芋頭排骨│里芋と豚ばらのスープ
台湾では普通の料理だけでなくデザートやスナックにも里芋が多用されます。今日はそんな里芋と豚ばら肉のスープを紹介します。
少量の塩と砂糖で味付けしただけの単純な料理で、このまま作ると塩気がやや物足りないと思います。透明なスープに白いばら肉と里芋の対比が非常に美しい料理です。台湾にはほとんど塩を使わずに素材の旨みだけで味付けをする料理がたくさんあります。
若者には物足りないかもしれませんが、健康を考えるとこういう料理をレパートリーに加えておくのもいいかもしれません。
健康的で、簡単で、見た目も美しい『芋頭排骨』、ぜひお試しあれ。
難易度:
☆
調理時間:
30分以内
材料:
里芋 ……… 300g
豚ばら肉 ……… 500g
ネギ ……… 1本
調味料:
塩 ……… 小さじ1/4
水 ……… 1リットル
砂糖 ……… 小さじ1/2
作り方:
1.豚ばら肉はぶつ切りにして、沸騰したお湯にくぐらせ血を抜く。水気はよく切っておく。
2.里芋は皮を剥き、食べやすい大きさに切る。ネギは4-5cmほどの長さに切る。
3.鍋に材料と調味料を入れ、中火で沸騰させる。沸騰したら弱火にし、里芋と豚肉に火が通ったら完成。
Point:
作り方を見ての通り、非常にシンプルな料理です。味が物足りない方は塩をすこし足しましょう。
この料理には八角などの香辛料を入れる、ハマグリを加えるなど、いくつかレパートリーがあります。そのうち紹介するかもしれません。
以前紹介した『紅燒牛肉麵』のスープで煮込んだ『紅燒芋頭排骨』も有名な料理です。時間がある方はチャレンジしてみましょう。
豚肉を軟らかく煮るコツは沸騰するかしないかのお湯で長くじっくり煮込むことです。鍋がぐつぐつ煮立っているときは98度くらいの温度で、たんぱく質が変 性して肉が硬くなります。ポコポコ気泡が出るくらいの温度なら90度ほどで、時間はかかりますが肉が柔らかいまま火を通せます。時間がある人はじっくり火 の番をしながら煮込んでみましょう。驚くほど柔らかい肉ができます。
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