子 ……… 1本
 (適量の一味唐辛子で代用可能)

調味料:
固形ブイヨン ……… 小さじ1
醤油 ……… 小さじ1
酒 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 少々
塩 ……… 少々
胡椒 ……… 少々


作り方:
1.切り干し大根は水につけておく。十分に水を吸ったら取り出して水気を切っておく。ニンニク、唐辛子はみじん切りにする。豚ロース肉は食べやすい短冊状に切る。卵は良くかき混ぜ、水気を切った切り干し大根と混ぜ合わせておく。

2.熱した鍋にサラダ油(分量外)を引き、切り干し大根を混ぜた卵を入れて、かき混ぜながら両面を焼き上げる。両面がきつね色になるまで火を通したら取り出して、包丁で食べやすい大きさに切っておく。

3.作り方2の鍋に豚肉を入れ、色が変わるまで炒める。作り方2で切り分けた卵焼きとその他の材料、調味料を入れ豚肉に火が通るまでいためたら完成。


Point:
卵を焼くときは多めに油を使い、表面がパリパリになるくらいまでいためましょう。少量の小麦粉を混ぜるなど工夫してもいいと思います。

味付けは好みですが、ケチャップや味の素などを加えてもよいでしょう。

藥燉排骨│豚ばら肉の薬膳煮込みスープ

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藥燉排骨│豚ばら肉の薬膳煮込みスープ

一昨日の『ルーウェイスープ(1)』を使った、骨付きの豚ばら肉を煮込んだものです。昨日の『當歸鴨』と調理方法は何の変わりもなく、ただ煮込むだけの簡単料理ですが、なぜか料理名が違うという面白いレシピです。 ルーウェイスープで長時間に込んだばら肉はスープが染みて絶品に、スープはばら肉から染み出た油が混ざって絶品になります。

同名料理のレシピは多数あり、台湾の家庭でも作られるれっきとした家庭料理でもあります。簡単なものでは大棗と黄蓍、酒のみで豚ばら肉を煮込むというものもあり、これでも十分おいしく作れます。細かい部分は各自アレンジして作ってみてください。

ただいま調合済みの香辛料や生薬を販売するサイトを立ち上げ準備中で、もうすぐ当ブログでも紹介した漢方材料や珍しい香辛料を配合済みのパックを日本の家庭にも安くお届けできる予定です。日本でもおいしい台湾(中華)料理を気軽に作れるように当ブログも続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。



難易度:


調理時間:
1時間以内+(スープ調理時間)

材料:
骨付き豚ばら肉 ……… 600g
ルーウェイスープ(1) ……… 1200cc


作り方:
1.骨付き豚ばら肉はよく洗ってぶつ切りにし、沸騰したお湯で3分ほど茹でてアクを取り、氷水につけ荒熱を去っておく。

2.スープに浸けて弱火で50分ほど煮込んで完成。


Point:
昨日の『合鴨肉の当帰スープ煮』と同じ調理法で材料だけ違います。ほかにも牛肉を使えば『藥燉牛肉』、羊肉を使えば『藥燉羊肉』などの料理を派生させることができます。ヤマイモを加えて『藥燉山藥排骨』にしてもいいでしょう。

刻んだ生姜を少量乗せて食べると更においしいです。





當歸鴨│鴨肉の当帰スープ煮

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當歸鴨│鴨肉の当帰スープ煮

以前にもすこし書きましたが、台湾で「鴨肉」と言った時は、大体アヒルの肉を指します。今日紹介する『當歸鴨肉│鴨肉の当帰スープ煮』も、名前こそ鴨という字が入っていますが、実際にはアヒル肉、日本で言う合鴨の肉で調理されます。いぜん『麻油雞』のレシピの時にも書きましたが、筆者は日本で食べる鴨は好きなのに、台湾で食べるアヒルは嫌いです。おそらく調理方法かアヒルの品種、もしかすると筆者の舌に問題があるのでしょう。

というわけで、レシピには合鴨肉(アヒル肉)で調理すると書いてますし、それが正しいのですが、若し可能なら真鴨肉を使って作ったほうが無難だと思います。正直真鴨肉も合鴨肉も調理すれば大差ないと分かってはいるのですが、筆者は台湾のアヒル肉が嫌いなので、日本で作る場合でも真鴨肉をお勧めしています。柔らかい合鴨肉が手に入るのならそれで作ってもいいでしょう。ほんとうになんであんなに固いんでしょうね、台湾のアヒルは。

この『當歸鴨』という料理は台湾の薬膳料理の中でも割とポピュラーなもので、各地で看板を見かけることができます。こちらもさまざまな作り方があるのですが、本日は昨日作ったルーウェイスープを使って作ります。昨日のスープさえできていればそれで肉を煮込むだけの簡単料理です。鴨肉とスープだけ食べるのは寂しいので、細い麺(麺線)を加えて食べることも多いです。

当帰は血を補い、血の巡りを良くするとされる生薬で、冷え性、特に女性の月経不順や不妊症に使われます。昨日紹介したルーウェイスープには当帰が主薬として入っているので、スープで煮込んでそのまま『當歸鴨肉』とします。料理名にはご覧の通り『當歸鴨肉│鴨肉の当帰スープ煮』と当帰の名前しか入っていませんが、実際にはさまざまな生薬と香辛料を混ぜて作られています。当帰をあえて料理名に入れているのは、「飲むと体が温まるよ」、「女の人には特にいいよ」とアピールしているのです。特に鴨肉で調理しなくても、昨日のスープで作ったルーウェイは必然的に血の巡りを良くして、体を温めてくれます。顔色が悪いねと言われる人は食べてみましょう。

中国語のWikiには"對於身體虛弱的女人來說是相當滋補的補品,營養價值高。數十種中藥材搭配鴨肉一起熬煮,能活絡筋骨、調補氣血,富含膠原蛋白,尤其適合貧血患者,手腳冰冷者食用,十分溫和,小孩大人皆適宜。"(https://zh.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B6%E6%AD%B8%E9%B4%A8 データ取得2013/1/24) とあります。膠原蛋白とはコラーゲンのことで、おそらく鴨肉由来のものでしょう、あとは漢字の字面で何とか意味が分かりますか?女性ならば一度は食べておきたい薬膳料理です、台湾旅行時にチャンスがあれば、一度食べてみましょう。

あと、誰か柔らかい肉の入っている『當歸鴨肉』のお店知ってたら教えてください。

昨日のルーウェイスープ(1)の作り方はこちら




難易度:


調理時間:
1時間以内+(ルーウェイスープ(1)の調理時間)

材料:
合鴨肉 ……… 半匹(600g)
ルーウェイスープ(1) ……… 1200cc


作り方:
1.合鴨肉はよく洗ってぶつ切りにした後、沸騰したお湯で3分ほど茹でてアクを抜いておく。

2.ルーウェイスープを沸騰させ弱火で1時間ほど煮込んで完成。


Point:
最初はアヒル肉よりも鴨肉か普通の鶏肉で作るのを強くお勧めします。名前は『當歸雞湯│鶏肉の当帰スープ』となりますし、実在する料理です。

本格的に作るとなると数十種類の生薬(昨日のルーウェイスープ(1)に、更に党参、芍薬、陳皮、大棗、冬虫夏草など)を煮込んだ薬膳スープを使います。本格的すぎると一般人が日本で作るのはまず無理ですが、そのうちネタで紹介するかもしれません。ご期待ください。

スープは独特の薬臭さがありますが、この匂いがたまらなく好きな人もいるのです。冬は足先が冷えて辛いと言う人は試して見ましょう。

ソーメンを茹でて加えて、台湾の軽食風に作ってもおいしいと思います。更にネギを加えると中華風鴨南蛮になります。




滷汁 (1)│ルーウェイスープ (1)

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滷汁 (1)│ルーウェイスープ (1)

台湾には『滷味│ルーウェイ』という料理を提供する屋台がたくさんあります。 濃い漢方薬ベースのスープに好みの材料を選んでスープで煮込んでもらい食べる料理です。このルーウェイですが、適切な日本語名が思い浮かびません。日本で認知されている料理でもないので、中国語の発音をそのまま書くとどんな料理なのか伝わらない…。

滷の漢字はにがりの意味ですが実際ににがりは使ってないし、しかも常用漢字ではないので、中国語の直接表記も難しい…。この料理のスープを意味する滷汁はもともとアルカリ性の水溶液の意味なので、この表記もいまいち…。(多くの香辛料は煮込んだ水溶液がアルカリ性になるので間違いではないのですが…)

