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可樂雞腿|鶏もも肉のコーラ煮込み

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難易度:☆ 調理時間:30分以内
コーラを使った中華料理『可樂雞腿|鶏もも肉のコーラ煮込み』のレシピを紹介します。なんでも材料にしてしまう貪欲な中華料理ではコーラも例外ではありません。実際に存在するコーラで鶏もも肉を煮込んだ料理です。

コーラは世界中で展開する炭酸飲料です。お茶と珈琲に次いで、世界で最も有名な飲み物なのではないでしょうか?

中世ヨーロッパではコラの実(カフェイン含有)とコカの葉(コカイン含有) のエキスを混ぜたワインが薬として用いられていました。それが伝わった19世紀後半のアメリカには薬局の隣で「各種ハーブエキスのソーダ・アルコール割」を売るお店があり、そこではこのワインが人気だったそうです。このコラの実とコカの葉をワインで割ったフレンチワインコカという飲み物がコカコーラの源流といわれています。このレシピを参考に独自の飲料を作り上げたのが薬剤師ジョン・ぺンバートン、彼の作ったドリンクは大人気となります。元々は頭痛・風邪薬として売られていましたが、酩酊、覚醒、疲労回復効果もあり当時の奴隷たちに飲ませるエナジードリンクとして大流行したそうです。

禁酒法の施行でワインが使えなくなってしまったため、ジョンはワインを炭酸水に変えたレシピを開発します。1886年のことで、この年がコカコーラ発明元年とされています。二年後にジョンはコカコーラの権利を売却して死亡してしまいました。この時点ではまだコカの葉エキスが入っていましたが、1903年の法改正を受けてコカが脱落(とはいえ現在も脱コカイン処理を施したコカの葉をフレーバーとして用いているそうです)。1909年には大量のカフェインを含むコラが問題視され、コラも脱落、純粋カフェインを加えるレシピとなり、現在のバニラとレモンをベースにした炭酸飲料になりました。1909年のコラ脱落から現在までほとんどレシピは変わっていないとされています。

実はコーラを使った料理は世界各地にあります。もちろんカフェインが含まれますので、ちょっとだけ覚醒効果も期待できそうです。コーラを使った和食というのは聞いたことがないのでおいしいものを開発すれば歴史に名前を残せるかもしれません。


紫米漿|紫米ミルク

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難易度:☆ 調理時間:下準備 + 30分以内
話題のライスミルクを紫米と胡麻を使ってより健康的に作りましょう。『紫米漿|紫米ミルク 』のレシピを紹介します。

ライスミルクは穀物ミルクの一種で、米を水とともにすり潰して作ります。もともと牛乳を飲めない人(乳糖消化不全やベジタリアンなど)向けに世界各地で飲まれていましたが、健康志向の高まりもあって普通の人にも人気が高まっています。

台湾など中国南部では(米が豊富なこともあって)中世から飲まれていました。普通は玄米(台湾では普通の白米)を使ってピーナッツ色のライスミルクを作りますが、今回は紫米と胡麻を使って黒いライスミルクを作ります。紫米はもち米なので腹持ちがよく、胡麻のセサミンもたっぷりで普通のライスミルクよりもヘルシーです。

米で作ったライスミルクが有名ですが、その他の堅果類でも様々な『穀物ミルク』が作れます。レシピの分量比率は他の穀類でもほとんど変りません。

穀物:水 = 1:10

を目安に作りましょう。

ピーナッツ、ダイズなどの豆類、クルミ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツなどの堅果類、オオムギ、コムギ、トウモロコシなど穀類、松の実、カボチャ、ヒマワリ、ゴマなどの種子類など様々な材料で作れます。普通はいくつかの材料を組み合わせて作るので、オリジナルの雑穀ミルクを毎日の習慣にしてみてもよいですね。台湾でも朝ご飯代わりによく飲まれます。


生で食べられないものは加熱するのをお忘れなく!

それではレシピです。



粿粉│各種米粉料理ベース

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難易度:☆ 調理時間:一瞬
中華米料理シリーズ。今回はちょっと趣向を変えて台湾で使われる米を粉にした各種の食材を作り方とあわせて紹介します。紹介するのは『米漿』、『粿粉團』、『水磨粉』、『潮粉』、『生粉』、『熟粉』の六つ。一部はそのまま食べられます。

今回は日本統治時代の台湾の米の話を少々いたしましょう。

日本統治が始まってから1910年代後半まで、実は台湾ではほとんど蓬莱米、いわゆるジャポニカ米(今我々が普通に食べている米のことです)は生産されていませんでした。代わりに生産されていたのが在来米、いわゆるインディカ米(タイ米などの細長いタイプの米)です。

総督府がやってきてまず手をつけたのは台湾で生産されていたインディカ米の"把握"です。どんな品種があるのか、どうやって作っているのか、どれだけの収穫があるのか、病気は、肥料は、加工方法は…とあらゆる統計を厳密に取り、分析しました。

