難易度:☆ 調理時間:30分以内
タイ風の中華料理『泰式檸檬魚│タイ風レモン魚』のレシピを紹介します。レモン汁とナンプラーで味付けした白身魚を蒸し焼きにして作る料理です。本来は食卓の上で容器ごと加熱しながら食べますが、今回は簡単に電子レンジを使って作ります。
微笑みの国として知られるタイは東南アジア、マレーシア北部、カンボジアの西部に位置する王国です。昭和初期頃までは国名をシャムと呼んでいました。戦後しばらく民主主義の優等生と呼ばれるほど安定した情勢の下に経済発展を続けますが、2000年代中盤から軍部のクーデターが続発し、2014年のクーデターでは軍部が議会と憲法を廃止、2015年の現在に至るまで軍事独裁政権を樹立して国家を運営しています。なかなか不安定な国内情勢ですが、タイは豊富な観光資源があり日本からの観光客も耐えません。
タイを代表する文化の一つであるタイ料理は1980年代頃から世界中で流行しました。日本にも1990年代以降流行し、数多くのタイ料理レストランが建てられました。エビを使ったスープ『トムヤムクン』は今ではほとんどの日本人が知るタイ料理の定番です。うま味調味料「ナンプラー」を使った独特の風味と色鮮やかな盛り付けは台湾でも受け入れられており、台北市にも数多くのタイ料理レストランが出店しました。長期旅行時に中華料理以外の味を楽しみたいという方は選択肢に入れておきましょう。
それではレシピです。非常に簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。
[材料]
白身魚 ……… 600g
(まるごとでも切り身でもよい)
ニンニク ……… 2個
トウガラシ ……… 1本
エシャロット ……… 1個
レモンうす切り ……… 3-4枚
[調味料]
レモン汁 ……… 大さじ3
酒 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 少々
砂糖 ……… 小さじ1
ナンプラー ……… 小さじ1
[作り方]
1.白身魚の鱗を取るなど下処理し、丸ごとの場合は身に切れ目を入れておく。
2.ニンニク、トウガラシ、エシャロットをみじん切りにし、すべての調味料とよく混ぜ合わせておく。
3.白身魚を耐熱容器に乗せ、上から作り方2のソースを半量かける。容器ごと電子レンジで4分(800W)加熱し、さらに裏返して残り半量のソースをかけ同じく4分(800w)加熱する。火が通っているのを確認したらレモンうす切りをのせて完成。
Point!
オーブンで片面を加熱する時間はオーブンのW数をAとして、3200/A = 分で求めます。800Wなら4分、1100Wなら2分50秒ほどです。
タイ料理店ではテーブルの上で蒸し焼きにして作りますが、日本で準備するのは大変なのでオーブンで加熱しています。十分おいしく火が通るので心配いりません。
よりひと手間加えるなら香菜のみじん切りを最後に散らしましょう。
0 コメント :
コメントを投稿