難易度:☆ 調理時間:30分以内
基隆などの漁港側の夜市では定番のメニューの一つ『綜合蟹麵│海鮮カニうどん』のレシピを紹介します。カニのフライとエビ、イカなどを盛りつけた贅沢なメニューで、現地では陽春麺、米粉、冬粉など様々な麺を選んでトッピングできます。一皿の量が少ないので小腹が空いたときに軽食として食べるのもいいですね。
基隆をはじめ、台湾にはパッと見で「え?日本?」と思えるような地名がたくさんあります。今回はそんな和風の地名を紹介したいと思います。細かい地名を言い出すとキリがないので、郵便番号の頭三桁で区切られている郵遞區號レベルの地名で見てみたいと思います。括弧の中が郵便番号です。いつもは地名は繁体字で書くのですが、今回は分かりやすく日本の漢字で記載します。
まずは台北市から飛行場でおなじみ松山(105)。新北市には三重(241)、汐止(221)、金山(208)、そして板橋(220)などが多数、新竹には有名な関西(306)、横山(312)があります。台中には神岡(429)や豊原(420)、清水(436)が、彰化には田中(520)という地名も。南投には竹山(557)、嘉義には水上(608)、台南まで下ると白河(732)、東山(733)といった地名も。高雄には日本人なら一発で覚えられる岡山(820)と美濃(843)が、更に南の屏東には春日(942)や竹田(911)、さらに満州(947)という地名もあります。台湾の東側では花蓮の瑞穂(978)などが目に止まります。
日本人ならすぐに覚えてしまう地名をざっと集めてみましたが、他にも"っぽい"のは多数あります。実際に日本に縁のある地名も多いのが台湾の面白いところです。台湾に旅行にきたら、ぜひ書店で台湾の地図をゲットして帰国後に広げてみながらニヤニヤしてみましょう。
そういえば、日本と領有権をもめている「尖閣諸島(台湾では釣魚台列嶼)」にもしっかりと郵便番号が設定されています。番号は290番で、なぜか新北市と同じ括りとなっています。ただし住民がいないので実際に手紙を出すことはできません。
[材料]
うどん ……… 100g
カニ肉 ……… 100g
(ハサミ部分などそのまま食べられるものを使うとよい)
エビ ……… 100g
イカ ……… 50g
つくね ……… 2個
白菜 ……… 40g
セリ ……… 5g
中華スープ ……… 700cc
(和風のうどんスープや海鮮スープなどでもよい)
[調味料]
酒 ……… 大さじ1
片栗粉 ……… 大さじ1
胡椒 ……… 少々
サツマイモデンプン ………150g
塩 ………適量
[作り方]
1.カニ肉に酒、片栗粉、胡椒を振り、20分ほど浸けておく。味が染みたらサツマイモデンプンを全面にまぶし、180度に熱した油で揚げておく。
2.エビの殻を剥き、背ワタを除いておく。イカを輪切りにする。白菜を5cm幅に切っておく。
3.鍋にお湯を沸騰させ、うどんと白菜を茹でて火を通す。別の鍋で中華スープを沸騰させ、塩を加えて味を整える。これにエビ、イカ、つくね入れ、煮込んで火を通す。
4.器に作り方2のうどんと白菜、作り方1のカニ肉、作り方3のエビ、イカ、つくねを盛りつけ、スープを加える。最後にみじん切りにしたセリをのせて完成。
Point!
うどんの麺は細めのものを使うと台湾っぽくなります。また生麺よりもインスタント麺のほうが「らしさ」が出ます。
エビの殻やイカの身の余ったものは出汁取りに使いましょう。
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