滷味、Lu3 Wei4、Luwei、ルーウェイ、ろみ…

駄目です。諦めました。今後中国語の発音を真似てルーウェイと書きます。以前からこのルーウェイのレシピはたくさん集めており、筆者もこの料理が大好きなのでいつか紹介したいと思っていたのですが、料理名をどうするか悩んで紹介を保留していました。中に入れる具を変えるだけで、いろんな料理を派生させることができる応用力の高い料理でもあります。日本では材料が手に入りにくいと思いますが、台湾を代表する料理でもありますので今後は時々紹介させていただきます。

ルーウェイ屋台は日本のおでん屋台にすこし似ていますが、食べたことのない人にはまったく伝わらないと思います。百聞不如一見、一度台湾で食べてみてください。どこでも買えます、どこにでも売っています。この料理を食べずして台湾を語るなかれというくらいの料理です。

このルーウェイのベースとなるスープですが、まさに百花繚乱、千変万化、多種多様で同じ材料を使っても香辛料の品質で味が変わり、同じ香辛料を使っても、出汁をとる具で味が変わり、同じ具を調理しても買いに行く時間帯で味が変わると言う奥の深い料理です。まぁ、材料さえそろえば日本でも作れます。材料が欲しい人は連絡ください。1000円くらいで10人分とか作れると思います。

我が家は何の変哲もない住宅街にありますが、近所のルーウェイ屋台は夕方から翌朝までの営業で数年続いています。夜中に誰が買っているのか知りませんが、24時間軽食や飲料が手に入るコンビニと同じように、台湾のルーウェイ屋台はいつでも楽しめる庶民の栄養源の一つなのです。煮込む具の種類も非常に豊富で、キノコ類、肉類、野菜類、鴨の血液を固めたものや、インスタントラーメン、ウズラの卵に練り物、鶏の首、よく分からない中華材料などを好みで選んで目の前で煮込んでもらいます。

本日はまず基本となるスープの作り方を紹介します。材料さえあれば…日本でも作れますよー。



難易度:
☆☆

調理時間:
1時間以内

材料1:
当帰 ……… 8g
桂皮 ……… 8g
枸杞 ……… 5g
杜仲 ……… 5g
熟地黄 ……… 5g
川芎 ……… 5g
黄蓍 ……… 5g
肉桂 ……… 3g
甘草 ……… 3g

材料2:
ネギ ……… 5本
生姜 ……… 200g

調味料:
塩 ……… 80g
氷砂糖 ……… 50g
酒 ……… 500cc
水 ……… 4000cc

作り方:
1.熱した鍋に少量の油(分量外)をひき、材料1をサッと炒め、香りが出たら取り出してティーパックに詰める。ネギ、生姜は鍋に入る大きさに切る。

2.鍋にすべての材料、調味料を入れ強火で沸騰するまで過熱してから、弱火で1時間煮込んで完成。


Point:
材料さえあれば、簡単なものです。1時間じっくり煮込んで十分に味が出たらパックは取り出します。少々塩辛いという方は水を足してください。

この漢方スープで好みの具を煮込み、ルーウェイとして食べます。かまぼこ、カニかま、竹輪などの練り物、ウズラの卵、肉、麺、キノコ類、野菜、何を煮込んでも合います。

明日はこのスープを利用した料理を二つ紹介したいと思います。お楽しみに。

香辛料の読み方は
 当帰│とうき
 桂皮│けいひ
 枸杞│くこ
 杜仲│とちゅう
 熟地黄│じゅくじおう
 川芎│せんきゅう
 黄蓍│おうぎ
 肉桂│にっけい
 甘草│かんぞう
です。


生菜蝦鬆│エビ餡のレタス巻き

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生菜蝦鬆│エビ餡のレタス巻き

本日はリクエストを受けました『生菜蝦鬆│エビ餡のレタス巻き』のレシピを紹介します。もともと台湾料理ではなく、中国八大菜系では湘菜と呼ばれる湖南地方の料理で、プリップリのエビの身をレタスで包んで食べる高級料理です。台湾にも有名な湘菜料理店が多くあり、そちらで食べられます。以前紹介した『左公鶏』なども湘菜を代表する料理です。

四川料理と同じく唐辛子を多用した辛い料理が多い湖南料理ですが、すべてがすべて辛いわけではありません。この『生菜蝦鬆』もその辛くない湖南料理の一つです。古くは炒めたエビを野菜で巻いただけというシンプルな料理だったそうですが、現代では揚げパンやタマネギ、ニンジンなどを混ぜて豪華に作ります。大陸のほうの料理レシピを調べるとニンジンやセロリ、たまねぎなどを加えたものがほとんどなのですが、台湾の某湖南料理店では…、使われている材料はエビと揚げパンだけ。この差は…そう、台湾や日本など周りを海に囲まれて新鮮なエビが手に入る地域では余計なものは必要はないということでしょう。そのくらいエビの味が生きている料理です。

本日紹介するレシピも極力余計なものを排したものですが、日本で作るなら本家湖南料理を超えるのも可能かと思います(湖南地方には海がありません)。

美食の多い台湾においても、『生菜蝦鬆』は、日本人の口に合うこと間違いなしの絶品料理です。ぷりぷりのエビとサクサクの油條(今回はえびせんで代用します)、そしてパリパリのレタス。特別な材料はなにも必要なく、日本の家庭でも簡単に再現できます。ぜひ挑戦してください。





難易度:
☆☆

調理時間:
30分以内

材料:
エビ ……… 10匹
レタス ……… 1個
えびせん ……… 適量
 (→Point参照)
ニンニク ……… 3個
生姜 ……… 5g
 (生姜の絞り汁だけでもOK)
卵白 ……… 1個分
片栗粉 ……… 50g

調味料:
塩 ……… 小さじ1
胡椒 ……… 小さじ1
酒 ……… 小さじ1/2


作り方:
1.レタスはよく洗い、葉を一枚ずつ分けて60度のお湯に2分ほど浸けて取り出しておく。曲がった部分をお椀状になるように切っておく。ニンニク、生姜はみじん切りにする。えびせんはエビと同量を取り食感が残るサイズに砕いておく。

2.エビは殻を剥き、頭と尾を取り、背ワタを取り除く。包丁でペースト状になるまで叩き、ボウルに入れて胡椒、片栗粉、卵白と混ぜ合わせて冷蔵庫に15分ほど入れておく。

3.熱したフライパンにサラダ油(分量外)をひき、ニンニク、生姜を炒める。香りが出たら漬けておいたエビを加え、強火で色が変わるまでサッと火を通す。塩を少量ずつ加えて味を整え、砕いたえびせんとざっくり混ぜ合わせて器に盛り付ける。

4.作り方1のレタスを添えて完成。食べる時に適量をレタスに乗せて食べる。



Point:
レタスを60度のお湯に漬けるのは葉をパリッパリにするためです。水道からお湯が出るなら手で触れないくらいの温度のお湯をボウルに貯めて、葉を浸せばOKです。これだけでレタスは驚くほどパリッパリになります。お湯の温度は60-70度くらいを目安に。

えびせんを使うのは日本では台湾の揚げパン『油條』が手に入れにくいからです。ワンタンや餃子の皮を短冊状に切り、油で揚げて黄金色にしても代用できます。麩を使ってもたぶんいけます。

新鮮なエビを使うなら、生姜も酒もいりません。ニンニクとエビ、レタスだけでも十分おいしいものが作れます。

漬けておく時間を長くすればそれだけエビに味が染みます。時間があるなら1時間くらい漬けて置きましょう。

この料理が高級である所以はおそらくその見た目の美しさにあります。ですが、その作り方は簡単なものです。秘伝や秘訣などは、せいぜい火の通し方と漬け汁の作り方くらいでしょうが、日本では新鮮なエビを使うだけですべて解決します。スーパーで新鮮なエビを見かけたら一度挑戦してみましょう。

逆に何かを足したいなら、みじん切りにしたタマネギ、ニンジン、シイタケ、パセリ、タケノコ、貝柱などでしょうか。炒め上がりにごま油を少量たらしてもOK。ボリュームが欲しいなら細かくみじん切りにしたタマネギ半個をエビと同時に炒めて作りましょう。




黑糖糕│黒糖蒸しケーキ

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黑糖糕│黒糖蒸しケーキ

台湾には澎湖(Peng-hu:ほうこ)という地域があります。台湾中部の西に位置する小さな島々を合わせて澎湖諸島と呼び、非常に美しいサンゴ礁や歴史遺跡が見られることで有名な観光地です。台湾で最も古い廟も澎湖にあります。

現実的な話をすれば島では観光以外にこれと言った産業がなく、若者が職を求めて本島のほうに渡ってしまうため、住民の高齢化が進んでいます。これではいかんということで、何か特産品を作ろうと開発されたのが、黒糖を使った蒸しケーキで、これがヒットして今では台湾人の誰もが澎湖といえば黒糖ケーキを思い浮かべるほどに有名な特産品となりました。

