芋頭奶茶、芋香奶茶│タロイモのミルクティー
本日はちょっと趣向を変えまして、デザートを一つ。台湾のドリンクステーションは低資本ではじめられある程度安定した利益を見込めることから、どこに行っても多くのフランチャイズのお店を見かけることができます。夜市などにぎやかな場所では飲料店が5件も6件も隣同士で並んでいることもあります。今日はそんな台湾のドリンクショップの定番メニュー『芋頭奶茶│タロイモのミルクティー』を紹介したいと思います。
タロイモの豊富なでん粉が口の中でサラサラの食感を演出し、夏はアイスで、冬はホットで楽しめます。台湾の飲料店では大部分タロイモの粉を利用して作っていますが、日本ではまず手に入らないので、ここでは普通にタロイモを蒸すところから始めます。台湾ではときどきタロイモと、紫のサツマイモを混同している人がいますが、別物です。
ふわりと立つ芋の香り、薄い紫が美しい、タロイモのミルクティーのレシピを紹介します。
難易度:
☆☆
調理時間:
30分以内
材料:(一人分)
紅茶 ……… 350cc
粉ミルク ……… 大さじ1
(牛乳でもOK、ミルクティーを作ります。)
タロイモ ……… 10g
シロップ ……… 大さじ1
(砂糖でもOK)
作り方:
1.タロイモは皮を向き、ゴルフボール大に切って10分ほど蒸し、中まで火を通します。
2.少量の紅茶を加えてすりつぶし、残りの材料を加えて完成。
Point:
タロイモは一つが大きいので、一個で数人分作れます。皮を剥いてないならそのままの状態でジャガイモのように長期保存できます。
冬は暖めて、夏は氷を足して飲みましょう。砂糖の量や紅茶の種類は各自調節してください。
蒸すのが面倒なら、皮付きのままオーブンで焼き、皮を剥いてホクホク状態のタロイモ適量をつぶしてもOK。少々水っぽくなりますが皮のまま煮ても大丈夫だと思います。
火を通したタロイモは切り分けて冷凍保存できます。
タロイモは大手スーパーなら売っていると思います。ドリンクにする以外にも、里芋の代わりに煮物に入れたりすると美味なのでお試しあれ。鶏肉との相性は抜群です。
手に入らなければ里芋で代用してみてください。たぶん…似たものが作れます。
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