蚵仔湯│台湾風カキスープ

難易度:☆ 調理時間:一瞬
以前紹介した『蛤蜊湯│ハマグリスープ』に続いて、熱炒店の定番スープ料理『蚵仔湯│台湾風カキスープ』を紹介します。「蚵仔」の部分は台湾語で「オーアー」と発音しましょう。

スープといえばコトコトと煮込んで作ると思いがちですが、この料理は一瞬で作れます。新鮮なカキを使って作りましょう。

台湾料理でよく使われるカキはほとんどが国産品、特に台湾西南部の海岸沿いでは大規模なカキの養殖が行われています。ほぼ毎年台風による被害が起きているので、なかなかに難しい商売のようです。養殖をやっている当地では冷凍ではない獲れ立てのカキを使った台湾料理を賞味できるので、台湾料理ファンの方は足を運んでみるのもよいでしょう。台北から最も近いカキ養殖場でも彰化、嘉義辺りまで行かないといけませんが、当地で食べるカキ料理は絶品です。遊覧イカダで養殖地を見て回るツアーがあり、なんとイカダの上ではカキが食べ放題。養殖場までの交通は相当不便ですが、台湾上級者を名乗りたいなら一度は訪れておきたい場所の一つです(笑)。

さて、昨今話題のノロウイルス、日本で食べられるカキの15パーセントほどがこのノロウイルスに汚染されています。85度以上、1分の加熱で無効化できるので、カキを食べるときは1分以上の加熱を心がけましょう。台湾では生ガキを食べる習慣はほとんどないので、あまり問題になる事はないようです。

今が旬のカキ料理!冷凍品なら手ごろな値段で手に入りますので、ぜひお試しください。


[材料]
カキ(身) ……… 200g
ショウガ ………20g
バジル ……… 適量

[調味料]
塩 ……… 大さじ1/4
酒 ……… 大さじ1
ごま油 ……… 少々

[作り方]
1.ショウガは細く千切りにする。

2.鍋に800cc(適宜増減)の水を沸騰させ、カキの身、ショウガ、塩を入れる。再び加熱して沸騰しカキの身に火が通ったら火を止め、酒、ごま油、バジルの葉を加えて完成。

Point!
調理方法は牡蠣を入れてからすぐに火を止めていますが、食中毒を避けるため1分ほど火にかけておくことを推奨します。


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