蛤蜊蘆筍悶飯│ハマグリとアスパラの混ぜご飯

本日は『蛤蜊蘆筍悶飯』というご飯もの料理のレシピを紹介します。今が旬のアスパラガスとハマグリをご飯に混ぜて食べる料理で、炒飯のように作るわけではないため、台湾では外食で食べるというより家庭で作る料理になります。

この料理で使うアスパラガスは中国語で「蘆筍」と書き、アロエ(蘆薈)とタケノコ(筍)という字を合わせてできています。植物学的には百合の仲間なのですが、なんとも見事な漢字による命名といえます。ちなみに「天門冬」という生薬も同じ属に属します。

炊き込みご飯ではなく、別々に作った材料を味付けしたご飯と混ぜるという作り方をします。ハマグリもアスパラガスも熱を通しすぎると美味しくないので、一緒に炊き込まないように注意して作りましょう。

非常に香ばしく栄養も豊富でなにより美味しい、レストランでは食べられない旬の材料を使った台湾の家庭料理です。日本でもぜひお楽しみください。本当におすすめです。



難易度:


調理時間:
1時間以内

材料:
蛤(殻付き) ……… 600-700g
米 ……… 2合
ショウガ ……… 50-100g
 (→Point参照)
ニンニク ……… 2個
アスパラガス ……… 4-5本

調味料:
酒 ……… 100-200cc
塩 ……… 少々
水 ……… 適量



作り方:
1.生姜は皮を剥き千切りする。アスパラガスは軽く茹でてぶつ切りにする。

2.フライパンでショウガ、酒、ハマグリを加熱し、ハマグリの殻が全て開いたら身を取り出しておく。フライパンに残った汁を他の器に取り出しておく。

3.米を炊くときに作り方2で残ったショウガとハマグリの汁を加え、少量の塩、ニンニク、適量の水を加えて炊き上げる。

4.米が炊けたら上に作り方2のハマグリ、作り方1のアスパラガスを乗せ、しゃもじなどで混ぜ込んで完成。


Point:
ショウガはアスパラガスと同じくらいの量を使うのが一般的ですが、好みで加減してください。また、ハマグリとあわせるので、ショウガの食感が残ると砂をかんだと勘違してしまうことがあります。ショウガはできるだけ細く切り、ざりっとした食感が残らないように作るのをお勧めします

アスパラガスは一度加熱してから放置し、冷めたものをご飯に混ぜ込んでください。

ハマグリはいわゆる酒蒸しにしてもいいでしょう。 この時も鍋に残ったスープを米を炊くために使います。




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