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花卷8、千層糕│花巻8、千層ケーキ、中華ミルフィーユ

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難易度:☆ 調理時間:3時間
アレンジ花巻シリーズ、第八弾は『花卷8、千層糕│花巻8、千層ケーキ、中華ミルフィーユ 』のレシピです。基本の『花巻』にドライフルーツを練り込み、数層の蒸しケーキを作ります。チョコレートやジャムで作ってデザートにしてもよいですが、塩を練り込んで主食として作る場合もあります。

花卷5、芝麻花卷│花巻5、ゴマ花巻

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難易度:☆ 調理時間:3時間
アレンジ花巻シリーズ、第五弾は『花卷5、芝麻花卷│花巻4、ゴマ花巻』のレシピです。基本の『花巻』にゴマペーストを練り込んで作ります。ゴマの風味が香る花巻です。



花卷10、巧克力千層糕│花巻9、チョコレート千層ケーキ

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難易度:☆ 調理時間:3時間
アレンジ花巻シリーズ、第十弾は『花卷10、巧克力千層糕│花巻9、チョコレート千層ケーキ』のレシピです。基本の『花巻』をお菓子としても食べられるようにアレンジした料理で、チョコレートペーストを何層にも織り込んで蒸しケーキを作ります。

花卷9、葱千層葱糕│花巻9、ネギ千層ケーキ

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難易度:☆ 調理時間:3時間
アレンジ花巻シリーズ、第九弾は『花卷9、葱千層葱糕│花巻9、ネギ千層ケーキ 』のレシピです。基本の『花巻』を主食としても食べられるようにネギ塩を織り込んで、数層の蒸しケーキを作ります。

花卷7、懶龍2、懶龍│花卷7、懶龍2、懶龍

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難易度:☆ 調理時間:
花巻の生地に様々な野菜や肉を巻いて作る『花卷7、懶龍2、懶龍│花卷7、懶龍2、懶龍』のレシピです。お菓子代わりに食べるのが『花巻』、ずっしりと腹持ちが良く主食として食べることができるのが『懶龍』です。

今回はネギ油を巻いて作るオーソドックスな『懶龍』のレシピを紹介します。様々にアレンジが効きそうですね。


花卷6、懶龍1、肉龍│花巻6、懶龍1、肉龍

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難易度:☆ 調理時間:3時間
花巻の生地に様々な野菜や肉を巻いて作る『花卷6、懶龍1、肉龍│花巻6、懶龍1、肉龍』のレシピです。お菓子代わりに食べるのが『花巻』、ずっしりと腹持ちが良く主食として食べることができるのが『懶龍』です。

今回は豚肉を巻いて作るいわゆる『肉龍』と呼ばれるバージョンを紹介します。

花卷4、紅茶花卷│花巻4、紅茶花巻

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難易度:☆ 調理時間:3時間
アレンジ花巻シリーズ、第四弾は『花卷4、紅茶花卷│花巻4、紅茶花巻』のレシピです。基本の『花巻』に紅茶の茶葉をを練り込んで作ります。抹茶やココアを練り込んだ和洋折衷、洋風中華も簡単に作れます。

花卷3、茴香花卷│花巻3、茴香花巻

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難易度:☆ 調理時間:3時間
アレンジ花巻シリーズ、第三弾は『花卷3、茴香花卷│花巻3、茴香花巻』のレシピです。基本の『花巻』にフェンネルと呼ばれる小茴香を練り込んで作ります。

花卷2、花椒花卷│花巻2、花椒花巻

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難易度:☆ 調理時間:3時間
アレンジ花巻シリーズ、第二弾は『花卷2、花椒花卷│花巻2、花椒花巻』のレシピです。基本の『花巻』にスパイシーな花椒塩を練り込んで作ります。

花卷1│花巻1

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難易度:☆ 調理時間:3時間
今回から生地を発行して作る『花卷1│花巻1』の様々なレシピをいくつか紹介していきます。生地を発酵させたふっくら柔らかな生地を蒸して作ります。まずは基本のプレーンな生地の作り方を見てみましょう。



