難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『豆腐鮮魚湯│豆腐と魚のスープ』のレシピを紹介します。魚肉と豆腐をショウガなどと煮込み、潮だけで味付けするシンプルな料理です。ダシは使わず素材の味をそのまま生かすので、使う魚の種類によって全然味が変わります。
足裏などにできる角質異常の一種に「魚の目」と呼ばれるものがあります。"あの"魚の目です。医学的には「鶏眼(けいがん)」と呼ばれ、こちらは中国語でも同じ漢字を使います。ドイツ語でも「Hühnerauge (ニワトリの目)」という単語を使い、おそらくこちらの単語をそのまま直訳したのでしょう。英語では「corn(角)」または「clavus(釘)」などの名称で呼ばれ、他の国でも大体がなになに鳥の目、角、釘の三種類が語源の語で呼ばれるようです。ちなみに釘系の語はペルシア語などのアラブ系の言葉に多いようです。日本語と同じように「魚の目」に近い語がないかウィキペディアの言語を片っ端から見ていった結果、ありました!
インドネシア語で魚の目を「Mata Ikan」と言いますが、これはそのまま「魚の目」の意味です。『IKAN BILIS』の「Ikan(魚)」ですね。もしかしたら日本語から輸出された言葉なのかもしれません。ちなみにトルコ語では「Nasır」、この単語一つで角質(硬結)という意味の様です。
魚の目に、鶏の目に、角に、釘に、 たぶん相当の古代から人類を悩ませてきた病気なのでしょうね。ちなみに記録に残っている世界最古の病気は「虫歯」です(笑)。
それではレシピです。食後はきちんと歯磨きしましょうね!
[材料]
魚肉 ……… 200g
豆腐 ……… 1丁
ショウガ ……… 3g
ネギ ……… 5g
水 ……… 400cc
[調味料]
酒 ……… 大さじ1
塩 ……… 小さじ1/2
コショウ ……… 少々
ごま油 ……… 小さじ1/2
(好みで加える)
[作り方]
1.魚肉を食べやすい大きさに切る。豆腐をさいの目に切る。ショウガを千切りにする。ネギをみじん切りにする。
2.鍋に水を入れて沸騰させ、魚肉、豆腐、ショウガ、酒を加える。加熱してもう一度沸騰したら、弱火にしてそのまま1分間煮込む。塩と胡椒を加えて味を調えたら、ネギとごま油を散らして完成。
Point!
シンプルな料理です。とにかく新鮮な魚を使いましょう。
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