難易度:☆ 調理時間:30分以内
本日はアリソガイという貝を使った『炒西施舌│アリソガイ炒め』という料理を紹介します。台湾といえばまずはハマグリ!が思い浮かびますが、その他の貝も結構食べます。
「西施舌」が貝の名前で正式名を「沙蛤」と言います。「沈魚落雁…」の「沈魚」とされる西施、その名前を冠した貝にはいったいどんな由来があるのでしょうか?
時は春秋戦国時代、越王勾践が、呉王夫差に、復讐のための策謀として献上した美女たちの中に、西施がいました。夫差は彼女に夢中になり国政を顧みなくなったので、呉国は弱体化し、越に滅ぼされることになります。その後西施は越に帰国しますが、呉王の二の舞を恐れた越王夫人により、生きたまま皮袋に入れられ長江に投げ入れられて殺されました。西施が死んだ場所からは、なぜか蛤がよく獲れるようになり、人々は西施の舌だと噂しあったそうです。この文章で蛤とされる貝が今回紹介する「西施舌」です。
現在「西施舌」と呼ばれる貝はハマグリとは別物で、和名をアリソガイと言います。実はこのアリソガイ、南日本の海岸では結構な量が取れるそうですが食用にすることはないそうです。なぜでしょうね?日本と中国で種類が違うのかな?それとも日本のは有毒?とにかく福建省を始め、台湾、香港あたりまでで良く食べる貝です。
このレシピの調理法を使えば、他の貝でもとても美味しい中華料理が出来ます。ハマグリでもアサリでも、スーパーで新鮮な貝が手に入ったらお試しください。美味いです!
[材料]
アリソガイ ……… 350g
タケノコ ……… 15g
干しシイタケ ……… 1個
[調味料]
中華スープ ……… 50cc
砂糖 ……… 大さじ1
味の素 ……… 5g
紹興酒 ……… 大さじ1
白醤油 ……… 大さじ1
ごま油 ……… 5g
水溶き片栗粉 ……… 大さじ1
[作り方]
1.アリソガイに包丁を入れて上下2枚に分け、よく洗って砂を取り除く。干しシイタケを水で戻し、薄切りにしておく。タケノコは短冊切りにしておく。
2.白醤油、味の素、砂糖、紹興酒、ごま油、中華スープ、水溶き片栗粉を混ぜ合わせておく。
3.熱した鍋に油をひいて強火で加熱し、タケノコとシイタケを入れてサッと火を通す。作り方1のアリソガイをボウルにいれ、上から熱湯をかけてからすばやく水を切り、鍋に入れて具と絡めながら一気に炒める。最後に作り方2のソースを入れ、とろみが付いたら完成。
Point!
加熱は数十秒、強火で一気に火を通します。
貝に熱湯をかけておくのは余熱と臭み取りを同時に行うため、旨味を逃さないようお湯はすぐに捨てます。沸騰したお湯に一瞬湯通ししてもOK。水を切ったらすぐに鍋に入れましょう。
貝殻つきのまま調理することも出来ますが、割れやすいので普通は身だけ調理します。身は非常に大きいので砂を吐かせるのも時間がかかります。切って中を洗ってから調理するのが簡単です。
炒西施舌│アリソガイ炒め
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2014年3月1日土曜日
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