大餅捲牛肉│台湾風牛肉パイ

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難易度: 調理時間:30分以内
前回の『蔥抓餅│中華風ネギパイ』で煮込んだ牛肉を包んだ『大餅捲牛肉│台湾風牛肉パイ』のレシピを紹介します。今回は煮込んだ牛筋を包んで作ります。それぞれの材料の作り方は別記事を参照してください。生地が厚いので結構ボリュームがあります。

牛筋肉は『清燉牛肉麵│牛肉ラーメン』の牛筋の作り方を参考に作ってみてください。スーパーの総菜コーナーで適当な煮込み牛肉を買ってきて使うのが簡単です。

多くの中華料理ではごま油を使います。台湾ではごま油は「香油」と「麻油」に大別され、それぞれ微妙に使い方が異なります。簡単に解説します。

原料となるゴマの種類で分ける方法が最も簡単です。ざっくり言えば白ゴマで作ったものが香油、黒ゴマで作ったものが麻油です。香油は色が透明に近く、麻油は黒褐色をしています。ただし白ゴマで作ったものを特に白麻油と呼ぶ場合があるので注意が必要です。ここでいう麻とは「胡麻」の麻です。

香油はごく浅煎りした白ごまを絞ったもので、たいして麻油は黒ゴマを深煎りして作ったものであるという製造方法の違いもあります。これにより風味や苦みががらりと変わってくるのです。料理に使うのはほとんどが香油のほうですが、麻油のほうが栄養豊富であるとされ、「食用以白芝麻為香、藥用以黑芝麻為補」とも言われます。というわけで普通の料理には専ら香油が、薬膳には麻油がよく使われます。『薑母鴨』など薬膳効果を期待した料理にも麻油のほうを使うことがあります。



それではレシピです。



蔥抓餅│中華風ネギパイ

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難易度:☆ 調理時間:30分以内
朝食店や夜市散策の定番メニュー『蔥抓餅│中華風ネギパイ』のレシピを紹介します。サクサクの生地にネギを散らした香ばしい料理です。『葱油餅』と似ていますが作り方がちょっと違います。

ネギの中まで最も食卓に上る機会が多いものと言えばやはりタマネギでしょうか。台湾で最も有名なタマネギの産地といえばやはり宜蘭縣の三星鄉でしょう。ここで生産されるタマネギは三星洋蔥とよばれ、台湾を代表するブランド野菜となっています。

三星郷は古くは「叭哩沙」と呼ばれており、日本統治時代に近くにある三星山にちなんで三星と地名が変わりました。三星郷の南部は中央山脈に面しており、北部は蘭陽溪の土砂が堆積した肥沃な平原が広がっています。そのため古くから農業に適した土地として知られ、紹介したタマネギのほか上將梨というブランド梨が栽培されています。ちなみに上将とは中華民国国軍で上将の階級章に星が三つ、すなわち三星となることから名づけられています。

もともとの地名である叭哩沙はこの地域に住んでいた平埔族(平地に住むようになった原住民)の言葉で竹林の意味です。

さてさて、最近面白いウェブページを見つけたので紹介します。中華民国統計部が地図上に統計データを表示するサイトを公開しています。

http://moisagis.moi.gov.tw/moiap/gis2010/pro/logged/mappro/index.cfm?work=statistics

もちろん全部中国語ですが、地名を選んで見たい統計データを選択すると地図上にグラフィカルにデータが表示されます。例えばどの地域に博士号取得者が多いのか、どの地域に外国人と結婚した人が多いのかなど、面白いデータが表示できます。暇なときにいろいろいじってみましょう。

ちなみに博士の居住数が最も多いのは台北市大安区、そりゃ台湾大学がありますから当然ですね。なんと6800人の博士号取得者が居住しています。

それではレシピです。



綠豆椪│台湾まんじゅう

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難易度:☆ 調理時間:2時間
新年や中秋節などのハレの日に食べられる月餅の一種『綠豆椪│台湾まんじゅう』のレシピを紹介します。白餡を使った伝統的な『綠豆椪』と豚肉をつつんだ肉まんのようなレシピの二種類を一気に紹介です。その形状からまれに『緑豆凸』とも呼ばれます。

