難易度:☆ 調理時間:30分以内
熱炒といえば、多種多様な野菜類を家庭よりも手軽に食べられるのも魅力の一つ、というわけで今回はサラダメニュー『明蝦沙拉│エビサラダ』のレシピを紹介します。店によってまったく作り方が変わりますので、レシピはあくまで一例です。
さて中国語を学習中の皆さん、中国大陸部と台湾ではサラダをあらわす単語がすこし異なるのをご存知でしょうか?中国では色拉、沙拉、沙律などと様々に呼ばれ、台湾では沙拉でほぼ統一されています。
サラダ(Salad)とは古代ローマ時代に、塩(Salt)、もしくは塩を混ぜた油で野菜に味を付けたものを指しました。当時の塩を表す単語「Sal」が、サラダと塩にも、そして給与(Salary)にも残っていますね。古代は塩が通貨の代わりだったというわけです。古代中国でも採掘技術が発達してからは岩塩が給与の代わりに使われていたことがあります。通貨としての塩の利用は古代世界でみられた地球規模の興味深い貨幣現象です。
その後世界各地の主に野菜料理をサラダと称すようになり、特色あるものは特別な名前で呼ばれるようになりました。中華料理にも数多くの面白いサラダがあるので、いつか紹介したいと思います。
今回はシンプルにエビを楽しむため野菜を簡単に組み合わせて調理します。様々にアレンジしておつくり下さい。
[材料]
エビ ……… 2匹
(中~大型のものを使う)
グリーンピース ……… 80g
キャベツ ……… 100g
卵 ……… 2個
[調味料]
マヨネーズ ……… 適量
塩 ……… 適量
[作り方]
1.エビは頭と脚を取り除き、背ワタを取り除いておく。エビに竹串を刺し、沸騰したお湯に入れて2-3分ほど加熱し火を通しておく。エビの身に火が通ったら取り出して冷水に浸けて冷まし、取り出して殻をむき、串を抜いておく。
2.ゆで卵を作り、殻を剥いて食べやすい大きさに切っておく。これにマヨネーズを絡めてソースを作る。グリーンピースを作り方1の残り湯で湯がいて火を通し取り出して水気を切っておく。キャベツは千切りにする。
3.器にキャベツの千切りを敷き詰め、上に作り方2のグリーンピース、ゆで卵とマヨネーズのソースをちりばめる。最後にエビの身を乗せ、軽く塩を振ったら完成。
Point!
エビを茹でるお湯が沸騰する前に卵を入れて起きましょう。ゆで卵を作る手間が省けます。
マヨネーズを使わず、普通のサラダドレッシングを最後にかけて食べてもOK。好みでアレンジしてください。
レシピの野菜はあくまで一例です。好きなものを組み合わせて作りましょう。
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