ところがこの黒糖ケーキ、特に澎湖でなければ作れないといった特別な料理ではない上に、黒糖は台湾本島の方が質のいいものが採れる、しかも消費期限が短くて澎湖に行かなければ買えないと言うことで、黒糖ケーキブームに乗っかっていろんなメーカーが本土で同じような商品を売り出しました。澎湖諸島に行かなくても黒糖ケーキが買える様になってしまったのです。結局澎湖は観光が産業の生命線であることに代わりはなく、苦戦を余儀なくされています。地元で取れる特産品を使えばよかったのに…、という突っ込みは入れないであげましょう。

またまたこのままではいかんということで、現在は日本統治時代の要塞跡を観光地化しようとしたり、サンゴ礁を石垣にした特殊な町並みを復元しようとしたりと観光資源の開発に尽力しているようです。

どうも台湾はこの手の観光資源の開発がへたくそで、各地にすばらしい観光地がたくさんあるのに開発が下手、広告が下手、維持が下手、だから投資も呼べない…段々書いていて悲しくなってきました。筆者の意見ですが、いまいち戦略的な視点にかけている気がするのです。まぁ、台湾という政府の立場上仕方ない部分もあるので、長い目で見守りましょう。

さて、本題から大分それました。そんなわけで本日はコラムにも登場した『黒糖蒸しケーキ』のレシピです。いくつかレシピがあるのですが、作り方は非常にシンプルなのでまとめて公開します。材料A-Cの三つから1つを選んで作ってみてください。(ちなみにCが澎湖黒糖蒸しケーキとして紹介されていたものです。)


簡単なので、見るまでもないのですが、最後に作り方の動画(中国語)を紹介しています。


難易度:


調理時間:
1時間以内

材料A:
黒糖 ……… 250g
砂糖 ……… 100g
中力粉 ……… 200g
強力粉 ……… 200g
片栗粉 ……… 100g
米粉 ……… 75g
ベーキングパウダー ……… 大さじ1
水 ……… 800cc
ゴマ ……… 適量

材料B:
中力粉 ……… 600g
米粉 ……… 300g
黒糖 ……… 600g
ベーキングパウダー ……… 40g
水 ……… 600cc
ゴマ ……… 適量

材料C:
薄力粉 ……… 400g
片栗粉 ……… 100g
黒糖 ……… 300g
水 ……… 400g
卵 ……… 3個
サラダ油 ……… 200g
水 ………70g
ベーキングパウダー ……… 20g
ゴマ ……… 適量

道具:
直径18cmのケーキ型かカップケーキ型を数個


作り方:(共通)
1.黒糖は細かくつぶしてから水を加え加熱して完全に溶かしてから、冷まして黒蜜を作る。 粉類はあわせてふるいにかける。型にクッキングペーパーなどをひいておく。

2.ふるった粉にゴマ以外の材料と黒蜜を加えよく混ぜ合わせる。

3.型に流し入れ
  材料A: 30-40分
  材料B: 20-25分
  材料C: 25-30分
蒸し器で蒸す。

4.型から取り出して上にゴマを振って完成。


Point:
材料によって蒸す時間が微妙に違いますが、分からなくなったらひとまず30分蒸せばOK。頃合になったら蒸し器の蓋を開けて竹串を刺して火が通ったか確認してください。

材料Aの砂糖を全部黒糖に代えると、真っ黒いケーキになります。砂糖で色の濃さが調節できます。

手早く混ぜる場合はこのレシピでいいですが、子供と一緒になどのんびり作りたい場合はベーキングパウダーは最後に入れましょう。

慣れてきたらあれこれ入れ替えてオリジナルレシピを作ってみましょう。


中国語:材料C(黒糖と水の代わりに黒蜜)を使った黒糖蒸しケーキの作り方です。





豆漿鍋 (2)│豆乳鍋 (2)

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豆漿鍋 (2)│豆乳鍋 (2)

昨日に引き続き豆乳鍋です。今回ももちろん豆乳ベースなのですが、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。スープに具を入れて煮込むというよりはすき焼きのように具を焼きながらソースを絡めて食べるような食べ方になります。

一度沸騰させると10分ほどは火を止めておいてもいいくらい熱持ちがよいので、猫舌の人はよく冷ましてから食べましょう。また、昨日は鶏肉を使って作りましたが、今回は豚肉や牛肉のスライスを用います。一風変わった豆乳鍋ですが、「白いすき焼き」と呼びたくなるくらい肉と合うので、一度試してみてください。


難易度:


調理時間:

材料1:
豆乳 ……… 250cc
片栗粉 ……… 大さじ4
水 ……… 大さじ8
固形昆布だし……… 小さじ1

材料2:
豚肉薄切り ……… 250g
白菜 ……… 適量
タマネギ ……… 適量
豆腐 ……… 1丁
シイタケ……… 適量

調味料:
塩、醤油など ……… 適量


作り方:
1.白菜はよく洗い食べやすい大きさに切る。たまねぎは皮を剥き千切りにする。豆腐は賽の目に切る。シイタケはよく洗って石づきをとり飾り包丁を入れる。片栗粉は水に溶かして水溶き片栗粉を作っておく。

2.鍋に豆乳を入れ加熱して暖かくなったら昆布出汁の素を入れよく混ぜ合わせる。沸騰したら火を止め、水溶き片栗粉を入れる。

3.材料を入れ、火が通ったら塩で味付けして完成。醤油は好みでかけます。


Point:
水溶き片栗粉を入れると豆腐より若干柔らかいくらいの状態になります。 箸を直接つけていると唾液に含まれる成分で片栗粉のでん粉が分解されとろみがなくなってくるので、取り箸やお玉などで自分の箸が直接鍋の中に入らないようにしましょう。

スープを飲む料理ではありませんが、とろみの付いた豆乳は具と絡ませて食べます。スープが少なくなってきたら一度鍋を空にして、もう一度一から作りましょう。慣れると数分で作れます。

肉は好みで豚や牛、羊などを使いましょう。この作り方だと鶏肉は火が通りにくいので、別に調理してから入れるとよいと思います。
















豆漿鍋│豆乳鍋

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豆漿鍋│豆乳鍋

今日も鍋料理です。そして明日もたぶん鍋です。鍋系はレシピがたくさんあるので、ネタに困らないのが一番の理由です。以前『麻辣豆漿鍋』というレシピを紹介しましたが、その辛くないバージョンです。作るのが簡単、見た目がきれい、しかもおいしいというおもてなしには最適の鍋です。『麻辣豆漿鍋』とはほぼ辛くないだけの違いしかありませんが、こちらのほうが濃厚な大豆の香りが楽しめます。スープはたんぱく質が豊富で腹持ちもいいので、夜食べれば体が温かいまま眠ることができるでしょう。非常に健康的(に見える?)な鍋料理です。

例によって具はお好みで入れて欲しいのですが、特にシイタケとカボチャは豆乳鍋との相性が抜群なのでおすすめです。真っ白い出汁に色の付いた具が浮いている姿は芸術的ですらあります。

では、作ってみましょう!



難易度:


調理時間:
1時間以内

材料1:
無糖豆乳 ……… 1500cc
ブイヨンスープ ……… 1500cc
 (昆布だし、かつおだしスープなどでも代用可能)

材料2:
鶏肉 ……… 半匹分
キャベツ ……… 適量
里芋 ……… 適量
シイタケ ……… 適量
カボチャ ……… 適量

調味料:
塩 ……… 適量


作り方:
1.鶏肉はぶつ切りにし沸騰したお湯で3分ほど茹でてあくを抜いた後氷水につけておく。キャベツはよく洗い食べやすい大きさに切る。里芋、カボチャは皮を剥き一口大に切り分けておく。シイタケは石づきを取り、飾り包丁を入れる。

2.鍋にブイヨンスープを入れ沸騰させた後、よくかき混ぜながら豆乳を加え塩で味を整える。

3.沸騰したら弱火にし、材料を入れて火が通ったら完成。



Point:
何の難しいことはない鍋です。Pointとしてはブイヨンスープを先に入れて沸騰させておくことです。鍋が熱いときに豆乳から入れると焦げることがあります。

その他おすすめの具は、人参、大根などの根菜類、セリ、白菜などの葉っぱ類、エビやサケも豆乳の白と鮮やかな対比になってよいと思います。

浸透圧の関係か具には火が通りやすいので、いつもより早めに取り出して食べましょう。




麻辣火鍋 (3)│台湾激辛鍋 (3)

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麻辣火鍋 (3)│台湾激辛鍋 (3)


