難易度:☆ 調理時間:3時間
台湾の夏も終わり台風一過、涼しくなってきたそうですが今回は“敢えて”台湾夏の風物詩『雪花冰│台湾かき氷』のレシピを紹介したいと思います。台湾を訪れた旅行者の方なら一度は食べたことのあるふわふわのかき氷を日本で再現してみましょう。
台湾にかき氷が伝わったのはもちろん日本統治時代、その後ほとんど形を変えずにひっそりと楽しまれていました。普通に小豆を乗せたものやシロップをかけたものが真夏に楽しまれていたのです。
いわゆる『雪花氷』が開発されたのはごく最近、2000年代に入ってからで、永康街発祥の『芒果雪花冰』が大流行、日本でも紹介され台湾といえば「マンゴーかき氷」というイメージが定着しました。
今では氷自体にフルーツを練りこんで削るフルーツ氷が開発され、台湾各地で多くのかき氷店がしのぎを削っています。店によって少しずつ味が違うのはこの氷に練りこむ練乳やフルーツの量によるところが多いです。
原料となる牛乳の小売り価格は実は台湾よりも日本のほうが安いので、日本で作ったほうが安価で再現できてしまいます。電気代やフルーツ代は別ですけど…。
夏は過ぎ、日によっては肌寒いくらいですのでなかなか再現する気にはならないかもしれませんが、作り方を覚えておいて来年の夏にはおいしい雪花氷を楽しみましょう。もちろん冬に食べても全然かまいません(笑)。
[材料]
牛乳 ……… 600㏄
練乳 ……… 大さじ4
[作り方]
1.牛乳と練乳をよく混ぜ合わせる。
2.冷凍庫で凍らせ、かき氷機ですりおろして完成。
Point!
普通の砂糖で作るなら牛乳600㏄に砂糖大さじ5くらいで作れます。砂糖と練乳を混ぜて作っても構いません。砂糖を溶かす場合は、牛乳を少し加熱するなどして完全に均一に溶かしましょう。
牛乳を加熱して砂糖を溶かす場合、2gほどのゼラチンを溶かしてほんのすこしのとろみをつけると凍らせた後の氷が非常に滑らかになります。ぜひお試しください。
好みのフルーツとフルーツソース、ジャム、アイスクリームなどと混ぜ合わせて食べましょう。
元が牛乳ですのでチョコレートソース、ココア、コーヒーとの相性も抜群です。
業務用の冷凍庫があれば牛乳パックの口をあけたまま砂糖や練乳と混ぜ、そのまま凍らせても作れます。こちらのほうがかき氷機に入れやすいサイズのものが作れます。
かき氷機がなければフードプロセッサーで粉砕しましょう。通常の氷よりも早く溶けるので、扱いには注意です。
フルーツ味の氷を作るときはレシピにそのまま果物200-300gを加えてフードプロセッサーでよく混ぜ合わせてから凍らせてください。
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