黃金炒飯│黄金炒飯、黄金チャーハン

黃金炒飯│黄金炒飯、黄金チャーハン

台湾南部ではギョーザや麺類などを主食とする人たちも多く、日本と同じ米食文化圏に属するとはいえ、完全に米を主食とする人はそれほど多くはありません。どのお店に行っても白米のご飯が食べられる日本とは違い、台湾ではご飯を提供しないレストランも多いのです。台湾に長く住んで食文化にはほぼ完璧に適応したと思っても、しばらくご飯を食べないと口寂しく感じるのはやはり私が日本人だからでしょうか。

さて、日本の家庭で食べられる代表的な中華ご飯料理といえばやはりチャーハンです。もちろん台湾でもさまざまなチャーハンが食べられます。今回は卵の黄身を使った、黄金色に輝くチャーハンの作り方を紹介します。

前日に食べ残した冷や飯で作れるチャーハンは台湾の家庭でもママの手抜き料理(?)として定番中の定番です。おいしく作るのはそれなりにコツがいるのですが、こればっかりは実際にうまい人が作っているところを見るのが手っ取り早いですね。というわけで記事の終わりにビデオを用意しました。

日本では冷凍で手軽においしいものが食べられますが、実際に炒める手間は冷凍も冷や飯もそれほど変わりません。普通のチャーハンは誰もが作ったことがある料理だと思いますが、今回は卵の黄身で黄金色にコーティングした見た目も美しい『黃金炒飯』を作ってみましょう。

いつものことですがこの料理にもいろんな呼び名があります。ビデオ2では『金包銀炒飯(米粒を銀に見立てて金で包んだチャーハンの意味)』と言っていますが同じものです。



難易度:


調理時間:
一瞬

材料:
冷飯 ……… 250g(茶碗2杯)
卵黄 ……… 2個分
好みの具 ……… 適量
 (ハム、ベーコン、エビ、コーン、タマネギ、ニンジン、グリーンピースなど)

調味料:
塩 ……… 適量


作り方:
1.冷飯に卵黄を溶き入れて、一粒一粒になじむようによく混ぜ合わせる。

2.鍋にサラダ油大さじ1(分量外)をひき、強火で熱しながら作り方1のご飯を炒める。

3.ご飯がパラパラになったら、みじん切りにした好みの具を加え火が通るまで炒めて完成。






ビデオ1:台湾語(中国語字幕)、簡単な料理なので意味が分からなくても作れます。要点はPointに。



ビデオ2:台湾語、こちらの作り方のほうが調理時間が短縮できます。要点はPointに。
 

Point:

(ビデオ1)
卵黄は吸水作用が強くご飯の水分を吸い取るため、卵黄を混ぜる時にかなり粘ります。菜箸で混ぜてもいいですが、一粒一粒が黄色になるまでよく混ぜ合わせましょう。

ご飯をほぐす時はフライパン返しで強く抑えず、スプーンなどの小さなもので軽く押さえてダマをほぐすか、菜箸でつついてほぐしましょう。

ご飯を鍋の端に寄せたときに、なべ底に油がたまらなくなったら炒め終わりのサインです。強火で炒めるとなべ底でご飯の粒が跳ねます。

卵黄の代わりに卵白を使い、野菜の汁で色を付ければ赤や緑のカラフルなチャーハンが作れます。子供が喜ぶこと請け合いなので、チャレンジしてみましょう。また色の付いたチャーハンを作る時に、醤油の味を付けたいときは白醤油を使います。

(ビデオ2)
冷飯は先にコップ1杯の水を加え米粒をほぐした後、よく水を切っておきます。こうすれば卵黄を混ぜ合わせる時粘らずに時間がかかりません。また炒める時ダマになりにくいです。

ニンジンは火が通りにくいので先に炒めます。

塩と胡椒で味付けします。





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