冬なので当たり前といえば当たり前なのですが、ここ数週間のアクセス上位には今まで紹介した鍋類のレシピがずらり並んでいます。特に火鍋のレシピは人気のようで、今日は新たに火鍋のレシピを一つ紹介したいと思います。特殊な香辛料は使わず、唐辛子と花椒だけで辛味を出すので日本の家庭でも非常に作りやすいと思います。

鍋類は簡単なだけでなく、作れば作るほどあれを入れればよかった、あれをもっと減らせば(増やせば)よかったと改善したい点も出てきます。それを改良して行って「我が家の味」が、完成するのです。まずは少人数で練習し、慣れてきたら友人を招いてにぎやかに鍋パーティーもいいですね。

台湾式の鍋料理も奥が深いので、ぜひ挑戦してみてください。筆者は火鍋はもっぱら外食ですけど。

以前紹介した火鍋のレシピはこちら
麻辣火鍋
麻辣火鍋2


 


難易度:


調理時間:
1時間以内


材料1:
ごま油 ……… 大さじ1
生姜 ……… 15g
ニンニク ……… 2個
豆板醤 ……… 大さじ2
豆乳 ……… 大さじ1
ブイヨンスープ ……… 5000cc

材料2:(お好みで)
白菜、豆腐、厚揚げ、肉類、キノコ類、野菜類など ……… 適量


調味料:
一味唐辛子 ……… 大さじ1
花椒粉 ………小さじ1
オイスターソース ……… 大さじ1
固形ブイヨン ……… 大さじ1/2
砂糖 ……… 大さじ1
塩 ……… 適量



作り方:
1.生姜とニンニクはみじん切りにする。

2.鍋にごま油をひき、生姜とニンニクをきつね色になるまで炒める。その後、豆板醤と豆乳を加え、香ばしい香りがしてくるまで炒める。

3.ブイヨンスープを加え沸騰させた後、残りの調味料を加えて味を整えクツクツと煮込む。

4.材料を入れて火が通ったら完成。


Point:
上記作り方の通り、何も難しいことはありません。ブイヨンスープの変わりに、昆布や煮干のだし汁を使っても作れます。日本で普通の鍋を作る要領で、上記材料を加えれば火鍋を作れます。

豆乳の量を増やすと、まろやかさが増します。砂糖入りを使っても大差ないので、好みで増減させましょう。

調味料を投入するとき、特に固形ブイヨンと塩は味見をしながら少量ずつ加えましょう。辛いとこの味見が大変なので、辛味系の調味料は最後に入れるのがよいと思います。七味唐辛子や柚子唐辛子を使っても作れますので、お試しあれ。

豆板醤は炒めてから使うと、香りが引き立ちます。

鍋の材料は本当にお好みでどうぞ。




多多檸檬│ヤクルトレモン

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多多檸檬│ヤクルトレモン

台湾のドリンクステーションで提供される飲料は本当に数が多く、ミルクティーベースのもの、緑茶を使ったもの、果汁を使ったもの、チョコレートを使ったものなどに分類されて売られています。さらにそれぞれに、「加料」と呼ばれるタピオカやココナッツなどを加え、カップの大きさと甘さ、氷の量を指定して購入します。基本となる飲料だけでも十数種類、それに加えるトッピングが十数種類、カップの大きさと甘さ、氷の量まで含めると、その組み合わせの数は時に数千にもなるでしょう(いや、いい過ぎかも…。普通の店ではせいぜい数百といったところです。)。

休日の繁華街やバス停の近くの店では行列ができてしまい、これらをアルバイトがオーダーされた順に作ってくれるのですが、彼らのテキパキと動く姿は待ち時間も忘れて見入ってしまうほどです。その中でも定番中の定番メニューといえば『珍珠奶茶│タピオカミルクティー』でしょうか。台湾を訪問したことのある方の中にもファンという人が少なくないでしょう。(中国語ができない方だけでも、すこしの勇気があれば注文できます。)

本日はその『タピオカミルクティー』ではなく、日本では珍しいヤクルトをベースとしたドリンクを紹介いたします。定番のお茶やココアをベースにしたドリンクもおいしいのですが、それらは後日のシリーズ物として取っておきましょう。というわけで今日は『ヤクルトレモン』という飲料の紹介です。

昨日の天気が良すぎてドリンクショップで調子に乗ってしまい、夕方氷入りの本飲料を注文して結局今日の朝まで残してしまった筆者に同情してくれる方は、ぜひ作ってみてください。運動後などにはよいと思います。またこのドリンクは大体どこの飲料店でも注文できると思いますが、店毎に微妙に名称が異なることがあるので、ご注意ください。ドリンク名に「多」の文字があれば、大体ヤクルト(中文で"養樂多│ヤンルードゥオ"といいます。)がベースのドリンクです。




難易度:


調理時間:
一瞬

材料:
レモン ……… 1個
ヤクルト ……… 2瓶
シロップ ……… 30cc
氷 ……… 適量



作り方:
1.大き目のカップに氷を適量入れておく。

2.シェーカーに氷を詰め、絞ったレモン汁、ヤクルト、シロップを入れる。

3.蓋をして振り混ぜ、カップに注いで完成。


Point:
氷の量は「半冰」、「少冰」、「去冰」などと指定し、それぞれ「半量」、「2-3割」、「なし」を意味します。冷たいドリンクは作成時に既に冷たいので、その場で飲んだり味が薄まるのが嫌な人などは「去冰」で頼みます。

シロップの量は「7分糖」、「半糖」、「少糖」、「無糖」などといい、それぞれ7、5、3、0割を意味します。このドリンクの場合ヤクルトが既に甘いので、無糖でもほんのり甘みを感じられます。好みで調節しましょう。

普通の砂糖を使っても作れますが、少量の熱湯で溶かしておかないとアイスではなかなか解けてくれません。

日本の家庭ではあまりやらないと思いますが、台湾ではヤクルトと果汁を混ぜたドリンクの種類が多く、7-11などのコンビニでもいくつかのヤクルトを使ったドリンクを購入できます。パッションフルーツや緑茶などと混ぜたヤクルトは、意外や意外、かなりおいしいのです。まずはレモン汁で試した後、他の果汁でも試して見ましょう。

たぶんホットでもいけます。





海鮮炒麵│海鮮ヤキソバ

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海鮮炒麵│海鮮ヤキソバ

何の変哲もない海鮮ヤキソバですが、今回は焼きそば用のソースを自作します。チャーハンなどを作るときにも大さじ1混ぜれば、中華料理店の味が家庭でも再現できますので、作り置きしておくのはどうでしょう?豚肉を炒めるときにも少量加えるとおいしくなります。割と万能なヤキソバ用ソースです。

いろいろなソース類を混ぜ合わせて保管しておき、少量ずつ使うと料理に深みが出ます。空いた小型のケチャップボトルなどに入れておけば、好きな時に使えて便利です。




難易度:


調理時間:
一瞬

材料:
やきそば麺 ……… 250g
キャベツ ……… 100g
人参 ……… 20g
白身魚 ……… 30g
イカ ……… 30g
エビ ……… 40g
豚肉 ……… 40g
ネギ ……… 適量

調味料1:
水 ……… 150cc
醤油 ……… 大さじ2
砂糖 ……… 小さじ1
胡椒 ……… 小さじ1/2
調味料2 ……… 大さじ1


調味料2:(ヤキソバソース7-8人分)
すりおろしニンニク ……… 大さじ1
ケチャップ ……… 大さじ1
BBQソース ……… 大さじ2
 (焼肉のたれなどで代用できます)
酢 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 大さじ2
熱水 ……… 大さじ1
ごま油 ……… 小さじ1

作り方:
1.調味料2を全部混ぜ合わせヤキソバ用ソースを作る。

2.キャベツはよく洗って荒く千切りにする。人参は皮を剥いて細長く切りる。ネギはみじん切りにする。イカと白身魚は食べやすいサイズに切り分ける。エビは殻を剥いておく。豚肉は千切りにする。

3.熱した鍋に少量のサラダ油(分量外)を入れ、ネギ、イカ、白身魚、エビ、豚肉を入れ豚肉の表面が白くなるまで炒める。キャベツと人参を加え、少量の水(分量外)を足して蓋をして数十秒蒸す。

4.水気がなくなる前に醤油、砂糖、胡椒で味を整え、麺を加えて水気がなくなるまで具と絡めながら炒める。食膳に調味料2を振りかけて完成。


Point:
調味料2を混ぜ合わせたものはヤキソバだけでなくチャーハンのベースとしても使えます。酢が苦手な人は抜いてください。焼肉やしゃぶしゃぶのタレとしても使えます。