その結果様々なことが分かったのですが、中でも面白いのは台湾で作られているインディカ米には"約1400種類(雑種含む)"ほどの品種が雑多に栽培されていたこと。今現在日本で市場に出回っている食用米の品種数が250種類くらいなので、あまりにも膨大な種類がめちゃめちゃに作られていたことがわかります。総督府は1907年からこれを整理、病害に強く、収穫率が高く、味が良く、栽培が容易な種を10数年かけて選別、同時に栽培を奨励していきました。これにより統治前後の台湾インディカ米の単位あたりの収穫率は実に二倍 (それでも現在の半分ほどですが…)ほどに増えることになります。これと平行してすすめられたのがジャポニカ米の導入で、インディカ米の研究と平行して、台湾の気候に合った品種の選別、栽培実験を重ねていきました。ジャポニカ米の栽培が統計に登場するのは1920年からで、導入と同時に一気に栽培が拡大し「農業台湾」の名を内地に轟かせることになったのです。

米(特にジャポニカ米)の栽培が拡大していくにつれて総督府の頭を悩ませる一つの問題が発生しました。日本統治開始時の台湾農業の中心は"製糖”で、主要な経済作物として栽培が奨励されていました。ところが米の栽培の方が儲かるとなると砂糖栽培をやめて米農家に鞍替えする農民が続出し、砂糖の生産量が低下するという「米糖相克」が起きるようになったのです。この時期の「米糖相克」は経済学的には非常に面白いテーマで多くの研究論文があります。

とまぁ、日本統治時代の台湾の米栽培については、製糖、製樟脳や果樹、灌漑、そして当時の貿易や内政、外交、そして戦争と密接に係わっています。ちなみに総督府時代の統計データはまだ完全にデジタル化されていないので、データをまとめて分析するだけで様々な発見があり、場合によっては学術論文になることも。興味と根気があるかたは総督府時代の統計データ分析に挑戦してみてください。面白い結果が得られたらぜひ教えてくださいね!


擂茶│客家擂茶

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難易度:☆ 調理時間:30分以内
客家料理シリーズでいくつかメッセージをいただいたので、お答えする形で『擂茶│客家擂茶』のレシピを紹介します。作るのは非常に簡単です。

『擂茶』は別名を『三生湯』、『五味茶』、『鹹茶』ともいい、中国大陸東南部いったいに分布する特殊なお茶を指します。伝統的には茶葉、ゴマ、ピーナッツなどの原料をすり鉢ですり、水を加えて飲みます。「擂」とはは「擂り下ろす」の意味です。台湾だと客家の伝統茶というイメージが強いですが、別に客家にだけ伝わるものというわけではなく、各地に様々な『擂茶』が存在します。

そのなかでも大きく分けて『客家擂茶』と『湖南擂茶』のに大グループがあり、台湾で飲まれるのは圧倒的に『客家擂茶』の割合が多いです。

由来にはいくつか説があるのですが、まとめて紹介しましょう。

ひとつは三国志の時代の話。蜀の将軍張飛が軍を率いて武陵の攻撃に向った時に疫病で進軍が不可能になりました。同行していた軍医が先祖代々伝わる秘方―即ち生茶、生姜、米を摩り下ろして糊状にし、お湯で溶いて服用する―を伝えたところ、軍は疫病を克服し再び進軍を始めた、という故事に由来するといいます。この秘方の名前を『三生湯』といい、各地に広まった後、客家にも伝わるというものです。この生姜と米を使った擂茶の作り方は湖南擂茶の作法に近いです。

二つ目は東漢の建国時の話。五渓で起きた反乱を鎮圧するため、兵を派遣しましたが熱い天気のため、兵も指揮官も病に倒れてしまいました。この時に軍を救ったのが、その土地の農民に伝わる『五味湯』という擂茶の処方。これにより息を吹き返した軍は反乱を鎮め、この時の治療薬が『擂茶』として各地に伝わったとされるもの。(中医の処方に五味子を使った同名の「五味湯」というものがありますが、こちらとは関係ありません。)

最後はもう少し現実的に、北宋の時代。現在の河南省一帯に起原を発するという説。南宋の時代の詩に「漸近中原語音好、見客擂蔴旋點茶」などの句がいくつか登場することから推察されています。

客家擂茶は客家文化の重要な要素の一つとされます。実は台湾の客家の若者らはほとんど『擂茶』を飲まない、もしくはまったく飲んだことがないそうですが、ご先祖様はさぞかし嘆いておられることでしょう(笑)。客家擂茶の伝統が残る地域は江西省贛縣、石城、興國、於都、瑞金など、福建省將樂、泰寧、寧化など、廣東省揭西、陸河、清遠、英德、海豐、汕尾、惠來、五華など、廣西省賀州黃姚、公會、八步などで、普通はこれに台湾を加えます。各地のレシピとその差異、民族の移動や家系図などを比べることで何処からいつごろ伝わったのかが分かるというのは面白い話です。各地でどのようなときに『擂茶』を飲むのかも少しずつ異なっており、擂茶研究は客家文化の研究の中心として、現在でも様々な方面から研究が進められています。台湾では交通大学の客家文化研究が有名です。

