擔擔麵│担々麺

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾でも食べられる四川料理『擔擔麵│担々麺』のレシピを紹介します。茹でた麺にゴマの風味を利かせたソースを絡めて食べる日本でもおなじみの料理です。身近な調味料だけで本格的な味を再現できます。ぜひ挑戦してみましょう。

日本の『担々麺』は多めのスープで食べることが多いですが、本場四川省では本レシピのようにタレの少ないものが一般的です。

もともと『担々麺』は日本の『蕎麦』や台湾の『擔仔麵』のように天秤棒で材料と食器を担ぎ、その場で簡単に調理して提供するファストフードとして生まれました。そのため汁の少ないものが原型で、日本のものはその進化形と考えられます。

発祥は1841年で、四川省自貢の陳包包という男が発明したとされています。四川省では省政府の登録商標になっており、認定を受けたレストラン以外では食べられません。四川省を訪れたらぜひ本物の『担々麺』を食べてみたいものですね。また2013年には中国で「中國十大名麵條」に選ばれています。

ちなみに「中國十大名麵條」は『武漢熱乾麵』、『北京炸醬麵』、『山西刀削麵』、『河南燴麵』、『蘭州拉麵』、『杭州片兒川』、『昆山奥灶麵』、『鎮江鍋蓋麵』、『四川擔擔麵』、『吉林延吉冷麵』の十種。ぜひ全部をいっぺんに食べ比べてみたいものですね。



[材料]
細麺 ……… 120g
ネギ ……… 適量
ピーナッツ粉末 ……… 大さじ1

[調味料]
胡麻ドレッシング ……… 大さじ1
黒酢 ……… 大さじ1
水 ……… 大さじ3
醤油 ……… 大さじ1
ラー油 ……… 大さじ1
花椒粉 ……… 小さじ1/2
砂糖 ……… 小さじ1 

[作り方]
1.胡麻ドレッシングを水で延ばし、残りすべての調味料を加えてよく混ぜ合わせてタレを作る。

2.細麺を茹でて火を通したら、器に折り畳むようにして盛り付ける。 ネギをみじん切りにする。

3.作り方2の麺の上にピーナッツ粉末を振りかけ、大さじ3ほどのタレをかける。最後にネギを散らして完成。

Point!
黒酢は手に入るなら鎮江黒酢を使いましょう。芳醇な香りを楽しめます。

花椒が手に入らなければ山椒粉で代用しましょう。ただし風味が一気に和風テイストになります。





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