難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『南瓜雞丁│中華風鶏肉とカボチャ炒め』のレシピを紹介します。同じくらいの大きさに切った鶏肉とカボチャを甘めの調味料と絡めて蒸して作る料理です。カボチャの甘みと鶏肉の旨味が混ざり合った素晴らしい料理です。
カボチャはウリ科の植物です。ウリ科の植物の多くはつる性で、古来より人類に果実や野菜として栽培されてきました。ウリ科の植物のない世界を想像してみると…、夏の風物詩であるスイカもない、メロンもない、ゴーヤチャンプルーも食べられない、瓜二つという言葉もマメ二つとかの表現に言い換えられていたかもしれません。…なくても何とかなりそうですが、いや…、やっぱりどこか物足りないですね。
さて瓜(うり)という漢字は両側の棒から伸びた中央のつるから、一本のウリが垂れ下がった様子を表した象形文字です。そういわれるとそんな感じに見えてきますね。ちなみによく似た「爪」という漢字も象形文字ですが、こちらは曲げた指先を表しており、成り立ちは全然違います。しかし古代中国では瓜の異体字として「(ほぼ)爪(としか言いようのない字)」が用いられたこともあります。面倒くさいですね(笑)。
それではレシピです。
鶏もも肉 ……… 250g
カボチャ ……… 200g
ニンニク ……… 10g
トウガラシ ……… 5g
ネギ ……… 5g
[調味料]
塩 ……… 小さじ1/3
砂糖 ……… 小さじ1
水 ……… 大さじ4
酒 ……… 大さじ1
片栗粉 ……… 小さじ2
ごま油 ………小さじ1
[作り方]
1.鶏もも肉をさいの目に切る。カボチャの皮をむいて種を除き、鶏もも肉と同じ大きさのさいの目に切る。ニンニクとネギをみじん切りにする。トウガラシを輪切りにする。
2.ボウルに作り方1の鶏もも肉、カボチャ、ニンニク、トウガラシ、ネギとすべての調味料を入れてよく混ぜ合わせ、耐熱容器にのせてラップをする。
3.作り方2の耐熱容器を容器ごと蒸し器にかけ、強火で20分蒸したら完成。
Point!
カボチャは色味を重視して身の部分だけを使いますが、皮も食べられる品種のものは皮ごと調理しても構いません。
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