すり鉢を使わず、ミキサーで一気に粉砕してしまえば一瞬で作れてしまいます。本来『擂茶』は季節、目的、一緒に飲む相手、そして地域によって作り方がまったく異なります。決まった作り方というものはありません。皆さんもオリジナルの『擂茶』作りにチャレンジしてみてください。


四物雞精│四物チキンスープ

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難易度:☆ 調理時間:2時間
寒い冬は薬膳中華スープはいかがでしょうか?『四物雞精│四物チキンスープ』という健康料理のレシピを紹介します。「四物湯」という漢方処方をベースに鶏肉を煮込んで作ります。肉は食べずにスープだけを飲みます。

今回の料理のベースとなる「四物湯」は《太平恵民和剤局方》という1000年近く前の書物に登場する漢方処方です。おなじみ「十全大補湯」や「温清飲」、「芎帰膠艾湯」など様々な処方のベースとして使われ、補陰補血の基本処方として活躍します。今回は黄蓍と杜仲という薬剤を加えてありますが、この辺は個人の体調に合わせてアレンジしてみて下さい。

現在台湾では鶏肉エキスを濃縮した「鶏精」という健康食品が流行しています。もともと「鶏精」の字は台湾ではチキンブイヨンを意味しましたが、しかし最近になって鶏肉エキス(健康食品)の訳語として使われるようにもなりました。チキンブイヨンも鶏肉エキスも似たようなものですが、鶏肉エキスは脂肪を除くなどの加工処理が行われているので、まったく同じものではありません。市販の鶏肉エキスには塩などの調味料は加えられていないので飲んでも味気ないことが多く、健康にはいいかもしれませんがとても人に勧められるものではありません(笑)。何で台湾で流行ってるんでしょうね…。

というわけで、今回は四物湯の薬効と鶏の栄養とおいしさを存分に楽しめる絶品薬膳の紹介です。四物湯自体もそれほどへんな味はしないので、いわゆる漢方臭さはそれほど気にならないと思います。様々な薬膳のベースとしても使ってみましょう。



杞菊貞蓍茶│杞菊貞蓍茶

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難易度: 調理時間:1時間以内
久しぶりの薬膳飲料、その名も『杞菊貞蓍茶│杞菊貞蓍茶』です。「こきくていぎちゃ」と読みましょう。

枸杞」も「女貞子」も「黄蓍」も簡単に当ブログで触れたことがあるので、本日はもう一つの材料「(杭)菊花」について説明したいと思います。

実は菊花は古くは《神農本草經》に記載されている薬物です。キク科イエギク Chyrsanthemum morifolium Ramat. の頭状花序を乾燥させたもので、中国語での植物名は杭白菊といいます。生薬の別名は白菊花、黃菊花、滁菊花、杭菊花など。白菊花と滁菊花は白い花のもの、黃菊花と杭菊花は黄色い花のものを指します。

台湾を訪れる日本人の皆様は旅行中に絶対に“二度”、図案化された菊を目にする機会がありますが、おわかりでしょうか?そう、パスポートの表紙のマークも菊ですね。日本人には非常に馴染みのある植物です。

菊花は中医学では発散風熱薬に分類され、性味は辛、甘、苦、微寒で、帰経は肺、肝とされます。疏風清熱、平肝明目、解毒の効能があります。日本でも刺身のつまとして食用にされることが多いので、解毒の効能を知っている人も多いかもしれません。近代研究によって殺菌作用と血管拡張作用などが明らかになっており、高血圧や心臓病治療などにも応用されています。

細かくは色によって使い分けたりもします。白いものは清熱、明目、平肝の目的でよく使われ、黄色いものは外感風熱によく使われます。もう一つ似た薬に「野菊花」というものもあるのですが、こちらは解毒の作用が比較的強いとされます。野菊花は C. indicum L. という植物を使います。日本でも菊花茶などの名前で普通にお茶として買えます。入手が容易な生薬の一つです。

菊花は補腎の枸杞と組み合わせて腎陰虚による赤目、のぼせ、めまいなどに効果を発揮します。免疫力を高める女貞子と黄蓍を配しているので、放射線療法などの免疫力を低下させる物理治療中に飲んでもよさそうです。また高血圧によるめまいやふらつきなどがあるときにもいいでしょう。