白身魚はタイやサケなどを使うといいでしょう。白身魚でなくてもツナ缶を使ってもおいしくできます。

材料が準備できていれば調理は5分もかかりません。 サッと作れます。

目玉焼きを乗せると子供が喜ぶと思います。




芋頭奶茶、芋香奶茶│タロイモのミルクティー

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芋頭奶茶、芋香奶茶│タロイモのミルクティー

本日はちょっと趣向を変えまして、デザートを一つ。台湾のドリンクステーションは低資本ではじめられある程度安定した利益を見込めることから、どこに行っても多くのフランチャイズのお店を見かけることができます。夜市などにぎやかな場所では飲料店が5件も6件も隣同士で並んでいることもあります。今日はそんな台湾のドリンクショップの定番メニュー『芋頭奶茶│タロイモのミルクティー』を紹介したいと思います。

タロイモの豊富なでん粉が口の中でサラサラの食感を演出し、夏はアイスで、冬はホットで楽しめます。台湾の飲料店では大部分タロイモの粉を利用して作っていますが、日本ではまず手に入らないので、ここでは普通にタロイモを蒸すところから始めます。台湾ではときどきタロイモと、紫のサツマイモを混同している人がいますが、別物です。

ふわりと立つ芋の香り、薄い紫が美しい、タロイモのミルクティーのレシピを紹介します。



難易度:
☆☆

調理時間:
30分以内

材料:(一人分)
紅茶 ……… 350cc
粉ミルク ……… 大さじ1
 (牛乳でもOK、ミルクティーを作ります。)
タロイモ ……… 10g
シロップ ……… 大さじ1
 (砂糖でもOK)



作り方:
1.タロイモは皮を向き、ゴルフボール大に切って10分ほど蒸し、中まで火を通します。

2.少量の紅茶を加えてすりつぶし、残りの材料を加えて完成。


Point:
タロイモは一つが大きいので、一個で数人分作れます。皮を剥いてないならそのままの状態でジャガイモのように長期保存できます。

冬は暖めて、夏は氷を足して飲みましょう。砂糖の量や紅茶の種類は各自調節してください。

蒸すのが面倒なら、皮付きのままオーブンで焼き、皮を剥いてホクホク状態のタロイモ適量をつぶしてもOK。少々水っぽくなりますが皮のまま煮ても大丈夫だと思います。

火を通したタロイモは切り分けて冷凍保存できます。

タロイモは大手スーパーなら売っていると思います。ドリンクにする以外にも、里芋の代わりに煮物に入れたりすると美味なのでお試しあれ。鶏肉との相性は抜群です。

手に入らなければ里芋で代用してみてください。たぶん…似たものが作れます。




淮山四寶│ヤマイモの四宝スープ

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淮山四寶│ヤマイモの四宝スープ

いやぁ、今日の記事は苦労しました。大学生のレポートみたいになってますね。料理のレシピは下の方なので、難しい部分は寝る前にでも読んでください。

さて台湾人は「淮山」を「山薬」の別名として用いるようです。以前漢方薬局でももとも植物がちょっと違う別物だと言い張る筆者と同じだという店の主人とで軽く議論になったことがあります。

そしてこの「淮山」ですが、台湾でも「准」と「淮」で表記がゆれています。気になって調べてみたのですが、多くの人が表記を間違って覚えているという面白い事実が明らかになりました。

まずは現代漢語詞典で二つの漢字の意味を見てみます。以下の通りまったく別の意味ですね。

:Huai2(ファイ)

淮河。發源於河南、流經安徽。入江蘇。

淮河は長江、黄河に次ぐ中国で三番目に長い河の名前。
要は固有名詞です(中国地理で”わいが”と習った記憶がありますね。)
地名にも使われます。


:Zhun3(ジュン)準の略字

標準、依據、準確、一定。
要は「準」という漢字です。准看護師、准教授の「准」です。


中国のWikipediaでは淮山は安徽省の淮河付近のものが有名なので淮の山薬と呼ばれるようになったとあります。(参照Wiki(中文)"原產地位於淮河附近因而得名淮山")

他にも、"古来最も品質のよいものは現在の河南省武陟縣のものとされ、その地域の夏王朝の地名が「覃懷」、周王朝時には「懷邑」と改称され、秦朝時代に再び「懷縣」と名称を変えた。隋代に「武陟」が置かれ、懷縣の名は消えるが、唐代には武陟に再び「懷州」が置かれた。この呼び名は後にも残り、明清時代には武陟で産出する山薬は”懷山藥”と呼ばれていた。懷の字が、難しいので同音の「淮」を当てて、淮山と書くようになった"という説もありました。

現代では淮河流域で取れたものを、安徽省に集めて出荷しているので、両説どちらも間違ってはいないようです。いずれにせよ、表記は”淮河”の淮を取って「淮山」、中国語の読みは"Huai shan"、日本語では"わいさん"で間違いはありません。

では、「准山」と「淮山」を用いて日本のGoogleと台湾のYahooで検索してみましょう。どちらも検索結果上位の大部分はヤマイモやナガイモについてです。


日本Google 台湾Yahoo
淮山 727,000件 482,000
准山 90,500,000件 2,050,000件
淮山+漢方 63,200件 -
准山+漢方 111,000件 -
淮山+中醫 - 8,570件
准山+中醫 - 19,900件
(2013.1.17検索)

正しいはずの「淮山」より、間違った表記の「准山」の方がHITが多いという結果になりました。さらに「漢方」というキーワードを足して検索してみました、これだと効能効果の説明などが書かれたHPが多くヒットしましたが、こちらも同じような結果です。台湾Yahooでも日本の「漢方」と同じような意味で「中醫」というキーワードを足して検索しましたが同じ結果でした。

つまり一般的な表記では、ほとんどの人が表記を間違っており、専門家ですら正しい読み方をあまり知らない(きっとIMEの手書きパッドなどで入力しているか、漢字をコピペして使ってる?)ということが分かりました。日本と台湾での漢方・中医それぞれのキーワードを加えた時の正誤表記の比率の差が逆転していることにも注目ですね。おそらく医療制度などの差でしょう(これ以上詳しくは調べません)。
 
原因の一番として考えられるのは、やはり漢字の形でしょう。ここまでまじめにこの文章を読んだ人も、じゃあ、どっちが正しい表記?と改めて問われたら「あれ…?」となってしまうのではないでしょうか?ちゃんと覚えてますか?筆者はいまだに曖昧です、そのくらい準備の「準」のイメージが強すぎるのです。


正しい読みと由来を知らない人が「淮山」 を”じゅんさん”と読むのも無理のない話しなのです。

分かったことをまとめます。

1.淮山は、わいさんと読みます。
2.准山の表記は間違いです。

3.日本でも台湾でも多くの人が准山と間違った表記をしています。
4.しかも日本では正しい表記は100分の1以下しかHITしません。 台湾では正しい表記は4分の1です。

5.日本で「漢方」を足して検索すると半分以上が正しい表記になります。
6.台湾で「中醫」を足して検索すると4割以上が正しい表記になります。

社会学や薬学を学ぶ学生の人にはいいレポートのテーマになりそうですよ。いやぁ、このブログは勉強になりますね。

では、本日はそんなヤマイモを使ったスープ料理です。体の心から温まって、元気になる薬膳スープです。以前紹介した『香菇雞湯』と似ていますが、漢方材料が追加されています。シンプルですが、非常においしいのでぜひお試しください。



難易度:


調理時間:
2時間

材料:
鶏肉 ……… 半匹分
ヤマイモ ……… 300g
蓮の実 ……… 50g
当帰 ……… 5g
クコの実 ……… 10g
干しシイタケ ……… 6個
生姜 ……… 10g

調味料:
水 ……… 1500cc
酒 ……… 200cc
塩 ……… 少々


作り方:
1.干しシイタケは石づきを取り、蓮の実と一緒に水に1時間ほどつけておく。生姜は薄切りにする。

2.鶏肉はぶつ切りにし、沸騰したお湯で3分ほど茹でてアクを除き、氷水につけて荒熱をとる。

3.鍋に干しシイタケと蓮の実をつけておいた水と共に入れ、鶏肉と残りの材料を入れる。残りの水と酒を加え、蓋をして1時間ほど煮込む。塩で味を整えて完成。


Point:
作り方3では全部の材料を炊飯器に入れてスイッチオンで簡単調理できます。

人参や大根、豆腐などを入れてもおいしいと思います。肉は好きなものに代えてください。





麻油雙腰│麻油双腰、豚腎臓と鶏白子のごま油煮込み

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麻油雙腰│麻油双腰、豚腎臓と鶏白子のごま油煮込み

昨日は豚の腎臓を使った薬膳料理『杜仲腰花』という料理を紹介しました。本日は同じく豚の腎臓を使った『麻油雙腰』という料理を紹介したいと思います。以前『麻油雞』という料理を紹介しており、調理方法はそれとほとんど変わりませんが、後ろの鶏の部分が双腰になっていますね。いったいどういうことでしょうか?