日本では「でこぼこ」と呼ばれる漢字「凸凹」、音読みは「とつ、おう」、中国語では Tu1 ao1 と発音します。単独の漢字だと凸レンズ(中国語では凸透鏡)、凸面、凸版印刷など面の形状を表すときに使います。

凹だけはごくまれに中国の地名に使われることがあり、その場合はwa1と発音します。もともと「洼」という漢字の代わりに使われるようになったもので、地形的には川によって浸食されてくぼんだ土地を指します。四川省あたりにいくつかこの漢字を使った地名があるので興味がある人は地図ソフトで探してみましょう。またごくまれに動植物の名前に含まれていることも。

日本ではその形状からデザイン的な使われ方をすることも多い漢字ですが、中国でも事情は同じようです。中国では設計やデザインの会社名などにも使われることが多く、この点の漢字を通したイメージは日本人と同じものがありそうです。

あと中国語には四角號碼(輸入法)という漢字のコードやそれを使っての漢字を入力する方法があります。四角號碼は一つの漢字につき、その形状によって最大五ケタの数字を割り当てたものです。王雲五という人によって発明されました。この四角號碼では数字の7が「角」を表す形状に対応しているのですが、「凸」の四角號碼は「77777」、「凹」は「77770」 。凸は角角角角角!凹は角角角角横!という非常に武骨なコードになっています(笑)。それにしても角角角角角!と言われたら確かに凸凹の漢字を思い浮かべてしまうかもしれません。ゲームのネタにも使えそうですね。

それではレシピです。


蔥油餅│台湾ネギ焼き

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難易度:☆ 調理時間:30分以内
一度味を知ってしまうとときどき無性に食べたくなる台湾料理『蔥油餅│台湾ネギ焼き』のレシピを紹介します。ネギを混ぜ込んだ小麦粉の生地を薄くのばし、フライパンで焼くだけ。冷凍保存しておけば食べたいときにすぐに食べられます。

『蔥油餅』に似た料理は中国各地、東南アジア各国で見られ、それぞれの国で軽食として食べられます。台湾では卵を加えたりして醤油で食べるのがデフォルトですが、東南アジアではチリソースやケチャップをつけて食べるなど、地域によって細かな違いがあります。

実は台湾では『蔥油餅』は『Pizza│ピザ』の原型であるという俗説が一部で信じられています。マルコポーロが伝えた、宣教師が伝えた、いやいやシルクロードの商人が伝えたなどいくつかのバリエーションがあります。形が似ているだけで全く別々に生まれた料理なので混同しないようにしましょう。

台湾では早朝から店を開いている朝食店やほとんどの学校の学食の激安定番メニューとして食べることができます。またスーパーでも冷凍されたものを手ごろな価格で手に入れることができます。簡単に自作できるので、料理ができないという人でも作り方だけは知っていることが多いようです。日本でいう目玉焼きサンドくらいの感覚でしょうか。

日本に長く滞在している台湾人を自宅に招くときは、軽食として出すと喜ばれると思います。作り方を覚えておきましょう。


棺材板│府城トースト

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難易度: 調理時間:1時間以内
台南生まれ台南育ちの創作料理『棺材板│府城トースト』のレシピを紹介します。揚げたトーストにホワイトソースやカレーなどを詰めて食べる夜市のメニューで、数年前に台南で生まれた創作料理です。レシピはホワイトソースから作っていますが、市販のシチューの素を使って作ると簡単です。晩御飯で余ったカレーやシチューを使うと数分で作れます。

レシピでは海鮮ホワイトソースで作っていますが、あくまで一例です。好きな具で作ってください。

さて、台湾の首都機能をもつ都市(変な言い方でスイマセン、笑)を聞かれたら誰もが台北と答えるでしょうが、実は台北が台湾最大の都市になったのは近年に入ってからで、清代までは台湾の中心は現在の台南におかれていました。