もちろん菊花を単独で煮出してもうっすらと甘いおいしいお茶が出来ます。菊花茶は口内炎や喉のはれなどにも効果がありますので覚えておきましょう。

というわけで本日のレシピです。女貞子の入手が少し難しいかもしれませんが、ご入用の方はメールでご連絡ください。

川軍飲│大黄ジュース

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難易度:☆ 調理時間:30分以内
単一の薬物だけを使った薬膳料理シリーズ、本日は『川軍飲│大黄ジュース』の紹介です。

名前にある川軍とは生薬「大黄」の別名で、他にも将軍、錦紋などの呼び名があります。将軍の名は“禍乱を除いて太平をもたらす”という強力な薬効から、川軍は四川省が主要な産地であることから、錦紋の名は断面に模様が浮かぶことから名付けられています。もちろん『将軍飲』や『錦紋飲』と呼んでもOKです。

「大黄」の名前を聞いたことのある多くの方の中では大黄=下剤というイメージだと思います。中医学でも瀉下薬の中でも特に攻下薬に分類され、下剤としての使い方も間違ってはいないのですが、その他に多くの作用を持つので簡単に説明しておきましょう。

中医学では「瀉下攻積」、「瀉火」、「清熱解毒」、「活血去瘀」、「利水」、「清化湿熱」というかなり多岐にわたる効能があります。おなかを押さえるのを嫌がるほどの腹部が張っている便秘にはもちろん、瀉火の作用で火邪が頭痛、眼の充血などを引き起こしたもの、吐血、喀血、鼻血などを引き起こしたものなどを治療します。また清熱解毒作用で通便を通して体内にこもった熱をとったり、活血作用を使って打撲に外用したり、湿熱の黄疸に使ったりもします。

他にもかなり広範囲にわたる抗菌作用や止血作用もあり、軟膏やシップに配合されたりもします。かなり応用範囲の広い薬物です。

体の中に熱が溜まっているなと感じる方は、この『川軍飲│大黄ジュース』を飲んでみてはいかがでしょうか?

山藥蘋果牛奶│ヤマイモリンゴミルク

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難易度:☆ 調理時間:一瞬
本日は『ヤマイモリンゴミルク』という薬膳ドリンクのレシピを紹介します。食欲不振や消化不良に効果のある冷たいドリンクです。

この料理で使われるリンゴ、日本語では漢字で「林檎」、中国語では「蘋果」とと表記します。本草書《本草綱目》にも記載のある植物で、もともと中国でも「林檎(りんきん)」の名で呼ばれていたようです。林檎とは字の通り「林に檎(鳥)を呼び寄せる」の意味です。

現在日本で食べられているリンゴはセイヨウリンゴといいヨーロッパからもたらされたものですが、それ以前は和リンゴという同属の別の植物を食用にしていました。平安時代には「利宇古宇(りうこう)」と呼ばれており、これが訛ってリンゴになったといわれています。さて、中国にもヨーロッパのリンゴがもたらされる以前は、固有のリンゴが栽培されており、これらがそれぞれ林檎、柰、花红などと呼ばれていました。これらは現在でもセイヨウリンゴ以外の別種のリンゴの漢名として通用します。

「蘋果」の「蘋」の字はもともと浮き草の意味なので、リンゴの名前に付けるのは不自然な気がしますが、セイヨウリンゴが中国に入ってきたときに、どういう理由かこの漢字が使われることになり、今でも通用しているというわけです。

個人的には「柰」の字がかわいらしくて素敵だと思います。


薑汁地瓜湯│サツマイモの黒糖ショウガスープ煮

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難易度:☆ 調理時間:30分以内
本日のレシピは『薑汁地瓜湯│サツマイモの黒糖ショウガスープ煮』です。

漢方や中医学で多くの処方に配合される生姜(生薬学ではショウキョウ、食品としてはショウガと読みます)、その薬用としての歴史は古く、最古の本草書《神農本草経》に中品として記載されています。

乾薑

味辛、溫。
主胸滿咳逆上氣、溫中止血、出汗、逐風濕痺、腸下利。生者、尤良。
久服、去臭氣、通神明。生川谷。
《名醫》曰:生楗為及荊、揚州。九月採。
案:《說文》云:薑、御濕之菜也。
《廣雅》云:廉薑也。《呂氏春秋本味篇》
和之美者、陽朴之薑。高誘
注:陽朴、地名、在蜀郡。
司馬相如《上林賦》、有茈薑雲。

これによると「体を温め止血し、汗をかかせて風湿の痺れや下痢を治す」 など現代とほとんど同じ使われ方をしていたことがわかります。恐るべし中国医学です。

《神農本草経》は後漢の時代に成立したとされるのですが、この時代にすでに詳しい解説があることから、はっきりとした資料は現存していませんが、薬用としての起源は更に遡れます。《神農本草経》の時代は生姜と乾姜を区別せず、すべて乾姜という名前で呼んでいたようです。