中国語で腰子と書いて腎臓を意味します。昨日はそれに飾り包丁を入れたので、腰花という名称でしたが、それが双つとはどういうことでしょう?腎臓が一組あるから?腎臓と肝臓を使う?いえいえ、正解は材料の一方に腎臓と形の似ている鶏の○○を使うからです。(昨日いきなりブログのアクセスが落ちてたので検索エンジンに蹴られるようになった可能性があります。○○の部分を直接表記したのが原因のような気がするので、いちおう伏字にします。)

いやーん、○○なんて…という方が大部分でしょう。台湾のほとんどの若い女性は(材料を知ってしまえば)男性の前であえてこの料理を注文することはありません(台湾人も猫をかぶります)。日本では鶏の○○は焼き鳥店の珍味”白子”として提供されていたりするので、日本のほうが若者にも受け入れられやすいかも知れませんね。味はほとんどないですが、クリーミーな食感です。

しかしこの『麻油雙腰』は、割と高級な料理(需要と供給のバランスのせい?)である上、ある程度以上の年齢の台湾人にもよく食べられている料理です。『麻油鶏』を提供している一部のお店でも注文することができますし、客家料理店などでも食べられます。

日本では鶏肉を卸している精肉店か焼き鳥屋で味なしの白子を頼んで、持ち帰れば材料はゲットできると思います。お試しあれ。

(写真はニンニクを追加したバージョン)

難易度:
☆☆

調理時間:
一瞬

材料:
豚腎臓 ……… 1個
鶏○○ ……… 6個
生姜 ……… 1塊
クコの実 ……… 大さじ2
 (なくても作れます)


調味料:
酒 ……… 200cc
ごま油 ……… 大さじ2
固形ブイヨン ……… 小さじ1


作り方:
1.生姜はスライスする。腎臓は食べやすい大きさに切った後、交差するように飾り包丁を入れる。腎臓は熱湯にサッとくぐらせて、冷水に付けておく。鶏○○はよく洗っておく。

2.熱した鍋にスライスした生姜を入れ、軽く焦げ目がつくまで炒める。大さじ1のごま油、クコの実を入れてサッと炒める。

3.同じ鍋に作り方1の豚腎臓と鶏○○を入れ軽くいためた後、酒を加えて蓋をし中火で煮込む。

4.ブイヨンスープで味付けし皿に盛り付けて、残りのごま油を上からかけて完成。


Point:
生姜スライスから完成までの流れは『麻油鶏』も参考にしてください。

アルコールを完全に飛ばさなくていいなら、調理は正味5分ほどで終わります。材料さえそろっていれば非常に簡単な料理です。

皿を熱湯に浸けて置くなどして暖めておけば、出来上がりの料理が冷えにくく、しばらくは暖かさを保ったままおいしく食べられます。逆に言えば冷えるとあまりおいしいなくなるので、食べる直前にささっと作ってしまいましょう。

豚の肝臓やニンニクを加えて作ったりすることもありますが、調理時間はほとんど変わりません。




杜仲腰花│豚の腎臓と杜仲の炒め物

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杜仲腰花│豚の腎臓と杜仲の炒め物

日本では杜仲茶としてよく知られている「杜仲」ですが、実際の生薬を見たことがある人は少ないのではないでしょうか?杜仲茶として日本でよく飲まれているのは葉の部分ですが、中医学や漢方の世界では樹皮を用います。手元に杜仲茶がある人は試してみて欲しいのですが、杜仲の葉っぱを手で二つにちぎると、葉の隙間に白い粘りのある糸を引くと思います。これが有効成分の正体でその名も「グッタペルカ(の類似成分?)」といい、有用な天然ゴム成分でもあります。他にも鉄分や亜鉛などミネラル分を豊富に含み、杜仲茶は健康食品として数度ブームを巻き起こしました。ちなみに葉っぱからも有効成分が摂れることを発見したのは日本人の研究者で、今のように世界中で健康茶として飲まれるまでになりました。

この有効成分グッタペルカ(の類似成分?)は葉っぱには2-4%、樹皮には10-16%含まれるというので、日本で樹皮を手に入れることができない場合、葉を4-5倍量用いれば、同じ料理が作れる可能性があります。中華料理はこの辺が結構保守的ですが、杜仲葉を研究した日本人研究者のように葉からこの料理が作れることがわかれば、中華料理会のエポックになることでしょう。あんかけに使う水の量は葉から作るには少ないので、まったく同じ調理法では作れません。葉っぱを使う時は各自工夫してください(→Point参照)。
 
さて杜仲ですが、ゴム成分(食用にできる天然ゴム成分ですので心配なく)を含むため利尿作用などを持ち、冬虫夏草などと並んで中医学では高級材料とされます。豚の腎臓と一緒に調理したこの料理は、「自分の体の悪い部分と同じ部分を食べる」と「その場所に効く薬を一緒に摂る」という中国医学の基本的な概念に沿って作られた薬膳料理です。腰痛や産後管理に効果があるとされ、台湾では産後のお母さんが体調管理に食べたりします。

健康な人が食べてもまったく問題はありません。このブログで読んだことを思い出して、フムフムと頷きながら料理を楽しみましょう。

こういう薬膳料理を提供する中華料理の店は日本にはあまりないので、台湾旅行時に探して食べてみましょう。1000円ほどで一皿注文できます。



難易度:
☆☆☆(材料入手による)

調理時間:
30分以内 + 下準備


材料:
杜仲 ……… 15g

花椒 ……… 3g
豚腎臓 ……… 400g(2個)
ニンニク ……… 5g
生姜 ……… 10g
ネギ ……… 5g
水 ……… 50g


調味料:
酒 ………大さじ1
酢 ……… 大さじ1
味の素 ……… 小さじ1g
醤油 ……… 小さじ2
片栗粉 ……… 10g
塩 ……… 5g
砂糖 ……… 10g




下準備:
1.杜仲はよく洗い、砕いてから熱水に浸けそのまま2-3時間つけておく。(葉を使う場合はお茶を出してから50cc程度まで煮詰め、漉して使いましょう)
 
調理法:
1.杜仲を漬けていた汁に酒、味の素、醤油、片栗粉、塩、砂糖を加え混ぜ合わせ、あんかけの素にする。ネギはぶつ切りにする。生姜、ニンニクは薄切りにする。

2.豚腎臓は食べやすい大きさに薄切りにし、筋膜側(外側)に交差する様に飾り包丁を入れる。

3.熱した鍋に適量の油(分量外)を引き、花椒を炒めて香りを出した後、豚腎臓、ネギ、生姜、ニンニクを入れてサッと炒める。火が通ったら、あんかけの素を入れて火を通しながらよく混ぜ合わせて完成。


Point:
杜仲を水につけておくのは半日でも1日でもOK。長ければその分成分が多く染み出します。お茶を使った簡易版も独特の甘みがあって十分おいしいと思いますので、挑戦した方は結果をお知らせください。

日本で一般に「杜仲」と言えば、健康食品のせいもあり葉の方を指します。日本では漢方薬の店で特別に注文しなければ樹皮の購入は難しいと思います。高価なので購入前の見積もりを忘れずに。台湾では漢方薬剤店で少量ずつ購入できます。メールでご連絡いただければ、対応します。

砕いた杜仲はあんかけにそのまま入ります。よけて食べるのが中華風です。ゴム成分グッタペルカ、おそらく水には溶けません(当たり前ですが…)。樹皮を水につけて柔らかくしてからあんかけに用いる料理ですが、やっぱり葉っぱだけで作るとこれをうまく抽出できない可能性があります。工夫しましょう。




嫩雞排│若鶏の超柔らかオーブン焼き

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嫩雞排│若鶏の超柔らかオーブン焼き

「嫩」とは、日本では余り見かけない漢字ですが、中国語では若い、なよなよしたなどの意味があります。日本語では”ふたば”などと訓読みしたりしますが、なかなか日常生活で使う機会が無い漢字です。料理名の「嫩雞」とは若い鶏、つまり若鶏のことですが、普通の鶏肉を使ってもまったく問題は無いので心配は無用です。

鍋で軽く炒めた後、オーブンで内側まで加熱することにより驚きの柔らかさで鶏肉を調理することができます。オーブンがある家庭の方はぜひ試してみましょう。



難易度:


