青椒雞塊│ピーマンと鶏肉炒め

難易度:☆ 調理時間:1時間以内
台湾の家庭料理『青椒雞塊│ピーマンと鶏肉炒め』のレシピを紹介します。鶏肉の唐揚げをピーマンとあわせて炒めた料理で、冷凍唐揚げからも作れます。ピーマンを細かく千切りにすれば苦手な子供にも食べてもらえるかもしれません。

日本語のピーマンの音はフランス語で広義のトウガラシを指す「Piment(ピーマンのように発音します)」に由来します。英語ではそれぞれの色によって Green pepper、Yellow pepper などと名前が変ります。緑、赤、黄色と様々な色、形の品種があり、パプリカとよく似ていますが、パプリカは果実の内部が3-4室に分かれます。、果実の形でもおおよそ区別できるので覚えておきましょう。ちなみにパプリカの英語は地域によってかなり異なり、アメリカ英語では Paprika やSweet pepper、イギリス英語では Capsicumただしイギリス本国では Pepper)、他にも Bell pepperなどの名称で呼ばれます。Paprika はパプリカの生まれたハンガリー語が由来です。


中国語では「青椒」といい、こちらは英語の Green pepper を直訳したもの。パプリカは甜椒といい、こちらも Sweet pepper を直訳したものです。ピーマンもパプリカも台湾で独自の品種などが栽培されており、嘉義や雲林などが産地として有名です。

筆者も子供の頃はなぜかピーマンが苦手でしたが、大人になってから食べられるようになりました。子供と大人は味覚が異なるので、大人の基準で無理やり食べさせたりはしないように。特にトウガラシの仲間は子供と大人で感じる味がぜんぜん違うそうです。


[材料]
鶏肉 ……… 800g
ピーマン ……… 3個
ネギ ……… 10g
ショウガ ……… 10g
ニンニク ……… 10g
トウガラシ ……… 1本

[調味料1]
醤油 ……… 大さじ2
酒 ……… 大さじ1
片栗粉 ……… 大さじ3-4 

[調味料2]
醤油 ……… 大さじ2
酒 ……… 大さじ2
砂糖 ……… 小さじ1
水溶き片栗粉 ……… 大さじ1

[作り方]
1.鶏肉を食べやすい大きさにぶつ切りにし、調味料1の醤油と酒に30分ほど浸けておく。鶏肉の表面に片栗粉をまぶしておく。

2.ピーマンの種を除き、縦に八等分する。

3.鍋に揚げ物油を入れて170度に熱し、作り方1の鶏肉をきつね色になるまで揚げる。火が通ったら取り出して油を切っておく。

4.ネギ、ショウガ、ニンニク、トウガラシをみじん切りもしくは千切りにする。熱したフライパンに大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、ネギ、ショウガ、ニンニク、トウガラシを炒めて香りを出す。続いてピーマンを加えて軽く焦げ目がつくまで炒めたら、調味料2の醤油、酒、砂糖を加えて味を調える。最後に水溶き片栗粉を加えて火を止めたら、作り方3の鶏肉を加えて混ぜ合わせて完成。

Point!
冷凍の鶏唐揚げや市販の鶏唐揚げを使っても作れます。

ピーマンは一度丸ごと油通しして、表面の薄皮を剥いておくと甘味が増します。


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