南北朝時代にパキスタン語でSANKAと呼ばれていたものを、中国語に音訳して「生姜」と呼ぶようになり、漢字の意味から生と乾燥させたものを区別し始めます。南北朝時代に中国と医学交流のあったイランでは医薬品として使われていた記録が残っているそうなので、医薬品としては数千年の歴史があるようです。

このレシピは簡単でおいしく、しかも体を温めて腸をきれいにするという女性にうれしい効果が目白押し!ダイエットのサプリメントを食べるくらいなら、一食をこれに置き換えて食べてみるといいかもしれません。

豆漿芝麻糊│黒ゴマ豆乳

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難易度:☆ 調理時間:一瞬
本日は季節を問わず毎日飲める健康薬膳ドリンク『豆漿芝麻糊│黒ゴマ豆乳』のレシピを紹介します。作るのはとっても簡単です。

豆乳に多く含まれるイソフラボンは女性ホルモン様作用があり、女性にはバストアップ、更年期障害改善、美肌効果、男性には前立腺がん抑制、薄毛・脱毛抑制など様々な効果を及ぼします。大豆イソフラボンをはじめとする植物イソフラボンは体内に長時間とどまらずにすぐに排出されてしまうので、一度に大量摂取するよりは毎日少しずつ長期間にわたって摂取する方が効果的です。

続いて黒ゴマ、その健康パワーは皆様の知るところでしょう。有効成分であるセサミンなどのリグナン類は実は腸からは吸収されず肝臓に繋がる門脈という場所から直接肝臓に吸収されます。活性酸素除去効果があり肝臓から直接吸収されるため、肝臓で発生する活性酸素を効率的に除去することができるのです。しかも同じく抗活性酸素作用を発揮するビタミンEも豊富に含みいいことだらけです。さらには鉄、マグネシウム、カルシウムを同じ重量の牛乳よりも豊富に含むため、貧血や骨粗しょう症にも効果があります。このほかにも様々な健康効果があるのですが、うーむ、すごいですね。

この『豆漿芝麻糊│黒ゴマ豆乳』は薬膳料理として肝臓と女性ホルモンが関与する様々な問題に効きそうです。毎日コップ一杯ずつお楽しみください。夏はとろみをつけずに冷やして、冬はとろみをつけて温かくしてお召し上がりください。


檸檬愛玉冰│レモン愛玉ゼリー

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難易度:☆☆☆(作るだけなら☆) 調理時間:1時間以内
本日は夏を先取りした台湾のデザート『檸檬愛玉冰│レモン愛玉ゼリー』のレシピを紹介します。台湾の夜市やデザート店では定番メニューの一つなので、食べたことがある旅行者の方も多いことでしょう。

愛玉は台湾語で「オーギョー」のように発音します。台湾固有の植物でイチジクの仲間です。発見は日本を代表する植物学者である牧野富太郎博士。日本統治時代に行われた第一次植生調査時(1904)に発見され新種として認められました。台湾では古くから食用とされていたようで、その種子を愛玉子(オーギョーチ)と呼んでいました。この現地名をそのまま使って、牧野博士により学名を Ficus awkeotsang Makino と名づけられました。属名は「オーギョーチ」をそのままラテン語で表記したものです。現在は学名が変わり Ficus pumila L. var. awkeotsang (Makino) Corner と呼ばれます。

「台湾通史」という書物に愛玉の名前の由来があるので抜き出してみましょう。

愛玉子:於嘉義山中。舊志未記載其名,道光初,有同安人某居於郡治之媽祖樓街往來嘉義,採辦土宜。一日,過後大埔,天熱甚,溪飲,見水面成凍,掬而飲之,涼沁心脾,自念此間暑,何得有冰?細視水上,樹子錯落,揉之有漿,以為此物化也。拾而歸家,以水洗之,,頃刻成凍,和以糖,風味殊佳,或合以兒茶少許,則色如瑪瑙。某有女曰愛玉,年15,楚楚可人,長日無事,出凍以賣,飲者甘之,遂呼為愛玉凍。自是傳遍市上,採者日多,配售閩、。按愛玉子,即薜荔,性清涼,可解暑。

道光初年といえば1821年ですので、200年近い歴史があるデザートというわけです。発見者も娘の名前を偶然見つけた植物につけるとは…なかなか面白い逸話ですね。

台湾ではこのレシピのようにレモン汁とあわせるだけでなく、ドリンクステーションのジュースに混ぜたり、カキ氷や豆花の具としても使います。

が、そういう軽食店で使われる弾力のある「愛玉」はゼラチンで作られていたりします(笑)。

この愛玉の種子(愛玉子や愛玉籽と呼びます)表面には植物中でも一二を争うほどの大量のペクチンが含まれます。愛玉子を水の中でもむと種子表面のペクチンが溶け出し、これによって水がゼリー状に固まるのです。寒天やゼラチンのように加熱せずにゼリーを作れる珍しい原料で、アイディア次第では色々なデザートに応用が出来そうです。残念ながらペクチンは油で凝固が阻害されるので、牛乳やチョコレートを固めることは出来ませんが、無脂肪牛乳や砂糖水なら固めることが出来ます。理系魂をくすぐられる料理ですね。色々と実験しながらお試しください。

