口水雞│本格よだれ鶏

2014/5/12 レシピ修正しました。

本日は現在当ブログで一番人気の料理である「よだれ鶏」の本格版『口水雞│本格よだれ鶏』のレシピを紹介したいと思います。いろんな方からこの料理のレシピが知りたかった!と感想をいただいておりまして、本当にありがたい限りです。以前紹介したレシピはなるべく簡単に材料を日本でも手に入りそうなものに置き換えて作った簡易版(しかし結構美味い)の『口水雞│よだれ鶏』のレシピはこちら

以前のレシピでも紹介していますが、『口水雞│よだれ鶏』とは、一口食べただけで口の中からよだれがあふれ出すという意味で、鶏や人のよだれと料理にはまったく関係がありません。辛さで有名な四川料理の一つで、数種類の香辛料とピーナッツを組み合わせたソースを、蒸した鶏肉に絡めて食べるスパイシーな料理です。

筆者の好物料理でもあり、いろいろな店のものを食べ歩きましたが、未だにハズレの店には当ったことがありません。ある程度適当に作ってもそれなりに食べられるということかもしれません。おそらく鶏肉とそのほかの香辛料の相性が非常にいいのでしょう。

最近は☆一つの料理ばかりを紹介していたので、お手軽料理に慣れてしまった方は作るのに手間はかかるかもしれません。中華料理好きなら一度は食べておきたい料理の一つでしょう。今回のレシピは自信を持っておすすめできます、ぜひ挑戦してみてください。



難易度:
☆☆

調理時間:
1時間以内

材料:
鶏肉 ……… 1匹分(約700g)
ピーナッツ ……… 適量
パセリ ……… 適量

調味料1:
塩 ……… 大さじ1
花雕酒 ……… 大さじ2

調味料2:
サラダ油 ……… 大さじ2
花椒1 ……… 大さじ1
花椒2 ……… 小さじ1
エシャロット ……… 2個
ネギ ……… 1本
ごま油 ……… 大さじ1
ニンニク ……… 3個
固形ブイヨン ……… 小さじ1/2
塩 ……… 少々


調味料3:
唐辛子 ……… 2本
 (指天椒など辛いものを使いましょう)
ラー油 ……… 大さじ3
酒 ……… 大さじ1
米焼酎 ……… 小さじ1
ショウガ ……… 10g


作り方:
1.鶏肉はよく洗い、調味料1を満遍なく全体に塗りつけて15分ほど放置する。

2.作り方1の鶏肉を蒸し器に入れ、20分蒸し、そのまま火を止めて10分放置する。

2-1.鶏肉を蒸している間に、ピーナツを砕き、調味料2の花椒2を粉砕して粉にする。調味料2のニンニク、ネギ、エシャロット、調味料3のショウガをすり下ろしておく。

2-2.鍋にサラダ油を加え、花椒1を炒めて香りを出す。この鍋に全ての調味料2を加え、弱火でよくかき混ぜながら加熱し、5分ほど煮込んで香りを立たせる。

2-3.火を止めてすべての調味料3を加えてよくかき混ぜ、火から下ろして冷まして置く。これでソースは完成。

3.蒸していた鶏肉を取り出し、やけどに注意しながら氷水の入ったボウルにつけて冷やす。氷が解けたら再度加え全体を完全に冷やす。

4.鶏肉を手羽先、もも肉、むね肉などに切り分け、更に食べやすいサイズにスライスする。

5.器に盛りつけた鶏肉に、作り方2-3で作ったソースをかけ、砕いたピーナッツを振りかけてパセリを添えて完成。

Point:
作り方2-3ではスープが熱いうちにトウガラシを入れてください。これでスープにうっすらと辛味が付きます。辛いのが好きな方は刻んだトウガラシを入れましょう。辛いのが苦手な人がいる場合は、出来上がりに好みで七味唐辛子を振りかけられるようにしておけばいいと思います。

作り方2-3でソースができたら、一度味見してみましょう。辛すぎるなら砂糖を、薄ければ塩を、油が足りないならラー油を、うま味が足りないなら味の素を少量足して味を調えます。他に好みの香辛料があれば”ごく少量”足しても良いでしょう。

あらかじめ切り分けた鶏肉を蒸せば時間を短縮できます。一口サイズに切り分けた鶏肉を使うなら、蒸し時間10分、火を止めて10分で作ってください。

ポイントはソースの味もそうですが、鶏肉をいかに柔らかく蒸しあげるかに尽きます。いろいろと技を使ってください。

唐辛子の代わりに適量の七味唐辛子などを使ってもいいでしょう。むしろその方が日本人好みになると思います。レモンを添えるのもよいでしょう。

ゴマなど振りかけても美味しいですよ!


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7 コメント :

匿名 さんのコメント...

こんにちは。まさに探していたよだれ鶏のレシピを見つけました!
早速作ってみたいと思うのですが、レシピについて質問させてください。
調味料2のエシャロットはすりおろしでいいですか?ネギとは青ネギでこちらもすりおろし??
調味料3の唐辛子はそのままですか?刻むのですか?
よろしくお願いいたします。

甘口男 さんのコメント...

返信が遅れまして申し訳ありません。
レシピにエシャロット出てきませんね…、改稿しておきます。
エシャロットは他の材料と一緒にすりおろします。
ネギは青ネギでも普通のネギでも、ニラでもOK。量は20-30gが適量でしょう。好みで増減してください。
トウガラシもレシピに出てきませんね…。こちらも修正しておきます。
普通はスープにそのまま入れて薄く辛味をつけます。刻むと辛味が増すのですが、普通の日本人には食べにくくなるかもしれません。スープに辛味をつけないときは、出来上がりに七味トウガラシを好みで振りかけるといいでしょう。

匿名 さんのコメント...

ネギを1本をどうるのか判りません。
追記ください。

甘口男 さんのコメント...

上の匿名さんの返信にネギの分量が書いてあるので参考にしてください。

匿名 さんのコメント...

今作ってますが、ソースっぽくなりません。
醤油っぽいものは入らないのですか?

Higene さんのコメント...

伝統的な口水鶏のソースには醤油は入りません。
好みで加えてもよいでしょうが、まずはレシピ通りで作って食べてみてください。
「ソースっぽくならない」というのは、もしかしてとろみのあるソースを想像しているのかもしれませんが、ラー油ベースのさらりとしたソース、というかタレになります。

Higene


匿名 さんのコメント...

返信有り難う御座います!
エシャロットを玉ねぎで代用したからか、ペースト状です。
けど美味しい!!
材料揃えてまた作ってみます!

 
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