本日のレシピは最近定番になりつつある「中餐丙級證照」シリーズから『青椒炒雞柳』のレシピを紹介します。鶏肉を二度揚げして作る家庭料理で、上手に作ると鶏肉の食感がすばらしい家庭料理の一つです。プロが作ると飾り包丁の入ったニンジンなどが添えられたりしますが、普通の人はそこまでする必要はありません(笑)。
「中餐丙級證照」では材料の下ごしらえから、衛生状況までさまざまなことを学んで試験に臨みます。この料理を実地で作る場合、鶏むね肉を骨から外せるかどうかや、材料を衛生的に処理できるかどうかまで総合的に判断されます。家庭で作る場合は、それほど気を使う必要はありませんが、一度料理の手順を確認してみるのもいいかも知れません。
これまで試験の課題料理をいくつか紹介してきて思いましたが、どうやら「中餐丙級證照」では「衛生」に関してかなり厳格に採点されるようです。手の洗い方、使い終わった後の包丁やまな板の処理はきちんとできていますか?一度料理の基本に立ち返ってみましょう。
さて、今回の料理は鶏肉に片栗粉をまぶして温度を変えて二度揚げします。二度目は揚げるというより炒めわけですが、こうすることでシンプルな味付けながら絶妙の食感を出すことができるのです。日本でも手軽に作れますし、手軽さの割りにとても美味しいので一度お試しください。
難易度:
☆
調理時間:
30分以内
材料:
鶏むね肉 ……… 300g
ピーマン ……… 1個
唐辛子 ……… 1本
ショウガ ……… 15g
調味料1:
塩 ……… 小さじ1/4
ごま油 ……… 小さじ1
片栗粉 ……… 大さじ1
調味料2:
塩 ……… 小さじ1/4
胡椒 ……… 少々
酒 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 小さじ1
水 ……… 大さじ3
砂糖 ……… 小さじ1/2
作り方:
1.ピーマンはよく洗ってヘタと種を取る。短冊状に切り分けて沸騰したお湯にくぐらせ、取り出して水気を切っておく。ショウガは皮を剥きスライスする。唐辛子は割って種を取り出しておく。
2.鶏胸肉は皮と骨を除いて、幅1.5cmほどに切る。調味料1と共にボウルなどに入れ、よくかき混ぜて10-15分ほど漬けておく。
3.冷えた鍋に大さじ2のサラダ油(分量外)を注ぎ、100度ほどまで熱した後作り方2の鶏肉を入れて、表面が白くなるまで炒める。鶏肉に軽く火が通ったら取り出して油を切っておく。
4.別の鍋に新しい大さじ1のサラダ油をひき、ピーマン、唐辛子、作り方3の鶏肉を入れ、調味料を全て加えて材料と絡めながら炒める。材料に火が通ったら完成。
Point:
材料を切る時はなるべく長さ、太さ、厚さをそろえて切りましょう。
ショウガの代わりにニンニクを使うこともあります。
唐辛子を使わず、出来上がりに唐辛子粉や七味唐辛子を振っても美味しいでしょう。お試しください。
野菜が好きな方はモヤシ、絹さや、エンドウマメなどを加えて作っても良いでしょう。
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