蕃茄切盤│台南風トマトサラダ

難易度:☆ 調理時間:一瞬
本日は台南発祥のトマト料理『蕃茄切盤』のレシピを紹介します。ソースの作り方にコツがある台湾の伝統料理です。

特に台湾南部ではとてもポピュラーな料理で、南部出身の人がいる家庭ではおやつ代わりに食べられたりもします。台南の果物店では季節にもよりますがほぼ確実に材料が売られています。北部ではあまり見かけませんが夜市などで売られています。北部ではよほどのことがない限り買って食べるより自分で作った方が手軽なので、自作するのが普通です。

調べてみると戦後すぐの時期から台南では食べられていたようで、少なくとも60年以上の歴史がある料理ということが分かりました。台南ではとても有名な料理なのですが、誰がどうやって始めたのかはっきりしたことは分かりません。謎の多い料理です(笑)。

日本では甘草粉が手に入りにくいかもしれませんが、薬局で取り寄せるなどして何とか入手してください。メーカーにもよりますが甘草末の薬価は10gで30.8円です(笑)。調剤薬局に頼めばたぶん500gから買えます。絶対に余ると思いますが『豚肉のしょうが焼き』などにも使えるので、たくさんあっても困ることはないでしょう。喉が痛いときはそのまま水で服用しても効果があります。

という分けで、久しぶりの純粋な台湾料理です。


[材料]
トマト ……… 2-3個

[調味料]
醤油 ……… 大さじ2
すりおろしショウガ ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1-3(好みで増減)
甘草粉 ……… 小さじ1/4

[作り方]
1.トマトを食べやすい大きさに切り器に盛りつける。

2.全ての調味料を混ぜ合わせ、作り方1のトマトに添えて完成。

Point!
可能なら醤油を「醤油膏」という中華調味料で作ってください。あまり塩味がきつすぎるとトマト本来の味が活きません。

甘草粉は薬局で取り寄せれば買えます。普通の甘草をミルを使って粉にしてもよいでしょう。甘口男でも作れるので、少量からでも売ります。火鍋の注文時などにメッセージいただければ少量でしたら無料でお分けします。


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