本日は「中餐丙級證照」シリーズより、『炒咕咾雞脯』を紹介します。ケチャップと酢ベースの甘酢ソースで鶏肉とパプリカを炒めた料理で、子供から大人まで楽しめる中華料理です。味付け以外ほとんど変わりがありませんが、豚肉を使った『咕咾肉』のレシピも参考にしてください。
「中餐丙級證照」の課題料理らしく、本来は鶏むね肉の切り出し方やタマネギの切り方なども採点されますが、家庭で作る場合はそれほど気にしなくて良いでしょう。味付けが気に入ったら肉の種類を変えたりして、アレンジしてみてください。
身近な調味料だけで本格的中華料理が出来上がります。ご飯のおかずにも最適ですので、作り方を覚えておきましょう。
難易度:
☆
調理時間:
30分以内
材料:
鶏むね肉 ……… 300g
タマネギ ……… 1/4玉
黄パプリカ ……… 1/4個
(ピーマンで代用可能)
赤パプリカ ……… 1/4個
(ピーマンで代用可能)
唐辛子 ……… 1本
ショウガ ……… 10g
調味料1:
塩 ……… 小さじ1/4
コショウ ……… 少々
ごま油 ……… 小さじ1
小麦粉 ……… 大さじ1
水 ……… 大さじ1
調味料2:
塩 ……… 少々
ケチャップ ……… 大さじ2
酢 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 大さじ1
水 ……… 大さじ3
作り方:
1.ショウガは皮を剥き薄切りにする。唐辛子は輪切りにする。タマネギはくし切りにする。黄、赤パプリカは種を除き食べやすい大きさに切る。
2.鶏むね肉を骨からはずし、食べやすい大きさに切ってから、調味料1を混ぜ合わせたものとよく絡めて、15-20分ほど漬けておく。
3.熱した鍋に大さじ2-3のサラダ油(分量外)をひき、作り方2の鶏肉を表面が白くなるまで炒めるようにして揚げる。
4.調味料2を全て混ぜ合わせソースを作る。
5.鍋に大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、140度まで熱したら、タマネギを加えて火を通し、続いて残りの野菜と作り方4のソースを入れて弱火で炒めてソースの水気を飛ばす。最後に作り方3の鶏肉を加え、ソースと絡めながら火を通して完成。
Point:
作り方5でソースの水気を飛ばしますが、焦がさないように注意しましょう。多少水気が残っていても鶏肉にまぶした小麦粉にソースが吸収されます。
さまざまな色のパプリカを使って賑やかに作っていますが、一色のみで作っても味は変わりません。ピーマンで代用しても良いでしょう。赤パプリカの代わりにニンジンを、黄パプリカの代わりにカボチャのスライスを使って作っても風味が変わります。特にカボチャで作るのはおすすめです。
レシピ中の水の代わりに中華スープを使うと、より濃厚な味わいになります。
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