難易度:☆ 調理時間:30分以内
広東省の家庭料理『蠔油牛肉│牛肉のオイスターソース炒め』のレシピを紹介します。オイスターソースをベースとした調味料を炒めた牛肉と野菜に絡めた料理です。日本人がまさにイメージする中華料理そのままといった味がします。
オイスターソースの材料となるカキは、英語で Oyster (オイスター) といいます。オイスターソースののオイスターそのまんまです。
語源はギリシャ語の οστό (Osto)で、これはもともと骨という意味です。医学用語でで骨を意味する接頭語 Osteo‐ なども同じ語源を持ちます。カキの殻が骨のように固いことから名づけられました。カキ専門のレストランを「オストレア」といいますが、これもこの語が元になっています。
カキは日本のように海産物の生食が発達しなかったヨーロッパでもほとんど唯一生で食べられる食材であり、その歴史は古代ローマにまでさかのぼるとされます。日本では縄文時代から食べられていました。
中国でも日本と同じ漢字の「牡蠣」で表しますが、これは専門用語的に使われることが多く、口語では「蠔」の字がもちいられます。オイスターソースは中国語では「蠔油」と表記します。にほんこくないでつくっているものとは少し味が違うので、お土産に買って帰るとよいかもしれませんね。
それではレシピです。
[材料]
牛肉 ……… 200g
シイタケ ……… 80g
ネギ ……… 30g
ショウガ ……… 10g
ピーマン ……… 20g
[調味料1]
水 ……… 大さじ1
片栗粉 ……… 小さじ1
醤油 ……… 小さじ1
卵白 ……… 大さじ1
[調味料2]
オイスターソース ……… 大さじ2
水 ………大さじ1
水溶き片栗粉 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 小さじ1
[作り方]
1.牛肉を薄切りにし、すべての調味料1を混ぜ合わせたものに5分ほど漬けておく。シイタケを薄切りにする。ネギをぶつ切りにする。ショウガをみじん切りにする。ピーマンを千切りにする。
2.熱したフライパンに大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、牛肉を入れて表面の色が変わるまで炒めてから取り出しておく。
3.作り方2のフライパンにネギ、ショウガ、ピーマンを入れて香りが出るまで炒めたら、シイタケを加えてざっくりと混ぜ合わせる。続いて調味料2のオイスターソース、水と作り方2で取り出しておいた牛肉を加えて強火で15秒ほど炒める。火を止めて水溶き片栗粉でとろみをつけ、最後にごま油を散らしたら完成。
Point!
慣れればわずか10分ほどで作れます。
豚肉や鶏むね肉でも作れるので、いろいろな材料で挑戦してみましょう。
9 コメント :
こんにちわ(。・・。)
聞きたいことがあるんですけど、
ひげちょうるろうはんってお店の
きゃべつをゆでたやつにかかってる
黒っぽいたれ?の作り方はわかりますか(;_;)?
にんにくっぽいあじがしてすっごーく
くろいのにぜんぜんこくなくて、
知ってたらおしえてほしいです(;_;)
>>ゆんちゃんさん
たぶん『鬍鬚張魯肉飯』の「なんとか高麗菜」のような料理のことですね。
醤油とオイスターソースベースに、出汁の素と砂糖…を合わせて、炒めたニンニクとキャベツに絡めるとかだと思いますが、家の近くにあるので食べて再現に挑戦してみます。
いつになるかは約束できませんが、しばらくお待ちください。
ありがとうございます(*^^*)
たのしみにまってます♡
>>ゆんちゃんさん
昨日調べに行ってきましたが、今はキャベツと白菜を使ったメニューが売っていませんでした。「鬍鬚張魯肉飯」のHPで調べたところ、その日に仕入れた野菜はその日のうちに使ってしまうそうで、季節限定のメニューなのかもしれません。
いつ頃食べたか覚えてますか?
「鬍鬚張魯肉飯」のメニューをざっとかくにんしてみましたが、オーソドックスな料理ばかりなので、以下のキャベツや白菜を使った定番の台湾料理を確認してみて下さい。もし似たようなのがあればたぶんそれです。
・キャベツのオイスターソース炒め
http://tw-cai.blogspot.tw/2013/04/blog-post_29.html
・開陽白菜
http://tw-cai.blogspot.tw/2015/07/blog-post_17.html
http://tw-cai.blogspot.tw/2012/11/blog-post_14.html
・白菜のあんかけ煮
http://tw-cai.blogspot.tw/2012/12/blog-post.html
他にもありますが、PCからご覧なら、サイト右上の検索ボックスに「キャベツ」や「白菜」などの検索語を入力していただければ、その材料を使った料理が出てきます。
わざわざありがとうございます(;_;)
私は日本のひげちょうでたべたんですけど、いついってもあるかんじです(*^^*)
メニューからさがしてみます(^^)
ありがとうございます(*^^*)
なんどもすいません(;_;)
ひげちょうでなんの調味料つかってるかきいたら、あしまめが基本って教えてくれたんですけどあしまめってなにかわかりますか(;_;)?
何か聞いてもあしまめはあしまめだから説明できないって(;_;)
>>ゆんちゃんさん
日本のヒゲチョウでしたか!
すいません、台湾のものかとばかり思ってました。
日本のHPを見たところ巻芯菜というキャベツ炒めの料理がありました。
たぶんそちらのことなのでしょう。
あしまめは……、すいません全然ワカリマセン。
味豆?でしょうか。
スタッフは現地の日本人だと思うので、
トウチとかのダイズを発酵させた調味料をそう表現しているのかもしれません。
トウチ、分かりますか?
手に入るなら一度口にしてみれば、
この調味料が使われているのかどうかわかると思います。
私Higeneは台湾在住なもので日本のヒゲチョウは食べることができません。
ゆんちゃんさんの情報だけが頼りです。
わざわざ足を運んでもらったのにすみません(;_;)
トウチこないだ購入したのでお家かえったら味たしかめてみます(^^)
キャベツのオイスターソース炒めなどもためしてみたのですが、すこしちがうかんじでした(;_;)
出汁って日本ではかつおとかですが台湾ではなんのお出汁なんですか(^^)?
台湾のダシはシイタケとかトンコツとかですね。野菜料理ならシイタケが基本です。
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