豆乳雞│豆腐乳から揚げ

豆乳雞│豆腐乳から揚げ

本日は筆者おすすめの超絶美味料理を紹介します。筆者は始めて食べた時からこの料理のファンで、時々行く郊外の台湾の夜市ではこれを食べないと脾気を発して(中国語でイラつくなどの意味)しまうほどです。初めて食べた時の感動は今でも覚えています。「あれ？これ…、普通のから揚げと違う！うまい！えええー！何これ、おいしい!!!」と、路上で思わずバクバクほおばってしまいました。『豆乳雞』は数ある台湾料理のなかでも、筆者のハートをがっちり鷲掴みにした最初の料理で、本日はそのレシピを紹介します。

料理名には「豆乳」とありますが、日本語でいう豆乳とはまったくの別物です。勘違いしないようにしましょう。中国語で「豆乳」とは正確には「豆腐乳」または「腐乳」といわれ、豆腐に麹をまぶして塩水の中で発酵させたものを言います。大豆で作ったチーズみたいなものでしょうか。(逆に日本で言う豆乳は中国語では豆漿といいます。)

豆腐乳の作り方から紹介しようと思いましたが、さすがに難易度が高すぎます。というわけでまずは豆腐乳を手に入れなければなりませんが、探してみたら日本でもAmazonなどで購入できるようです。台湾訪問時にスーパーでまとめ買いしておくのもいいと思います。日本ではあまり一般的ではない食材ですが、塩気が強いのでそのままお酒のつまみにしたり、おかゆに少量乗っけて食べたりと割と万能に使える食材です。長期保存できますし、中華料理ではいろいろと使うので一つ持っておくと便利です。


(本料理で使う材料は上記リンクからも買えます。Amazon安いですね。)

本日の料理『豆乳雞│豆腐乳から揚げ』は、基本的な作り方は普通のから揚げとまったく同じです。筆者が心から、強くお勧めする台湾料理の一つです。ぜひお試しください。

難易度：
☆

調理時間：
30分以内＋下準備

材料：
鶏胸肉 ……… 450g
豆腐乳 ……… 4-5個
ニンニク ……… 5個
砂糖 ……… 大さじ1と1/2
醤油 ……… 大さじ1
酒 ……… 大さじ1
五香粉 ……… 少々
　(なくてもよい)
片栗粉 ……… 大さじ1

調味料：
胡椒 ……… 大さじ1-2
塩 ……… 小さじ1/2


下準備：
1．鶏胸肉は食べやすい大きさに切りそろえる。 ニンニクはみじん切りにする。

2．豆腐乳、ニンニク、砂糖、醤油、酒、五香粉をボウルに入れよくかき混ぜる。これを切った鶏肉にからめて、冷蔵庫で2-3時間ほど浸けておく。

作り方：
1．冷蔵庫から浸けて置いた鶏肉を取り出し、片栗粉をまぶす。

2．170-180度くらいの油で1分ほどいため、全体的にきつね色になったら取り出して油を切る。

3．塩と胡椒をまぶして完成。


Point：
豆腐乳は力を加えると崩れます。とろとろになるまで混ぜ合わせましょう。

豆腐乳はほんのすこし独特の匂いがありますが、揚げるとまったく気にならなくなります。ご心配なく。

作り方は普通のから揚げと何の違いもありません。しかし豆腐乳を加えることで驚くほどの美味になります。近所の唐揚げ屋さんなど目じゃありません。塩コショウをしなくても十分おいしく食べられます。

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