たまには珍しい肉を使ってもいいじゃない!ということで、今日は蛙肉を使った料理、その名も『荷葉蒸田雞』です。中華料理では田んぼの鶏、「田鶏」と書いて蛙肉を表しますが、なんとも蛙肉の食感を見事に表しています。荷葉とはミントではなく蓮の葉のことですので、注意しましょう。
もともとは広東料理の一つで、台北の広東料理の店でも食べることができます。ほとんどの蛙料理は他の鶏肉料理と鶏肉と置き換えるだけで作れてしまうので、調理も簡単なのですが、本日はすこし趣向を凝らした蓮の葉蒸しを紹介します。
蓮の葉で包んで蒸すという調理法法は広東料理の得意技で、他にももち米やエビを包んで蒸した料理が有名です。
台湾でも市内各所のレストランでいろんな料理に混ざってメニューに載っていることがあり、『宮保田鶏』などはオーソドックスですが非常においしいのでメニューに「田鶏」の字を見かけたら勇気を出して注文してみましょう。日本ではなかなか食べられない珍しい中華料理です。台湾で本格的な蛙肉料理を味わいたい方は、吉林路の『獅城砂煲活田雞』がおすすめです。手軽にさまざまな蛙料理を楽しめます。また、猫空ゴンドラ終着点付近のレストランでも蛙料理を楽しめますね。
日本のスーパーでは蛙肉を売っていることはまずありませんが、なんとアマゾンで買えてしまいます。少々割高ですが、蛙肉料理に興味のある方は挑戦してみましょう。鶏肉料理の鶏肉を蛙肉に置き換えるだけでさまざまな料理を楽しめます。
『荷葉蒸田雞』は蓮の葉のさわやかな香りが漂う絶品料理で、機会があれば是非挑戦してください。きれいな蓮の葉さえ手に入れば、鶏肉を使っても作れます。
難易度:
☆☆
調理時間:
30分以内
材料:
蛙肉 ……… 400g
大棗 ……… 15g
枸杞 ……… 15g
生姜 ……… 5g
ネギ ……… 3g
蓮の葉 ……… 1枚
調味料:
塩 ……… 3g
味の素 ……… 2g
酒 ……… 4g
醤油 ……… 5g
オイスターソース ……… 5g
作り方:
1.蛙肉はブロック状に切り分け、血を洗い流しておく。生姜、ネギは糸状に切る。
2.蛙肉をすべての材料、調味料を混ぜたものと数分混ぜ合わせ、味を染みこませる。
3.はすの葉をきれいに洗い、蒸し器の底に敷く。蛙肉とその他の材料を上に乗せて蓋をし、7-8分蒸して完成。
Point:
調理はとても簡単です。餃子や小籠包を蒸す小さめの蒸し器でも作れるので、蒸し器の大きさに合わせて蓮の葉を切りましょう。
肉を細切れにして、短時間で蒸し上げるのがコツです。鶏肉も同じように小さく切ってから蒸しましょう。
お店で売られている蛙肉は食用に特別に養殖されたものです。田んぼから捕まえてきたものを調理して食べるのはやめておきましょう。
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