難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『涼拌三絲金針菇│エノキタケと三種野菜のサラダ』のレシピを紹介します。エノキタケとニンジン、セロリを千切りにし、固形ブイヨンとごま油で味付けして作る料理です。見た目も美しく、さっぱりとした味付けなので、夏場の前菜に最適です。
エノキタケは中国語で金針菇とかきます。
理科の教科書には必ず載っている元素記号表、皆さんは覚えていますか?日本では中学校以上では元素記号をそのまま使いますが、中国や台湾ではそれぞれの元素に対応した漢字を使って表します。水素Hは「氫」、酸素Oは「氧」というぐあいです。常温で気体の元素にはすべて「
气」が、液体の元素には「
氵」がつけられており、ひとめでその元素がどういう性質を持つのかが分かります。他にも個体の非金属元素には「石」へんが、金属元素には「金」へんが付けられます。
中学校レベルで覚える必要のある20種類ほどの元素を丸暗記する分にはまぁ頑張ればなんとかなりますが、大学の科学系レベルで要求される大半の元素を漢字だけで覚えるのは相当大変です。それでもいくつかコツのようなものがありますので、興味のある人は覚えておきましょう。
最初に日本語と同じ漢字を使うものが4つ
鉄Fe
金Au
銀Ag
銅Cu
これはそのまま覚えましょう。ちなみに鉄は台湾では「鐵」と旧字体で表記します。
続いて丸暗記する必要のある元素記号が8個、日常でもよく使われる元素です。
水素H:
氫
炭素C:
碳
窒素N:
氮
酸素O:
氧
燐P:
磷
塩素Cl:
氯
臭素Br:
溴
白金Pt:
鉑
これらは何も考えずに丸暗記してしまいましょう。偏が違ったりくっ付いたりしたものもありますが、このくらいなら慣れるだけで済みます。白金なんかはそのまま無理やり一文字にしたものですね。
そして次に元素名の英語やラテン語読みの最初の音節と同じ元素を覚えます。よく使うのは
ヘリウムHe:
氦(hei、ヘイ)
セレンSe:
硒(xi、シー)
リチウムLi:
鋰(li、リ)
ネオンNe:
氖(nai、ナイ)
ナトリウムNa:
鈉(na、ナ)(英語ではSodium)
などでしょうか。元素記号表の上の方にある元素は大体これで通じます。
元素記号表の三段目、四段目あたりになってくると英語読みの第二音節を使った元素が増え始めます。よく使うのは
ヒ素As:
砷(shen、シェン)(英語ではAr
senic)
アルミニウムAl:
鋁(lv、リュー)(英語ではa
luminium)
などです。
このくらい覚えておけばまぁ日常生活や理系の大学に入っても苦労することはないと思いますが、もう一つだけ注意が必要なのが、台湾と中国で違う漢字を使う元素がいくつかあること。代表的なのは
ケイ素Si:硅(中国)、矽(台湾)
プルトニウムPu:鈈(中国)、鈽(台湾)
の二つです。
中国や台湾の高校大学に編入や留学を考えている方は必須の知識です。全体が漢字で埋め尽くされた元素記号表を初めて見たときは衝撃でした。何度見ても納得できなかったり違和感しか感じなかったりする字が見つかりますが、その辺は皆さんが実際に見て自分の力で感じてみてください。
それではレシピです。