難易度:☆ 調理時間:30分以内
本日はオーブンで作れる『起司奶烤蝦│エビのチーズホワイトソース焼き』の紹介です。西洋風の料理ですが台湾の熱炒店でも類似の料理が食べられます。
チーズといえば多数の牛乳を発酵、個化させた製品の総称、原料となる牛乳や製法が様々で世界中で様々な種類のチーズが作られています。中国語の表記もチーズを音訳した芝士、起司、起士、漢字で奶酪、干酪、乳酪、乾酪など様々な表記があり一定していません。
最古のチーズは現在のポーランドあたりで作られ始めたといわれています。日本では飛鳥時代に乳牛と共に伝来し、様々な乳製品が作られて居たそうです。推古天皇の時代に既に全国で作った「醍醐」の品評会まで行われていたようです。近代に入りチーズが本格的に作られるようになったのは1902年にフランス人宣教師が近代チーズの製法を伝えてからです。
チーズ生産の中心は今も昔もヨーロッパで、各国で多種多様なチーズが生産されており味を競っています。ヨーロッパの国々はその他の地域から輸入するチーズの量も莫大で、彼らのチーズ愛が分かります。ちなみに日本のチーズ輸入量はヨーロッパ中心の西洋諸国に並んで世界第10位で、アジアでは最も消費量が多い国となっています。ちなみに生産はアメリカが世界最多、輸入はドイツが世界最多です。
今回紹介する料理はシチューの残りなどを使って簡単に作れます。オーブンで焼くだけで作れますので、挑戦してみてください。
エビ ……… 4匹
(ブラックタイガーなど中型のもの)
ニンニク ……… 30g
バター ……… 20g
牛乳 ……… 50cc
チーズ ……… 30g
(何でもよい)
[調味料]
酒 ……… 適量
塩 ……… 適量
胡椒 ……… 適量
[作り方]
1.エビをよく洗い、ヒゲと脚を切り取り、殻付きのまま背中を割って背ワタを取り酒を振りかけておく。ニンニクはみじん切りにする。
2.フライパンにバターを乗せ、中火で加熱して溶かしニンニクを入れて香りが出るまで炒める。牛乳を少しずつ加えてよく混ぜ合わせ、粘りが出るまで煮詰めてソースを作る。
3.少量の油(分量外)をひいたフライパンでエビの両面を色が変わるまで焼いて軽く火を通す。取り出して荒熱を取ったら、背中の割れ目に作り方2のソースを挟んで上にチーズを乗せる。
4.250度に予熱したオーブンに天板を敷き、上に作り方3のエビを乗せて7分焼き上げる。火が通ったら取り出して器に並べ、好みで塩、胡椒を添えて完成。
Point!
トースターでも作れます。加熱時間は殻の端がすこし焦げるほどの若干長めに設定してください。
前日にたべ残ったシチューやグラタンのホワイトソースを乗せて作っても美味です。日本で作るならレトルトのシチューを作るついでに作るのが手っ取り早いと思います。
牛乳になかなかとろみが付かないときは小麦粉を極少量振りかけてください。
オーブンを250度に予熱するのはかなり時間がかかります。一番最初に設定しておきましょう。
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