番茄雞肉濃湯│トマトと鶏肉のスープ

難易度:☆ 調理時間:30分以内
昨日に引き続き西洋風のスープ料理『番茄雞肉濃湯│トマトと鶏肉のスープ』を紹介します。

世界中の料理で多用される鶏肉は、中国でもはるか古代から食用にされていました。おなじみ《本草綱目》にも鶏肉の記載があります。が、当時既に食肉として中国のあらゆる地域で、あらゆる料理に用いられていたようで、様々な品種や部位ごとの違いが記載されており、非常に膨大な内容になっています。というわけで、引用はしません(笑)。

脳、肝、肺、腎、胆嚢、腸、爪、各部位の羽、血など、ほぼ鶏の全身の部位に渡って、詳細に使い方、食べ方、効能などが記載されています。しかも現代科学の観点から見ても、それぞれ理にかなっていたりするので驚きです。他にも鶏の脂肪がハゲに効くなどの記載もあります。

今回の料理では鶏もも肉しか使いませんが、古代中国人の食に対する執念を感じながらお楽しみください。

[材料]
ホールトマト ……… 200g
ジャガイモ ……… 50g
タマネギ ……… 10g
オリーブオイル ……… 大さじ1
鶏もも肉 ………50g
アーモンド片 ………30g
パセリ ……… 10g

[調味料]
固形ブイヨン ……… 小さじ1/4
中華スープ ……… 400cc
ケチャップ ……… 大さじ1


[作り方]
1.鶏もも肉はよく洗い、沸騰したお湯にくぐらせてあくを抜いておく。タマネギとパセリをみじん切りにする。ジャガイモは小さくさいの目に切る。

2.熱した鍋にオリーブオイルを引き、ホールトマトとタマネギ、パセリを炒めて香りを出す。

3.作り方2の鍋にジャガイモ、ケチャップ、中華スープを加えて沸騰させ、弱火で20分ほど煮込んで火を通す。フライパンで作り方1の鶏もも肉を少量の油(分量外)で炒めて火を通しておく。

4.作り方3の鍋の中身をミキサーに入れ撹拌し鍋に戻す。固形ブイヨンで味を整え、作り方3の鶏肉を加えて器に注ぐ。仕上げにアーモンド片を上に散らして完成。

Point!
ホールトマトは缶詰めのものでも、生の皮を剥いたものでもOKです。

鶏肉は炒めても、一緒に煮込んでもどちらでもOK。軽くローストしてから器に盛り付けて、スープを注いでも美しいです。

出来上がりはかなり西洋風です。 お皿や盛り付けも工夫してみましょう。

中華スープ以外のベースを使っても美味しく作れます。好みのスープベースを使ってみてください。もちろん日本のだし汁でも作れます。


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