乾燒小魚苦瓜│煮干しのゴーヤチャンプルー

難易度:☆ 調理時間:30分以内
熱炒店などでも人気の台湾の家庭料理『乾燒小魚苦瓜│煮干しとゴーヤのチャンプルー』のレシピを紹介します。煮干しとゴーヤを醤油と酢を使って炒めた料理です。夏バテに効きます!


沖縄料理ではないですが、調理法が似ているのでチャンプルーとさせていただきました。

チャンプルーとは沖縄方言で「混ぜこぜにした」という意味です。『ゴーヤチャンプルー』が代表的で、沖縄郷土料理の代名詞ともなっています。

「チャンプルー」の由来は諸説あり未だ明らかになっていません。一つは『長崎ちゃんぽん』のちゃんぽんを沖縄方言で読んだ「ちゃんぷん」が訛ったという説、もう一つは混ぜた(料理)という意味のインドネシア語 Campur (チャンプール)が語源であるという説、最後に中国語で豆腐を炒めたモノというい意味の「炒腐児(Chao fu er、チャオフール)」が由来であるという説、の三つがあるそうです。

筆者としては二番目のインドネシア語由来説を支持したいところです。ゴーヤはインドや東南アジアが原産の植物で、明代に琉球に伝わったとされます。そのときに伝わった音が訛ったという仮説はどうでしょう?標準インドネシア語ではゴーヤのことをPeria と呼びますが、インドネシアのスウェラシ島の一部ではゴーヤのことをポーヤというのです。これが訛ってゴーヤになったという説はいかがでしょうか?ゴーヤは中国から「苦瓜」として伝わったと言われていますが、中国船で荷卸しに従事していたのは東南アジアの人々で、その人らの呼び方が伝わったという説も面白そうです。

語源の明らかでない沖縄方言はインドネシア語などの方言で考えると謎が解けるのかもしれません。

それではレシピです。



[材料]
ゴーヤ ……… 400g
ショウガ ……… 10g
トウガラシ ……… 1/2本
ネギ ……… 20g
煮干し ……… 100g


[調味料]
トウチ ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1
醤油 ……… 小さじ1
黒酢 ……… 小さじ1
塩 ……… 少々
コショウ ……… 少々

[作り方]
1.ゴーヤの種を除き、食べやすい大きさに切る。一度沸騰したお湯にくぐらせて苦みを抜いておく。

2.ショウガを薄切りにする。トウガラシを輪切りにする。ネギを段切りにする。煮干しをよく洗っておく。

3.熱したフライパンに大さじ1のサラダ油(分量外)を引き、ショウガ、トウガラシ、ネギ、煮干し、トウチを入れて香りが出るまで炒める。続いてゴーヤと残りすべての調味料を加え、材料に味がなじむように書き混ぜながら中火で炒める。ゴーヤに火が通ったら完成。

Point!
卵や豚肉を加えても良さそうですね。


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