香蕉海鮮卷│海鮮バナナコロッケ

今日の料理はまさに中華の発想、日本ではおそらく誰も考え付かないであろうバナナと海鮮(イカや白身魚)などを使った料理を紹介します。レシピでは数種類の海の幸を使い『香蕉海鮮卷』という料理になっていますが、エビだけで作ると『香蕉蝦卷』、イカだけで作ると『香蕉花枝卷』など名前が変わります。変わったところではナマコで作る『香蕉海参卷』などというものもあります。

上海の料理の一つで、現地では割と一般的。台湾でももちろん食べられます。実際に食べてみるとイメージとのギャップに驚きます。バナナを加熱して食べる料理は割りとたくさんありますが、まさか海の幸と合わせるとは!筆者も実際に食べてみるまで信じられないような料理でしたが、これがかなり合う…、いや美味しいんです!バナナの甘みと海鮮の塩味が絶妙なのです。

パン粉をつけて揚げるのは普通のコロッケと一緒で、通常使うジャガイモの変わりにバナナを使います。サクサクの衣をかじれば、熱々のバナナの実と共にぷりぷりのエビや貝類が飛び出し、バナナと潮の香りが鼻腔をくすぐります。海の幸とバナナさえあれば日本でも簡単に作れ、なにより食べた時のインパクトと味のギャップが面白い料理です。料理とは…という固定観念が強い人は材料を聞いたけでダメかもしれませんが、好奇心旺盛な方は是非チャレンジしてください。



難易度:
☆☆

調理時間:
30分以内

材料:
エビ ……… 100g
貝類 ……… 100g
 (身だけ)
イカ ……… 100g
バナナ ……… 80g
 (皮を剥いた量)
卵 ………5-6個
パン粉 ……… 250g
オブラート ……… 10枚

調味料:
マヨネーズ ……… 50g
塩 ……… 5g
味の素 ……… 5g
酒 ……… 10g


作り方:
1.エビ、貝類、イカは一度熱湯に通し、水気を切ってみじん切りにしてからボウルに入れる。塩、味の素、酒、マヨネーズと混ぜ合わせる。

2.バナナは皮を剥き、幅3mmほどの千切りにし、10等分してオブラートに載せる。作り方1の材料も10等分し、バナナと一緒にオブラートに包む。

3.溶いた卵に作り方2のオブラートを入れ、パン粉をまぶし、160度の油(分量外)で1分ほど揚げて完成。


Point:
実はオブラートは水に浸けたくらいでは簡単には破れません。具がもれないよう指先で抓んでそのまま溶き卵に浸けましょう。卵につけたらそのまま引き上げパン粉を軽くまぶし、油に入れます。

薬局に行けば袋状のオブラートも売っているので、それを使っても良いでしょう。大きなものを使って春雨のように巻いたり、小籠包のような形にしたりとさまざまな形状も楽しめます。

作り方1で海鮮を熱湯に通す時は、茹で過ぎないように。生食できるくらいの新鮮なものを使いましょう。

他にもナマコ、白身魚、タコ、貝柱などでも作れます。



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