蠔汁炆鮑魚│アワビのオイスターソース蒸し

難易度: 調理時間:数日
広東省の伝統料理『蠔汁炆鮑魚│アワビのオイスターソース蒸し』のレシピを紹介します。各種材料で丁寧に下ごしらえしたスープでアワビを煮込み、さらに一晩冷蔵庫で冷やしてスープをしみこませてつくる絶品料理です。アワビ以外の貝で作っても、その貝の旨味を楽しめます。

あけましておめでとうございます。

台湾では1月1日は「跨年」といいます。台湾での年越しはあくまで旧暦の「過年」がメインであり、1月1日は台北101の花火くらいで、日本のように大規模なカウントダウンイベントは行われません。文化の違いです。台湾で年越しを迎える多くの日本人が盛り上がりの小ささにがっかりするのではないでしょうか(笑)。盛り上がりを感じたいなら台北101の花火カウントダウンイベントに参加しましょう。(トイレの混雑と帰宅ラッシュで心を折られるまでを含めてイベントです。)

ホテルによっては屋上や上階のバーなどまで上がれば遠くから花火を楽しめると思います。なんと今年の1月1日の気温は30度前後と温かい(厚い)ので、屋外で過ごしても寒くなんてありません。

そんな年越しイベントに乏しい台湾ですが、近年若者を中心にアーティストの年越しライブを楽しむという文化も生まれ始めました。チケットを購入してライブ会場まで足を運べるという台湾上級者は、そういうイベントを楽しんでみてもよいでしょう。

今年の筆者は10年ぶりくらいに日本の実家で正月を過ごしています。幼少期を過ごした街でローカルな神社に初詣に行く予定です。

皆様も2017年、良い一年にしてくださいね!そしてこれからも甘口男をよろしくお願いします。


[材料]
アワビ ……… 10個
 (小型のもの)
鶏脚 ……… 8本
干しシイタケ ……… 5個
金華ハム ……… 40g
ショウガ ……… 50g
ネギ ……… 50g

氷砂糖 ……… 20g

[調味料]
老酒 ……… 大さじ1
固形ブイヨン ……… 大さじ1
紹興酒 ……… 大さじ1
オイスターソース ……… 大さじ2
チキンスープ ……… 250cc
水 ……… 500cc

[作り方]
1.ショウガを薄切りにする。ネギをぶつ切りにする。

2.鍋に水を入れて加熱し、沸騰させてショウガとネギを入れる。再び過熱して沸騰したら、アワビを入れて2-3分弱火で煮込み、殻から身を外して水気をふき取っておく。

3.作り方2の鍋に鶏脚を入れ、5分ほど中火で煮込む。火が通ったら鶏脚を取り出して水気を切っておく。

4.作り方3の鍋に残りすべての調味料と加熱して沸騰させる。沸騰したら作り方2のアワビの身と作り方3の鶏脚を入れ、落し蓋をして弱火で2時間煮込む。

5.作り方4の鍋に薄切りにした金貨ハムと氷砂糖を加え、再び弱火で30分煮込む。煮込んだら火を止め、常温まで冷ます。その後鍋に蓋をして、鍋ごと冷蔵庫で一晩冷やす。

6.干しシイタケを水で戻し、いしづきを切り取っておく。シイタケの戻し汁は取っておく。

7.冷蔵庫から取り出した鍋に作り方6のシイタケとシイタケの戻し汁を加え、再び中火で加熱して30-40分ほど煮込む。アワビの身を取り出して殻の上に盛り付け、鶏脚やシイタケを添えて上からスープをかけたら完成。

Point!
金華ハムがなければ適当な動物性の乾物で代用しましょう。カツオ節やアゴを使って和風に仕上げても良さそうです。


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