台湾は明末に鄭成功が上陸し台南に「承天府」という行政府を置くまでは正式な中華王朝の支配を受けていませんでした。(オランダ東インド会社が台南に交易のため居住しておりオランダ統治時代と言われます。)いわゆる蛮族の地とされており、福建省から逃げてきた漢人や倭寇、原住民が跋扈する法外の地だったのです。鄭成功らによる漢人の大量移民が行われ、統治機構も整備され始めます。これが承天府です。しかし明朝の復活は失敗し、1684年に台湾は清朝に帰順、承天府は「臺灣府(正式な名称は"福建省臺灣道台灣府")」と名を変えます。


承天府も臺灣府も現在の台南に置かれており、城壁にぐるりと囲まれた城砦都市でした。この城を臺灣府城と呼び、現在でも一部残る当時の城壁は台南の観光名所となっています。

1875年には当時急成長を遂げ、軍の要衝ともなっていた台北に「臺北府(城)」が置かれ、臺南府は中部と南部を管轄するだけになりました。(この時の台北府も府城と呼ぶことがあります。)そして1885年に「臺灣省」が置かれた2年後、台南にあった「臺灣府」は「臺南府」と名前を変えられ、統治地域が更に縮小されます。(この時の「臺灣府」は台中あたりに置かれました。)そして10年後の1995年には下関条約で日本統治が始まり、台湾の中心は台北へと移り変わっていくのです。


台北を中心に観光しているとなかなか気付きませんが、台南は日本でいう京都のような古都です。清代以前の多数の遺跡や文物が残されている台湾(内省)人の心のふるさとともいうべき場所です。現在でも台南の雅称として「府城」という呼び名がたびたび使われます。看板やパッケージに「府城」の文字を見かけたら台南のことがすぐ思い出せるようにしておきましょう。

そんな台南生まれの創作料理です。確実に子供受けします!



繼光餅│馬祖バーガー

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難易度:☆ 調理時間:1時間以内+下準備
台湾馬祖地域から福建省にかけての名物料理『繼光餅│馬祖バーガー』のレシピを紹介します。台湾名物の『オーアーチェン 』をバンズに挟んで食べるだけの料理で、今回はバンズの作り方を紹介します。『オーアーチェン 』の作り方は過去記事を参考にしてください。台湾本土と福建省では『オーアーチェン 』の作り方に違いがあるので、それがそのまま料理の地方差となります。

オーアーチェン│カキオムレツ』の作り方はこちら(リンク先に台湾風、福建風どちらの作り方もあるので、好きなほうを作ってください。)。

『繼光餅』は馬祖地域の伝統料理で、別名を『夾光餅』、『鹹光餅』、または簡単に『光餅』などと呼び、福建料理の一つに数えられます。台湾では馬祖地域を代表する軽食とされ、当地を訪れる観光客に人気があり、馬祖漢堡(媽祖バーガー)や馬祖貝果(媽祖ベーグル)などとも呼ばれています。台湾本土では福州料理のレストランでも定番メニューとして食べることができます。

結構歴史ある料理の一つで、元々は軍の兵糧として開発されたものだそうです。最初期のものは現在のようにゴマが乗っていたわけでもパンのようにフワフワしていたものでもなく、乾パンのように固く、行軍時の携帯性と保存性を追及したものであったそうです。あまりおいしくはなさそうですね。

初期のものはあまりにも固く、時に兵士らの便秘の原因となったためいつからかゴマを振るようになり、名前も『麻餅』と呼ばれるようになりました。この『麻餅』は明末に開発されたそうですが、同じ時期に台湾海峡で倭寇との戦闘で活躍していた名将戚繼光(1528-1588年)の名前を取って『繼光餅』とも呼ばれるようになりました。日本は戦国時代、倭寇が台湾海峡辺りで暴れまくっていた時代ですね。

この福建省の軍人らの携帯食は四方八方に伝わっていく過程で様々な派生料理を生み出しました。甘い『征東餅』やご存知『胡椒餅』もその仲間です。

馬祖や福州には『繼光餅』の名店が多数ありますが、そのほとんどが焼き方や生地の配合に工夫を凝らした独特のもので、レシピは門外不出のものとされています。
ちなみに名前の由来ともなっている戚繼光は日本刀を参考に「繼光刀」と呼ばれる刀を作り、当時最新鋭の武器「鳥銃」や「フランキ砲」を活用し、攻防どちらにも長けた『鴛鴦陣』と呼ばれる陣を編み出しました。中国の軍史に陸海上問わずに戦略、戦術に長けた名将として名を残しています。

