難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『油菜炒羊肉│アブラナと羊肉の中華炒め』のレシピを紹介します。アブラナの葉と羊肉を醤油で炒めた料理です。羊肉独特の臭みをアブラナの葉の苦みが上手くカバーして消してくれています。
「油菜」と漢字で書くと一瞬なんの野菜のことか分からなくなりますが、これはアブラナのことです。ナノハナ(菜の花)やナタネ(菜種)と呼ばれることも多いですが、これらは同じ植物です。学名は
Brassica rapa で、もともとは西アジアの麦畑に生える雑草だったのですが、農耕技術の伝播と共に世界各地に生息域を広げました。日本では弥生時代から栽培されている由緒ある野菜です。
アブラナって食べられるんですか?という方もいると思いますが、アブラナの"変種"の名前の方が野菜としては有名かもしれません。
例を挙げると
B. rapa var. nipposinica - ミズナ
B. rapa var. rapa - カブ(ヨーロッパ系)
B. rapa var. hakabura - ノザワナ
B. rapa var. perviridis - コマツナ
B. rapa var. chinensis - チンゲンサイ
B. rapa var. pekinensis - ハクサイ
B. rapa var. glabra - カブ(アジア系)
などなど。
どうでしょうか?白菜やカブ、チンゲンサイ、コマツナもアブラナの変種なのです。(ただし現在は遺伝子による系統樹作成が進んでいるので学名が変わってくる種もあるかもしれません。)
種によって食感や味、食べる部位も大きく違いますが、どでも身近な野菜であることに変わりはありません。上気の別の材料で同じ料理を作って食べ比べてみると面白そうですね。