日本では愛玉子は売られていないと思うので、もし試してみたい方がいらっしゃれば台湾から送ります。加熱しないで作れるので小さな子どもでも作れ、何より作るのが楽しく簡単です。ぜひ手の中で水が固まり始めるという不思議な感触をお楽しみください。


四果甜湯│四種の干しフルーツスープ

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難易度:☆☆ 調理時間:30分以内
台湾内省人の故郷の一つ福建省泉州の伝統料理『四果甜湯』のレシピを紹介します。伝統的な中国のデザートです。

泉州の結婚や誕生日などの慶事で最後に出される定番デザートがこの『四果甜湯』です。本物は「冬瓜糖」というちょっと特殊な材料を使うので日本では完全再現が難しいのですが、そこは適当にアレンジしちゃいます。一つ一つの材料に祝福吉利の寓意が込められており、とてもおめでたい料理です。

台湾では豆花などの店で『四果湯』という似た名前のデザートを食べることができますが、こちらは四種類の材料を使ったデザートというだけで泉州の『四果甜湯』とは別物です。名前から同じルーツの料理だと思うのですが、台湾ではずいぶんと思い切ってアレンジされているようです(笑)。

記事では最も一般的な(オリジナルに近い)レシピを紹介していますが、各自で好きな材料を使ってアレンジしてみてください。


酸柑茶│客家伝統陳皮茶

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本日のレシピは『酸柑茶│客家伝統陳皮茶』という、台湾客家伝統のお茶の作り方です。

申し訳ないので最初に断っておきますが、この料理というかお茶はおそらく日本どころか台湾ですら専門の業者さんでなければ作れません。非常に手間がかかるのもそうですが、レシピと製法が独自で完全な再現が不可能なためです。

文末に紹介している非常に簡易版のレシピですが、あくまで似て非なるものです。

というわけで今日はレシピよりも記事のほうがメインです。

酸柑茶というのは台湾の桃園、苗栗、新竹などの客家の人々が製造する特殊なお茶で、簡単に言えば蜜柑の中にお茶を入れて蒸したもの。形態に関しては下の写真を参考にしてください。


その昔「陳皮」という生薬を作っていた客家の一族が、実の部分を捨ててしまうのはもったいないと考え、手近にあった安い茶葉とまぜあわせて余ったミカンの皮に詰めて蒸して保存しておいたのが最初期(100年以上前)の「酸柑茶」だといわれています。

それが質素倹約を旨とする客家の人々の心を打ち、台湾客家の人々の祭壇の脇に飾られるようになりました。さらに台湾で茶業を営む客家の人々が製法を改良し、現在の形になったと伝わっています。 福建省あたりだと台湾からの輸入品がごく少量出回っているようですが、台湾以外ではほとんど流通していない特殊なお茶です。

現在は「虎頭柑」という種類のミカンをつかい、プーアル茶の茶葉を使って作ります。果肉をくりぬいて果汁と茶葉、紫蘇、青草、薄荷と混ぜ合わせ、皮に戻して圧縮、蒸してまた圧縮、乾燥するという工程を6-9度も繰り返して作り、ものすごく手間と時間がかかります。出来上がってからも天気のいい日は天日干しに、雨が降れば火の側で乾かすのを数ヶ月続けるのです。

一昔前は作るのに半年以上もかかったそうで、今でも製造には3ヶ月以上もの期間がかかります。しかも全て手作業、その労力は大変なものがあります。簡単に再現できない理由がお分かりいただけたでしょうか? というか、日本で作るのは無理ですねこれ。

その昔台湾の苗栗地区には数多くの『酸柑茶』の工場があったそうですが、今ではわずかに8工場が残るのみといいます。これからに伝えて欲しい古きよき台湾文化の一つです。

「酸柑茶」は台湾各地の老街や土産物屋で買うことができますが、台北市内で探すのは難しいかもしれません。旧正月前はスーパーでも売られていることがあるので、見かけたら購入して見ましょう。まさに台湾特産と言ってもいい非常に珍しいお茶で、客家文化を象徴するようなものですので、珍しい海外の製品に興味がある方には最適なお土産になることでしょう。

ちなみに乾燥した場所においておけば10年でも20年でも保管ができ、しかも中身はプーアル茶。時間が発てば経つほど価値が上がります。苗栗には80年以上前の「酸柑茶」が現存しており、値段がつけられないほどの価値があるそうです。


味は非常にさわやかで、鼻に抜けるような酸味と香りが特徴。鼻づまりやのぼせ、暑気あたりなどに効果があるそうです。どこか薬臭いので、若い人には好まれないかもしれませんが、歴史と製法を知れば一度は試したいと思う人もいるのではないでしょうか。