中に挟むのは『オーアーチェン』に限らず、福建省の肉料理なら何でもOKです。当ブログを「福建」などのキーワードで検索してみて、色々と試してみてください。


刈包(2)│台湾バーガー(2)

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難易度:☆ 調理時間:2時間
台湾発祥のハンバーガーのような料理『刈包(2)│台湾バーガー(2)』のレシピを紹介します。小麦粉で作った半球形のパンに醤油で煮込んだ豚肉を挟んで 食べる料理で、台湾バーガーの別名を持ちます。今回は外側の生地のレシピです。前回紹介した肉をはさんで食べましょう。

台湾では農暦で毎月2と16日に神のお金を燃やして土地公(土地神様)に商売繁盛を祈る習慣があります。各地のお店の前にテーブルを広げてお菓子や食べ物を供え、簡易式の炉で何かを燃やしているのを見たことがある人も多いことでしょう。特に正月2日の「頭牙」、12月16日の「尾牙」は会社の新年会や忘年会を兼ねた行事が催されます。台湾で仕事をしている人ならよくご存知のことでしょう。12月16日の「尾牙」では土地公に一年間の庇護を感謝し、宴を催して社員らの一年の苦労をねぎらいます。普通はこの尾牙の費用は全部会社・社長もちで、巨大な会社になるとスタジアムを貸しきって有名歌手のコンサートを開催したり、社員全員で海外旅行に行ったりもします。

また普通の民家でもこの日は土地公にお参りし、お金が儲かるようお祈りする習慣があり、信心深い家庭ではその日の晩に今回紹介する『刈包』を食べる習慣があるのです。これは『刈包』が『錢包(財布)』の形と似ているためで、たくさんのお金が入ってくるようにとの願いがこめられています。


台湾人はあらゆる場面で「發財(お金が儲かること)」を祈ります。「發財」は日本語でピッタリの訳語がなく、日本人が金運上昇を祈るのとは想いが異なるようですが、明清代に極貧地域から命をかけて台湾に渡ってきた人々の苦労や願いを考えれば納得です。

そんな想いを飲み込むように『刈包』を食べましょう。金運が少しはアップすると良いですね。



蠔仔煎│福建風オーアーチェン、福建風カキオムレツ

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難易度:☆ 調理時間:一瞬
台湾の名菜として名高い『蚵仔煎│オーアーチェン』のオリジナル、福建風の『蠔仔煎│福建風オーアーチェン、福建風カキオムレツ』のレシピを紹介します。台湾のものとほとんど変わりませんが、カキの量やアヒルの卵を使う点などが異なります。台湾のもののようにソース(『海山醤』)も使わず、味をつけた生地をそのまま楽しみます。

2014年の台湾農業統計によればアヒル肉の産出量は約85000トン、ここ10年で15%ほど生産量が増えています。アヒル卵の生産量は約43億個(!)ですが、肉に対してこちらは生産量が毎年減っています。対比までに普通の鶏肉の産出量は約543000トン、鶏卵は約687億個です。さすがにアヒルとは桁が違いますね。鶏肉の消費量は少し減っていますが、鶏卵は毎年ほぼ一定しています。

また豚肉の生産量は90年代後半まで急激に伸びていたのですが、近年は少しずつ減少傾向にあります。代わって蛋白源として増えているのはやはり牛肉。国内生産だけでなく輸入も増えており食の高級化が進んでいます。牛肉以外では鴨肉が唯一食肉消費量が増えているのが面白い点です。

ちなみに台湾でも日本と同じように後継者不足が理由で農家が減少傾向にあります。1970年と2014年を比べると、65歳以上の農業従事者は約5%から約18%に増大し、34歳以下は24%から10%に減少しています。台湾でも後継者のいなくなった農地を安く借り上げ、大規模に農業を行う会社がいくつか誕生しているのですが、それにしても高齢者を労働力として支えているというのが現実のようです。台湾は少子化も進んでいるので、今後も農業の縮小、高齢化はますます進むと考えられます。ここで画期的な制度やビジネスモデルが生み出されれば、台湾は世界をリードする農業先進国家として注目を集めることでしょう。


