麵糰│肉まんベース

難易度:☆ 調理時間:30分以内
久しぶりに続き物で肉まんを作ってみたいと思います。最初はあらゆる『○まん』の生地となる『麵糰│肉まんベース』を作ります。発酵が必要なのでドライイーストを準備しておきましょう。あとは蒸し器があれば何でも作れます。

台湾のコンビニには年中「肉まん」の蒸し器が置いてあります。日本と同じように客が好みの○まんをレジに持っていって会計するスタイルです。日本のように『あんまん』は売っておらず、ほとんどが様々なバリエーションの『肉まん』または餡の入っていない『蒸しパン』を販売しています。筆者も小腹がすいたときに良く食べますが、正直…コンビニの肉まんは日本のものの方がおいしいです。

中国全土にある『肉まん』の様な料理は、三国時代に諸葛亮孔明が氾濫した河を鎮めるために使った生贄代わりの小麦粉人形が元になっているとされます。このため『饅頭』には「頭」の字が入っているのです。

今回は生地の作り方を紹介しますが、中に何を包んでもかまいません。生地度同重量の餡を包んで少し寝かせ、15分蒸せば色々な『○まん』の完成です。色々オリジナルのものを作ってお楽しみください。

明日からはこの生地を使ったオーソドックスな『肉まん』から、ちょっと珍しい『○○まん』までを紹介していきたいと思います。お楽しみに!

[材料]
中力粉 ……… 600g
砂糖 ……… 60g
ドライイースト ……… 6g
ベーキングパウダー ……… 5g
水 ……… 280cc

[作り方]
1.ボウルに中力粉、ベーキングパウダーを篩い入れる。上から砂糖を篩い入れる。

2.ドライイーストを少量の水に溶き、作り方1のボウルに加える。残りの水も加えて材料がきれいに混ざり合うまで良く捏ねる。

3.全体がよく混ざったら、球状にまとめてラップをかけ5分ほど寝かせておく。

4.表面に光沢が出てきたら、取り出して平たく延ばし、それを丸めて筒状にする。これを必要な長さに切り分けたら生地の完成。

Point!
この生地を切り出し、同じ重量の餡を包めば『○まん』の完成です。カレー、シチュー、ピザ…何を包んでもかまいません。餡を包んだ後30分寝かせたら蒸し器で15分ほど蒸して火を通しましょう。


2 コメント :

匿名 さんのコメント...

薄力粉のレシピが多いですが、中力粉にするメリットはなんでしょうか?
それと水分量が少なめのような気がします。良かったら教えてくださいませんか

甘口男 さんのコメント...

返信遅れました!申し訳ございません。

中力粉のメリットと水の量ですか…?中力粉を使うと長い間蒸し器の中に入れっぱなしにしても生地がへたりにくくなったような…。うろ覚えですがそういう違いがあったと思います。あと生地だけ自作してみたところたしかに日本のコンビニのものと比べて固くなりますね。長時間しっかり発酵させるか、ベーキングパウダーを気持ち多めにしていただけると解決できるかと思います。

他の肉まんレシピもあさってみましたが、中力粉の分量に対して水は250-350ccと幅があります。280ccは少なめですが間違っているわけではなさそうです。少な目と感じるようなら300-320ccほどに増量して作ってみてください。

ご質問ありがとうございました。

 
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