調理時間:
30分以内

材料:
鶏もも肉 ……… 1本
バター ……… 50g


調味料:
酒 ……… 大さじ3
胡椒 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1
塩 ……… 小さじ1
小麦粉 ……… 大さじ4


準備
オーブンを220度に予熱する。

作り方:
1.鶏もも肉に包丁で数本スジを入れておく。酒、胡椒、砂糖、塩を混ぜ合わせ、鶏肉によく刷り込み3分ほど放置する。その後、表面に小麦粉をまぶしておく。

2.バターを鍋に入れ、中火で溶けるまで熱する。作り方1の鶏肉を入れ、表面がきつね色になるまで両側からよく焼く。

3.220度に熱したオーブンに入れ、5分ほど焼いて完成。

Point:
バターで軽くいためた後、オーブンで焼くことで非常に柔らかく調理することができます。ひと手間かかりますが、調理時間は短いので試してみてください。

味付けはレモン汁や塩コショウなどでシンプルにどうぞ。




芝麻糊│黒ゴマお汁粉

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芝麻糊│黒ゴマお汁粉

一時日本でもゴマの成分であるセサミンの抗酸化作用が話題になり、有名メーカーが強気な値段で健康食品を売っていたりしましたね。2週間分で6000円近くするような健康食品を毎日服用するより、普通に黒ゴマの料理を時々食べる方が健康的な生活のような気がします。今日は黒ゴマで作るお汁粉のレシピを紹介します。夏は冷たく、冬は暖かくして食べましょう、白玉を乗せたりすれば見た目も華やかになります。串団子にかけてもおいしいですよ。

作るのはとっても簡単。ゴマを軽く炒ってジューサーにかけるだけです。今すぐスーパーに黒ゴマを買いに出かけましょう!



難易度:


調理時間:
一瞬

材料:
黒ゴマ ……… 50g
水 ……… 300cc
砂糖 ……… 30g
冷水 ……… 50cc
片栗粉 ……… 小さじ2



作り方:
1.黒ゴマは水につけて軽く洗った後、よく水気を切ってからフライパンに入れ、10-15分ほど炒る。 いい香りがしてきたら、フライパンを濡れた布巾の上などに置き、荒熱を取る。

2.ジューサーに水と一緒に炒ったゴマを入れ、1-2分ほど粉砕する。片栗粉と冷水を混ぜ合わせ、水溶き片栗粉を作る。

3.鍋にすりおろしたゴマと水を入れ、砂糖を加えて煮る。沸騰したら火を止め、水溶き片栗粉を加えとろみをつけて完成。
 
Point:
日本のゴマはきれいな状態で売られていると思うので、洗う作業は要らないかもしれません。目に見えて雑物がある場合だけ洗って水気を切ってください。

ジューサーやミキサーが無ければすり鉢でつぶしましょう。すりこ木でゴリゴリやってもそれほど時間はかかりません。

水の代わりに牛乳を使っても作れます。砂糖と片栗粉を入れずに作って、ケーキのスポンジやクッキーに混ぜたりもできると思います。





糖醋蝦球│エビの甘酢あんかけ

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糖醋蝦球│エビの甘酢あんかけ

一度調理法を覚えておけばいろいろと応用の利く中華料理です。しばらく『糖醋』系を紹介していなかったので、今日は『糖醋蝦球│エビの甘酢あんかけ』という料理のレシピを紹介します。エビの身だけを使って作る料理なので、殻を出汁取りに使えばもう一つ海鮮系の料理が作れてしまいます。出しの取れる材料は無駄にしないようにしましょう。筆者は出汁の取れる材料はまとめて冷凍しておいて、たまってきたらスープベースを作るときにまとめて使うようにしています。

子供受けもよい料理ですので主婦の方は迷わずレパートリーに加えておきましょう。



難易度:


調理時間:
30分ほど

材料:
エビ ……… 10匹
片栗粉 ……… 適量


調味料1:
酒 ……… 大さじ1
胡椒 ……… 少々
塩 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 小さじ1

調味料2:
生姜 ……… 10g
ニンニク ……… 1個
黒酢 ……… 大さじ1
ケチャップ ……… 大さじ1
砂糖 ……… 小さじ1
水 ……… 50cc


作り方:
1.エビはよく洗い、頭と尻尾、足を除き、殻を取って背ワタを取り除く。ニンニクと生姜はみじん切りにする。

2.調味料1を混ぜ合わせたものに、エビを入れ冷蔵庫で10-20分ほど漬けておく。

3.取り出したエビの身に片栗粉をまぶし、少なめの油(分量外)できつね色に揚げる。火が通ったら。取り出し油を切っておく。

4.同じ鍋の油を少量残し、生姜とニンニクを入れて香りが出るまで炒める。残りの調味料2を加えてソースを作った後、作り方3のエビを入れ、サッと絡めて完成。

Point:
炒めるのではなく、揚げてからたれを染みこませるタイプの調理法です。エビ15匹くらいまでなら、ソースを増量せずに作れると思います。ブラックタイガーなどの大型のエビを使いましょう。

取り除いたエビの頭や殻は、海鮮スープのベースにしてしまいましょう。広東粥のベースとしても使えます。

エビを炒めるときの油は少量でOK。鍋を傾けてたまった油で炒める様にしてあげれば無駄遣いせずに済みます。

作り方4で水溶き片栗粉を(極)少量加えれば、トロトロのあんかけ風になります。

黒酢を使っていますが、普通の酢でも作れます。りんご酢で作ってもフルーティでおいしいですよ。

タマネギやピーマンを加えたり、ニンニクを増量してもおいしいです。
 







炒海瓜子│アサリ炒め

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炒海瓜子│アサリ炒め

四方を海に囲まれた台湾では日本と同じように海産物が豊富で、貝類も日本とほぼ同じような種類のものが食べられます。本日紹介する『炒海瓜子』は中でも定番で、熱炒の店では全国どこでも食べることができます。旅行本などでも『アサリの炒め物』などという名前で紹介されていたりするので、旅行中に食べたことがある方も多いかもしれません。

さてまたまた細かい話になりますが、どうにも名称の表記にゆれがあり混乱しています。
日本・中国・台湾のWikipediaで調べたところ、台湾でいわゆる「海瓜子」と呼ばれるらしきものは学名を Ruditapes variegata というらしく、写真を調べても日本でいう「ヒメアサリ」に該当します。日本で言う(狭義の)アサリは学名が Ruditapes philippinarum で、どうやら厳密には別の種のようですが、"広義にはアサリ属に属する二枚貝の総称で、日本でもアサリ以外にヒメアサリ(学名 Ruditapes variegata)もアサリと呼ぶ場合が多い。"と日本のWikipediaにあるので、アサリの炒め物と訳しても問題はなさそうです。

ただし問題はここからです。

1.中国のWikipediaで『海瓜子』を検索すると、「虹彩樱蛤(Tellina iridescens)」という貝がヒットします。
2.台湾のWikipediaで『Ruditapes variegata』 を検索すると、「杂色蛤仔(繁体字では雜色蛤仔)」という貝がヒットし、こちらは台湾での通称を「小眼花帘蛤」というそうです。海瓜子の文字はありません。
3.台湾のWikipediaで『Ruditapes philippinarum』 を検索すると「菲律賓蛤仔」という貝がヒットし、こちらの俗名が「雜色蛤()」というそうです。

三種の貝の別名がめちゃめちゃに混乱しています。

台湾人が「海瓜子」という名で呼んでいる貝は別の種の別名ということで誤用、もしくは中国語のWikipediaの間違いのどちらかの可能性が出てきました。筆者も混乱しております。

写真と実物を見る限り、台湾で一般に『炒海瓜子』として食べられている貝の学名は"Ruditapes variegata" でほぼ間違いは無く、その和名はヒメアサリということも間違いありません。ただし、海瓜子という中文名はもともと別の貝の名で、どこかで誤解が発生しているようです。写真を見る限り間違うような形ではないのですが…、動物は専門ではないのでよく分かりません、覚えていたら今度図書館で図鑑を調べ来ることにします。

まぁ、料理とはまったく関係ありませんので、この辺で…。こんなこと調べる料理ブログはたぶんここだけでしょう。興味の無い方は読み飛ばしてください。

調理は非常に簡単です。砂抜きをしておけば、炒めるのに5分もかかりません。日本で作るなら普通のアサリ(中文で花蛤といいます)を使って作りましょう。海瓜子の謎は謎のまま…来週に続く…(続きません)。




難易度:


