醃篤鮮│金華ハムとタケノコのスープ

難易度:☆ 調理時間:2時間
浙江省の名物料理『醃篤鮮│金華ハムとタケノコのスープ』のレシピを紹介します。厚切りにした金華ハムと豚バラ肉のダシがスープをうっすらと濁らせた名品です。

浙江省は中国東部、海に面した省で省都は日本人にもおなじみの「杭州」。省のGDPも毎年全国4-5位と高く、経済発展も著しい土地です。

浙江省の浙とは省内を流れる河川「錢塘江」のことで、湾曲が激しいことから「折れ曲がる江」、即ち浙江と名付けられました。南部の温州、麗水は福建省と接し、台湾でも餛飩料理などで有名です。他にも金華ハムで有名な金華、紹興酒で有名な紹興などを有し、各地で作られるあまりにも有名な特産物は、日本の中華料理ファンにもおなじみですね。ちなみに省都の杭州より南部の温州のほうが人口が多いです。

浙江省にある約7000年前の遺跡からは日本の米の先祖に当たるDNAを持つ籾殻が見つかっており、日本の米の祖地であることも分かっています。浙江省の料理は浙菜と呼ばれ、中国八大菜系の一つ、トンポーロウに代表されるように甘く、こってりしたものが多く、素材を長時間煮込んでダシを抽出し、それを別の材料に移して食べるなどの調理技法が特徴です。また省内各地の風光明媚な環境を模した美しい細工が施された料理にも優れます。

日本の米の故郷である浙江省、日本のお米との相性はもちろんばっちりです!今回の『醃篤鮮』もぜひ金華ハムを手に入れて再現してみてください。おいしいですよ!


[材料]
豚バラ肉 ……… 300g
金華ハム ……… 150g
タケノコ ……… 100g
高野豆腐 ……… 150g
白菜 ……… 300g
水 ……… 800cc

[調味料]
塩 ……… 小さじ1/2
紹興酒 ……… 大さじ1

[作り方]
1.タケノコは下処理して一口サイズに切る。高野豆腐は0.5cmほどの厚さのうす切りにする。金華ハムは厚さ2cmほどの一口サイズに切り分けておく。豚バラ肉は一口サイズに切り分ける。白菜は食べやすい大きさに切る。

2.鍋にお湯を沸騰させ、豚バラ肉と金華ハムを湯通ししてアクを抜き取り出して冷水に浸けてから水気を切っておく。

3.鍋にすべての材料と水と紹興酒を入れ、蓋をして沸騰させる。強火、中火、弱火でそれぞれ20分ほど煮込んだら最後に塩で味を整えて完成。

Point!
スープがうっすらと白濁しないと『醃篤鮮│金華ハムとタケノコのスープ』と呼びません。最初から弱火で煮込むとなかなかスープが白濁しないので、レシピ通り強火から弱火に火力を落としながら煮込みましょう。

生の金華ハムは日本では入手できないので、湯通しする必要はありませんが、それでも軽く茹でて表面の古い脂を落としておくのがよいでしょう。

白菜の代わりにチンゲンサイを使ってもかまいません。


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