酸辣湯│酸辣スープ
台湾の外食時に頼む定番のスープといえば何よりこれでしょう。日本ではあまりないオリエンタルな味付け(元は四川・湖南料理)ですが、特別な材料は必要ないので日本で普通に作ることができます。とろみのある酸味の利いたスープに、豚肉とキクラゲ、野菜、卵がメインの具である酸辣湯は、特に寒くなってきた今くらいの時期に最適です。台湾よりも厳しい日本の冬の家庭料理として、レパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
難易度:
☆☆
調理時間:
1時間以内
材料:
キクラゲ ………50g
タケノコ ……… 100g
ニンジン ……… 100g
豚肉 ……… 200g
卵 ……… 2-3個
調味料:
水 ……… 1000cc
塩 ……… 小さじ2
醤油 ……… 大さじ1
酢 ……… 大さじ4
(好みで増減すること)
胡椒 ………小さじ2
(好みで増減すること)
ごま油 ……… 少々
(好みで増減すること)
片栗粉 ……… 大さじ5
作り方:
1.キクラゲ、タケノコはよく洗う。ニンジンはよく洗って皮を剥き、キクラゲ、タケノコと共に千切りにする。
2.豚肉は千切りにし、沸騰したお湯をかけて臭みを抜いた後、少量の醤油と混ぜ合わせ、片栗粉をすこしだけまぶしておく。
3.水1000ccを鍋に沸騰させ、キクラゲ、タケノコ、ニンジン、豚肉を入れる。
4.塩と醤油で味を調え、少量の水(分量外)で溶いた片栗粉を加えとろみをつける。
5.火を止め溶いた卵を加えてサッとかき混ぜた後、酢と胡椒を加える。器に盛ってから好みでごま油を数滴かけて完成。
Point:
必ず水溶き片栗粉でとろみをつけ火を止めてから、卵を加えましょう。ふわふわの卵ができます。
醤油は少しずつ加えましょう。白醤油を使うと透明感の有るスープができます。大さじ3くらいでも人によっては十分でしょう。作る人によっては少量の豆板醤を加えたり、トマトや千切りにしたシイタケ、細かく切った豆腐を加えたりします。
ごま油の代わりにラー油でもおいしく食べられます。好みで香草を上に乗せてもGood。
台湾では水餃子を加えた『酸辣湯包』や麺を加えた『酸辣湯麺』などのレパートリーがあります。
あんかけ風になっていますので、かたやきそばにかけてもおいしいと思いますよ。
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