難易度:☆ 調理時間:30分以内
定番中華『青椒肉絲』をチャーハンにした『青椒牛肉炒飯|チンジャオロースーチャーハン』のレシピを紹介します。本来は豚肉で作るものですが、今回はチャーハンということで牛肉を使っています。ピーマンの苦味と甘み、牛肉のうま味を楽しみましょう。
ピーマンはナス科でトウガラシの栽培品種であることは当ブログでも何回も紹介しました。あらためて書いておくと、トウガラシとピーマンは同じ植物で、品種が違うだけです。もちろん交配も可能です。
ところで一時期日本でも流行した強烈な辛さを持つ「ハバネロ」というトウガラシは皆さん覚えていらっしゃいますか?実はこのハバネロはトウガラシとは別の種なのです。一般的なトウガラシには多くの品種があり、それらはまとめて Capsicum annuum という種に分類されます。ピーマンや鷹の爪はこれの品種名です。ところがハバネロは同じトウガラシ属の C. chinense という種の一品種で、別種の植物なのです。ちょっと驚きですね?他にもタバスコに使われる タバスコペッパー も学名を C. frutescens といい別種です。トウガラシ属には他にも20-30の種があり、品種改良はもとより現在も毎年新たな種が発見されつづけているHotな分類群です。色も形もそして味も多種多様なトウガラシの仲間は人々を魅了してやみません。
世界のトウガラシを網羅した図鑑があれば手に入れて見たくなりませんか?…筆者はなります(笑)。
[材料]
牛ロース肉 ……… 30g
ピーマン ……… 20g
ニンニク ……… 1個
卵 ……… 2個
ご飯 ……… 1碗
サラダ油 ……… 大さじ1
[調味料]
塩 ……… 適量
胡椒 ……… 適量
醤油 ……… 小さじ2
酒 ……… 大さじ1
片栗粉 ……… 小さじ1/2
[作り方]
1.牛ロース肉を千切りにし、醤油、酒、片栗粉を混ぜ合わせたものに浸けておく。ピーマンを千切りにする。ニンニクをみじん切りにする。
2.卵を溶き、塩、胡椒で味を整える。これにご飯を入れて均一に混ぜ合わせ、最後にサラダ油を混ぜ合わせておく。
3.熱したフライパンに薄くサラダ油をひき、作り方2の卵ご飯を強火で粒がパラパラになるように炒める。表面が軽く焦げたら取り出しておく。
4.作り方3のフライパンに少量のサラダ油(分量外)を足し、作り方1の牛ロース肉を入れて火を通す。続いて作り方3で取り出しておいたご飯を入れて混ぜ合わせたら、ピーマンとニンニクを入れて香りがするまで炒める。最後に塩、胡椒で味を整え、器に盛りつけて完成。
Point!
卵はご飯に絡めてから炒めます。前回の『黃金蛋炒飯|黄金炒飯』の要領で作りましょう。
豚肉でも作れます。
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