以下のレシピは何とか簡単に再現しようと四苦八苦して考案したものですが、本物とは味の深みも製法もまるっきり異なります。ぜひ台湾を訪れた時に本物を手にとってその歴史と共に、実物を味わっていただきたいと思います。

たしか一個300-500元くらいだったはずです。興味がある方はメッセージいただければ、買ってきて送ります。




難易度:
☆☆

調理時間:
数日

青蛙鮮奶│黒タピオカ牛乳

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今日は台湾の夏らしくタピオカを使ったドリンク『青蛙鮮奶│タピオカ牛乳』のレシピ紹介です。大き目のブラックタピオカに砂糖で味付けした牛乳を注いで作ります。「青蛙撞奶」などとも呼ばれますが、店の違いですね。もしかしたら商標登録されているかもしれません。

名前にある「青蛙」とはブラックタピオカがまるで蛙の卵のようなことから名付けられています。日本だと「気持ち悪い!」と絶対に受け入れられないネーミングでしょうが、この名称は台湾では広く浸透しています。とくに台湾大学傍の「陳三鼎」のものは毎日長い行列を作るほど有名で、筆者も傍を通るたびに買って飲んでいます。

台湾では飲料に混ぜるタピオカを色や大きさによりさまざまに呼びわけます。「青蛙」以外にも、「珍珠」、「波霸」、「粉圓」などが有名ですね。「珍珠」、「波霸」はもともと南部と北部のタピオカの名称の違いでしたが、今では大きさの違いを表す言葉になりました。またそれぞれに「大」や「小」などの形容詞がついたりもします。

白と黒のタピオカを組み合わせた「熊貓(パンダ)」などもあり、その他の材料と組み合わせたものはまた特殊な名前があったりで、台湾人のネーミングセンスが光ります。漢字が得意な人はそういうのも楽しみましょう。

ちなみにタピオカミルクティーは台中の春水堂と台南の翰林茶館がそれぞれ創始店だと主張しています。春水堂は白いタピオカ、翰林茶館は黒いタピオカを使ってミルクティーを作ったそうですが、両店ともに商標登録をしていなかったので、真相は不明です。しかも台湾でのブームの火付け役になったのは日本のテレビ番組というから驚きです。



タピオカは上記リンクからどうぞ。

タピオカミルクティーは80年代に台湾で開発され、90年代に流行し、今ではアジア各国だけでなく、アメリカやヨーロッパでも人気を博しています。台湾発祥の文化が世界中に浸透していく姿をリアルタイムで応援できるというのは、筆者も非常に喜ばしく思います。これからもタピオカミルクティーのますますの発展を願って!乾杯!(レシピはミルクティーではなく、牛乳です。)
 



難易度:


調理時間:
30分以内

【材料販売】酸梅湯(Suanmei Tang、さんめいとう)

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☆☆超おすすめ☆☆
酸梅湯

台湾の伝統飲料である『酸梅湯』の販売です。

暑気あたりや消化不良に効果があるとされ、古くは中国皇帝の夏ばて治療薬としても使われていました。これからの季節にまさにうってつけの、すがすがしい酸味と自然の甘みが美味しい薬膳ドリンクです。

そしてなによりうれしい無糖(ノンシュガー)!

さわやかな甘味は甘草のグリチルリチン由来で糖尿病の方やダイエット中の方などにも安心しておすすめできます。

台湾では焼肉などの肉料理のお供にも飲まれます。

夏は冷やして、冬は温めてお楽しみください。

美顏玫瑰茶│美顔バラ茶

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今日紹介するレシピは美容の薬膳茶『美顏玫瑰茶│美顔バラ茶』です。バラの花を使った美容のためのお茶で、乾燥させたバラの花といくつかの生薬を混ぜ合わせて作ります。

バラは他のハーブに比べて美顔効果が突出しています。豊富な有機酸やビタミンCを含有し、美顔効果だけでなく長期的には便秘の改善や、女性ホルモンの正常化作用も期待できます。

またバラのエッセンシャルオイルは非常に高価ですが、その芳醇な香りは世界中の女性を魅了しています。今日のレシピもバラの花びらを乾燥させたものを使いますが、煮出しすぎて香気が飛んでしまわないよう、バラを入れたら短時間で飲むようにしましょう。

バラのお茶というとどうしても西洋のお茶をイメージしてしまいますが、今日紹介するレシピは中医学の理論を使った薬膳茶で、美顔に効果があるとされています。

バラの花を乾燥させたものはハーブティーのお店や、薬局の健康茶コーナーで手に入ると思いますが、その他の材料は漢方薬局で買う必要があり、作成難易度は高くなっています。興味のある方はお問い合わせください。




難易度:
☆☆☆(材料入手による)
(作るだけなら☆)