調理時間:
下準備+一瞬

材料:
アサリ ………600g
生姜 ……… 15g
ニンニク ……… 20g
ネギ ……… 1本
ごま油 ……… 大さじ2


調味料:
オイスターソース ……… 大さじ1
醤油 ……… 少々
酒 ……… 大さじ3
砂糖 ……… 小さじ1/2

下準備:
1.アサリは塩水に8時間漬けて砂を吐かせておく。殻が開いていないものは捨てる。

2.沸騰したお湯でアサリを1分ほど茹で、取り出しておく。

作り方:
1.生姜とニンニクはみじん切りにする。ネギはぶつ切りにする。

2.熱した鍋にごま油を入れ、ニンニクと生姜、ネギを入れ香りが出るまで炒める。

3.アサリを入れ強火で炒める。調味料をすべて加えサッとかき混ぜたら、蓋をして1分蒸して完成。

Point:
好みで唐辛子や、ピーマン、タマネギなどを加えてみましょう。

台湾では九層塔を加えたりしますが、日本ではバジルなどの香草で代用してもいいと思います。

名前の通り、アサリを炒めただけの料理なので、味付けやその他の具は自由自在です。好みでいろいろとアレンジして作ってみましょう。




滑炒豬肝│豚レバーのツルツル炒め

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滑炒豬肝│豚レバーのツルツル炒め

本日は超簡単料理、でも独特の口感がある『滑炒豬肝』です。中華圏の至るところで食べられる料理で、台湾では熱炒店などで安く提供されています。片栗粉を使った料理ですが、調理方法をすこし工夫することで独特の食感を出しています。日本語名は私が適当につけたものなので、余り参考にしないでください。

調理自体は20分もかかりませんが、好みでタマネギやニラと一緒に炒めれば日本でもメインのおかずとして十分通用します。きちんと下処理をすれば血の味はほとんどしませんし、口当たりも非常によいので、レバー嫌いの方もよく説明すると食べてもらえるかもしれません。

「滑炒」となんだかツルツル滑りそうな名前ですが、これは調理方法に秘密があります。 これはレバーの表面に光沢があるからではないので、誤解なきよう。
 


難易度:


調理時間:
30分以内

材料:
豚レバー ……… 300g
ニンニク ……… 4個
水 ……… 大さじ1

調味料1:
塩 ……… 小さじ1/2
酒 ……… 小さじ1
片栗粉 ……… 小さじ1
生姜 ……… 5g

調味料2:
酒 ……… 小さじ1
醤油 ……… 小さじ1
塩 ……… 小さじ1/4
砂糖 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 小さじ1


作り方:
1.豚レバーは5mmほどの厚さに切り、水に3分ほどつけておく。ニンニクはスライスしておく。生姜はすりおろすかみじん切りにする。

2.調味料1と豚レバーを混ぜ合わせ10分ほど漬けておく。

3.熱した鍋に適量の油(分量外)を引き、作り方2の豚レバーを2分ほど炒める。スライスしたニンニク、すりおろした生姜、水と調味料2を加え、混ぜながら1分ほど炒めて完成。

Point:
豚レバーを水につけておくのは血を抜くためです。 切る前につけるならもっと長い時間がかかります。この作業をしないと血の味がするからとレバーが嫌いな子供が増えます。

味付けはこのほかにも胡椒粒を加えたり、唐辛子を加えたりとさまざまです。

片栗粉をまぶして炒めて、最後に水を加えることで表面がツルツルのレバーになります。これが料理名にもなっている「滑炒」の由来です。

レバーは火を通しすぎると硬くなります。口感を損なうので、皿に盛ってからの余熱で調理が終わるくらいのタイミングで鍋から上げましょう。新鮮なレバーなら7分くらいの火の通りで取り出してOKです。くれぐれも血抜きをしておくのを忘れないように。





実践:十全大補湯

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実践:十全大補湯

昨日に引き続き本日は『十全大補湯│十全大補湯スープ』です。今日は実際に調理した手順を写真で追ってみます。昨日の一般的なレシピとは若干内容が異なりますので、ご了承ください。

『十全大補湯』の一般的レシピはこちら

調理時間:
2時間

材料1:
豚肉 ……… 350g
ヤマイモ ……… 500g
チンゲンサイ ……… 200g
冬粉 ……… 70g

材料2:
ヒゲ人参 ……… 1g
当帰 ……… 3g
川芎 ……… 3g
白芍 ……… 3g
 (芍薬の皮を除いたもの)
熟地黄 ……… 3g
甘草 ……… 1.5g
茯苓 ……… 3g
白朮 ……… 3g
桂皮 ……… 15g
黄耆 ……… 3g
大棗 ……… 3g
枸杞子 ……… 3g
淮山 ……… 3g

調味料:
塩 ……… 少々
酒 ……… 1300cc
水 ……… 400cc


では、実際に作っていきましょう。

作り方:
1.生薬を準備します。今回使ったのは材料2にあるとおりで、市販の十全大補湯のパックに材料を足して使っています。

通常のレシピと異なるのは
 ○朝鮮人参 3g → ヒゲ人参 1g (安物で代用、というか筆者は朝鮮人参が嫌い)
 ○芍薬 3g →  白芍 3g (一般的に白芍は栽培物を意味します、名前がちょっと違うだけです)
 ○桂皮 3g → 桂皮 15g (品質が悪すぎたため増量)
 ○大棗 3g、枸杞子 3g、淮山 3g を追加 (味を整えるため台湾の火鍋類には大概入ってます)
また
 ○パックに入っていたものをそのままに、今回は蒼朮ではなく白朮をチョイスしました。


熟地黄、大棗、枸杞子、淮山は直接鍋に、それ以外はパックに入れます。見えていませんが、茯苓は折って砕きました。下側2/3は桂皮です。ヤマイモを大量に使っているので淮山は無くてもいいのですが、スーパーで購入したパックに入っていたのでそのまま使いました。


2.豚肉を準備します。


今回は骨付きの豚ばら肉(排骨)を用いました。これを一口サイズに切り分けます。


これを沸騰した湯にくぐらせてアク抜きをしておきます。



3-5分茹でてアクが浮いてきたら、取り出して氷水で締めておきます。




これで豚肉の下処理は終わりです。


3.ヤマイモの準備をします。皮を剥き食べやすい大きさに切ります。



日本の北海道産だという大きなものが売っていたので、そのまま使いました。




痛んでいた部分は大胆に切りすてます。





ぶつぎりです。特に難しいことは無く普通の調理です。そのまま煮込むので特別な処理は何もしません。


4.その他野菜などの準備





チンゲンサイはよく洗って半分にばっさり切ります。冬粉は温水につけて柔らかくしておきます。


5.鍋に生薬を入れてお酒を注ぎます。筆者の家では最近購入した電磁鍋がこういうときに大活躍です。筆者は軟派者なので土鍋などという硬派なものは使用しません。簡単さ命です。





どぼどぼと注いでいきます。アルコール分はすべて飛ばすので、子供でも食べられます。



台湾ではおなじみの料理酒を二瓶使いました。飲むわけではないので安物で十分です。


お酒を投入した時点ではスープはまだ透明です。


アク抜きした豚肉とヤマイモを加えます。アク抜きをしておくと透明感のあるスープができ、今回は骨付きの肉を使いましたが肉の臭みもなくなります。中華料理でスープを作る場合基本的に肉はアク抜きの下処理を行いましょう。






あとは蓋をしてコトコトと弱火で煮込みます。まずアルコールを飛ばさなければならないので、酒臭さがなくなるまでは時々蓋を開けてやりましょう。アルコールが残っているうちは沸騰の仕方が違うので、時々見ていればいいと思います。


6.30分ほど煮込んでアルコールが飛んだかなというところで野菜と冬粉を投入します。




冬粉などは汁を吸うので、水を足す用意をしておきましょう。醤油などの調味料は必要ありません、今回も何も足していませんがスープには褐色の色が付いています、これが十全大補湯スープの色です。この時点でヤマイモに火が通っているか味見してみましょう。柔らかくなっていればもう食べられます。左下の大棗もしわしわだったものがスープを吸って真ん丸になっています。


7.野菜に火が通ったら完成です。好みで塩で味付けして食べましょう。塩なしでも十分おいしく食べられます。保温状態を保ったまま、適宜水を足して煮詰まらないように注意します。






具は一例であくまで好みです。豆腐、ゆで卵、キノコなど何でも好みで加えて作りましょう。

今回は骨付きの豚ばら肉とヤマイモを使ったので『排骨山藥十全湯』と言ったところでしょうか。

もし材料が必要な方がいらっしゃれば、より詳しいレシピと共にお客様に合わせて材料を調合して、お送りします。個人輸入扱いになりますが、興味ある方はメールかコメントにてお問い合わせください。そのうち本格的に売る予定です。

体の芯から温まる十全大補湯の実践編でした。

いやぁ、おいしかった。







 
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