芙蓉魚排│芙蓉魚牌

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難易度:☆ 調理時間:30分以内
湖南省の名菜、あの毛沢東が名付け親とされる『芙蓉魚排│芙蓉魚牌』のレシピを紹介します。ソウギョやケイギョなど淡水魚の切り身と同じ大きさに切ったパンに調味料を絡め、油で揚げて作ります。日本で作るなら大型魚のブツ切りか、中型魚の切り身を使って作りましょう。刺身片でも作れます。

かの毛沢東が湖南省に赴いたとき、当地の共産党委員は省内の有名な料理人を集めてこの料理を作りました。毛沢東はこの料理の見た目と味をいたく気に入り名前を尋ねたと言います。(中国ではよくある光景ですね。)料理人はもともとのこの料理の名前である『麵包魚排』と答えたのですが、毛沢東は料理の見た目から「『芙蓉魚排』としてはどうだろう?」と新しい料理名を提案し、それが受け入れられて料理名が変わりました。という曰くつきの料理です。

毛沢東に関する評価は内外で様々だと思いますが、こういった一人のカリスマによって国が作られるのが中国の伝統です。



大救駕│お助けパン

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難易度:☆ 調理時間:1時間以内
料理名を見ても意味が分からないかもしれませんが、本当にこういう名前の料理です。安徽省の名物『大救駕│お助けパン』のレシピを紹介します。安徽省と雲南省でまったく同じ名前の別々の料理があるのですが、今回は安徽省版のレシピです。パイ生地状のパンに餡を包んで揚げて作ります。

安徽省の『大救駕』は特に雲南省の同名料理と区別して呼ぶ場合は『(安徽)油炸大救駕』と呼びます。雲南省のものは『(雲南)騰衝大救駕』です。どちらも皇帝の命を救ったことから命名された料理で、数多くの伝説があります。

今回は安徽省バージョンなので、安徽省の『大救駕』にまつわる伝説を紹介しましょう。

『大救駕』は安徽省壽縣一帯に伝わる伝統料理です。伝説によると956年、周の世宗が淮南地方を攻めた時に大將である趙匡胤は9ヶ月かかけてやっとのことで城を一つ落としました。攻城には成功したのですが、趙匡胤はあまりの疲労のため落城後すぐに病気にかかってしまいました。何を食べても吐き戻してしまい、まったく栄養が取れない状態になってしまったと言います。

この時軍の料理人は彼の体力を回復させるため、小麦粉と砂糖、干しミカンなどを使って簡単な揚げ菓子を作りました。料理人が趙匡胤の元に料理を持ち込むと、その香ばしい香りに臥せっていた趙匡胤は体を起こし、すぐに一口食べたといいます。咀嚼するたびに口の中に広がる柑橘類の酸味と砂糖の甘味、趙匡胤は出来上がった菓子をゆっくりと平らげ、しばらく休むと体はすっかり回復していました。

趙匡胤は料理人にいたく感謝し、多くの褒美を取らせたといいます。この時に作られたお菓子は、大将が病で動けなかった軍を救ったということで『大救駕』と名付けられ、今に伝わり多くの人に愛されることとなりました。安徽省だけでなく淮河河口一帯ならどこでも食べることができますが、安徽省のものが特に有名です。

たまにはこういう中華点心を自作してみるのも楽しそうですね。

ちなみにかなり珍しいですが「大救駕」という同名の生薬もあります。日本の園芸店などでもおなじみのアカバナ科ヤナギランという植物の根茎がそうです。日本ではほとんど薬用に使いませんが、打撲や不眠症に使ったりします。日本の北部地方には自生していますし園芸店でも手に入るので、園芸ファンは手に入れて鑑賞するのもよいでしょう(笑)。

もちろん料理にも挑戦してみてください。それではレシピです!一軍を救った菓子『大救駕│お助けパン』をどうぞ!



 
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