調理時間:
30分以内

苦瓜茶│ゴーヤ茶

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たまにはさっぱりと健康茶のレシピを紹介しましょう。本日は『苦瓜茶│ゴーヤ茶』の紹介です。

中国語では別名を「涼瓜」などとも呼び、夏ばてに食用したりもします。

ゴーヤ茶は一時期日本でも流行していたので、今ではどのドラッグストアでも見かけることができます。これを買えばとても簡単に飲めるのですが、実際の作り方を知っておくのも無駄ではないでしょう。実際に生のゴーヤから作れば、ティーバックやエキスで作るものよりも香りや甘みが段違いで、自然の力を直接味わうことができます。

ゴーヤは食用のウリ科植物中最高のビタミンC濃度を誇ります。ビタミンCには血管を強化し、肌の弾力を高める作用が期待できます。ビタミンCには美白効果もあるので、女性にはとことんうれしい食材ですね。またゴーヤには炎症を鎮め、体内の毒物を排出し、脂肪を減少させるという効果もあります。

中華風に調理した『ゴーヤ料理』も美味しいですが、たまにはこうして健康茶を自作してみるのもいいものです。一度家庭でも作ってみましょう。


難易度:


調理時間:
3時間

甘藷牛奶│サツマイモミルク

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本日のレシピは栄養たっぷり!夏は冷やして美味しい『甘藷牛奶│サツマイモミルク』の紹介です。

豊富なカルシウムと食物繊維、バランスのよいビタミン含有量などサツマイモの栄養素は美容にいいこと尽くし。イソフラボンも含むので女性の肌の健康や老化防止にも効果があります。

ミキサーがあればコンビニで売っているサツマイモで作れるので非常に手軽です。場所によっては夏場でも焼き芋を売っているので、氷を入れて冷やしてから飲むといいでしょう。





難易度:


調理時間:
一瞬

新加坡司令 Singapore Sling│シンガポールスリング

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本日は大人のシンガポールレシピ!その名も『Singapore Sling│シンガポールスリング』というカクテルの紹介です。中国語名は『新加坡司令』とスリングの部分が司令と音訳されています。なかなか雰囲気のある面白い名称です。

シンガポールの夕焼けを表したといわれる赤いカクテルで、カクテルとしての歴史は古く、誕生はなんと1915年。当時シンガポールのラッフルホテルのバーテンダーであった嚴崇文(Ngiam Tong Boon)が最初に作ったのが始まりとされます。もともとは女性のためのカクテルとして考案されたものですが、現在はレシピが変わってしまっている事もあり、男女の区別なく飲めるカクテルとなっています。現在のレシピは当初のものよりかなり改変されているようですが、本記事ではオリジナルと現在のもの両方を記載しておきます。

今ではシンガポールを代表するお酒となっており、空港など土産物売り場でも瓶入りのものが買えます。またシンガポール系の航空会社の飛行機に搭乗すれば、(大人は)無料で飲むことができます。シンガポール航空などを利用の際は試してみてください。

筆者もシンガポール訪問時に一杯飲んできました。キンキンに冷えたジンの辛味と果物の甘さが特徴のトロピカルなカクテルで、シンガポールの熱帯夜にはまさにうってつけ。これからの季節やみつきになること間違いなしのカクテルです。

現在ラッフルホテルでの価格は一杯26シンガポールドル(2000円くらい)とちょいと高め。元祖なだけに結構強気です。自作するなら非常に安く作れますので、挑戦してみましょう。


難易度:


調理時間:
一瞬

印度拉茶 Teh Tarik │テータリック

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本日は台湾人がシンガポール・マレーシアを訪問時に必ずお土産として買うという『印度拉茶 Teh Tarik』の作り方です。スパイスを配合したミルクティーで、高いところから糸を引くようにして容器に注ぎ、風味を増し温度を下げるため中国語では「拉」、マレー語の「Tarik」とどちらも「引く」という意味の単語がついています。日本語に訳すならひとまず「引き茶」とでもすべきでしょうか。

ちなみにマレー半島で使われるマレー語では「Teh Tarik」の最後のタリックの部分がタレーッのような発音になりますので注意(何を?)です。

シンガポールやマレーシアのスーパーマーケットでは粉が売っているので、それを牛乳や水で溶いてすぐに完成します。本格的に作るとなると香辛料をそろえて作る必要がありますが、使う香辛料はどれも日本のスパーマーケットで売られているものばかりなので比較的簡単に作ることができます。飲んだことがある方は、他のスパイスを加えるなどしてすこしだけアレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

普通の紅茶と違いほんのりとスパイシーで、熱帯地域であるマレーシアでは甘く甘く作ります。高いところからジョボジョボと器に注ぎ、泡立てて飲むのが南洋式。こうすることで冷まして飲みやすく、空気を含めて風味を増すのです。こぼしてやけどしない程度の高さから練習してみてください。
  

難易度:


調理時間:
30分以内

 
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