炸醬麵│ジャージャー麺

難易度:☆ 調理時間:30分以内
日本でもおなじみの中華料理『炸醬麵│ジャージャー麺』のレシピを紹介します。今回は豆板醤やテンメンジャンを使って肉餡から手作りしてみます。日本のスーパーで手に入る材料だけで本格中華を作ってみましょう。

『炸醬麵』は中国北京あたりが発祥の麺料理で、日本や韓国で広く食べられています。日本では『ジャージャー麺』、韓国では『짜장면(ッチャジャンミョン)』などと現地の発音で呼ばれ、各地で独自のアレンジが加えられています。

韓国の『짜장면(ッチャジャンミョン)』はテンメンジャンではなく、黒豆を発酵させたものにさらにカラメルを加えた「春醤」という独自の調味料を使って作るのが特徴で、その見た目は真っ黒、そして本場よりも甘く味付けするのが特徴です。

日本では2月14日のバレンタインデーにチョコレートを、3月14日のホワイトデーにはそのお返しを渡す習慣があり韓国にも似たような習慣があります。韓国ではホワイトデーに対して4月14日をブラックデーと呼び、2月にも3月にも相手を見つけられなかったシングルの男女が、黒いジャージャー麺をさみしくすする日とされています。当日は各種のSNSにジャージャー麺をすするさみしい男女の写真がたくさんアップロードされ、一大風物詩となっています。面白い習慣ですね。

今回紹介するレシピは肉餡から作る本格的なものです。日本のスーパーで手に入る材料だけで作れますので、ぜひ挑戦してみてください。


[材料]
麺 ……… 120g
キュウリ ……… 30g

[調味料]
エシャロット ……… 30g
サラダ油 ……… 大さじ4
豚ひき肉 ……… 200g
ネギ ……… 20g
テンメンジャン ……… 大さじ3
豆板醤 ……… 大さじ2
砂糖 ……… 小さじ1
水 ……… 120cc

[作り方]
1.エシャロットをみじん切りにする。

2.熱したフライパンにサラダ油を注ぎ、弱火で作り方1のエシャロットをきつね色になるまで炒める。続いて豚ひき肉とネギを加え、中火で豚肉の色が変わるまで炒める。

3.作り方2のフライパンに豆板醤とテンメンジャンを加え、香りが出るまで中火で書き混ぜながら炒める。続いて水と砂糖を加えて混ぜ合わせたら、加熱して沸騰させる。沸騰したらそのまま弱火で5分煮込み、肉餡を作る。

4.麺を茹でて火を通し、水気を切って器に盛り付ける。上に作り方3の肉餡を乗せ、千切りにしたキュウリを添えて完成。

Point!
ネギとエシャロットは細かくみじん切りにしましょう。

テンメンジャンと豆板醤は豚肉を炒めた後に加えます。焦がさないように香りを引き出しましょう。

慣れてきたらシイタケやタケノコのみじん切りを加えるなどしてアレンジしてみてください。


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