蠔油扒鳳羽│鶏手羽先のオイスターソース煮込み

難易度:☆ 調理時間:30分以内
本日は『蠔油扒鳳羽│鶏手羽先のオイスターソース煮込み』という料理のレシピを紹介します。『蠔油扒○○』というオイスターソースベースのスープで材料を長時間煮込んだ料理で、今回は鶏の手羽先を使って調理します。『蠔油扒雞羽』と呼ばれることもあります。

おそらく香港発祥の料理と思われ、鶏の手羽先の代わりにキノコやタケノコ、アワビなどで調理されます。

日本では40年ほど前まで鶏の手羽先は出汁取りにのみ使われ、ほとんど食べられていない食材でした。これをから揚げにして提供し、大ヒットしたのが名古屋での話、その後チェーン店を展開するレストランなどに採用されて全国で食べられるようになります。

中国ではかなり古くから食べられていたようで、唐の時代に書かれた《備急千金要方》には鶏羽を加えて作る処方がいくつか紹介されていたりします。

台湾でも香港式レストランなどで食べられます。おいしいですよ!



[材料]
鶏手羽先 ……… 24本
ネギ ……… 10g
ショウガ ……… 10g


[調味料1]
水 ……… 200cc
塩 ……… 小さじ1
味の素 ……… 小さじ1/2
胡椒 ……… 少々

[調味料2]
オイスターソース ……… 大さじ1
ごま油 ……… 大さじ1/4
サラダ油 ……… 大さじ1/2


[調味料3]
水溶き片栗粉 ……… 大さじ1

[作り方]
1.鶏の手羽先を関節部で2つに切り分け、ボウルに入れて大さじ1の醤油(分量外)を加えて5分ほど漬けておく。ネギとショウガはみじん切りにする。

2.鍋に揚げ物油を160度まで熱し、作り方1の鶏の手羽先を表面がきつね色になるまで揚げる。表面の色が変わったら取り出して油を切っておく。

3.熱した鍋に大さじ1のサラダ油(分量外)をひき、ネギとショウガをいためて香りを出す。次に作り方2で火を通した鶏の手羽先とすべての調味料1を入れて沸騰させ、蓋をして中火で15分煮込む。続いて調味料2を加えて味を調えたら、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。

Point!
弱火でじっくり倍の時間ほど煮込むと、骨が舌で外せるくらいの軟らかさになります。

スープは少なめなので焦がさないように注意しましょう。

他の野菜や具と煮込むときはそれぞれの材料を煮込む時間を調節しなければならないので、難易度がすこし上がります。

通常は器に茹でたチンゲンサイなどの葉野菜を添えます。


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