本日のレシピは、久しぶりに「中餐丙級證照」シリーズから『咖哩肉片│豚肉のカレー炒め』の紹介です。
この料理は日本のカレーのようにスープも楽しむのではなく、あくまで豚肉メイン。下ごしらえした豚肉にカレーの味を付けて炒めた料理です。煮込む必要がないので調理も短時間で済み、もちろんご飯にぴったり合います。
筆者はいままでも何度か台湾人が家庭で作ったカレーを食べてきましたが、なぜか美味しいと思ったことはありません。そして大体は筆者が作り直すことになります(笑)。
スーパーでは普通に日本のカレールー(バーモントとかジャワとか)が売られているので、それを使って作ればそんなに失敗もなく作れると思うのですが、小さい頃から家で食べているお母さんの味にカレーのレパートリーが入っていないと、大人になってから作るのに苦労するようです。
というわけで普通にカレーを作れるという人は、台湾人の家庭にお邪魔したときに日本のカレーを作ってあげると喜ばれます。日本のルーも簡単に手にはいるので、特に準備していく必要もありません。(ちなみに肉じゃがなど甘みのある煮物は、台湾の南北で好みが分かれるようです。注意しましょう。)
実際の試験でこの料理を作るときは、台湾のカレー粉を使って作ることになります。日本のカレー粉(固形ルー)を使って作れば、台湾のものより数段美味しいものが作れますので、ぜひおためしください。
難易度:
☆
調理時間:
30分以内。
材料:
豚もも肉 ……… 300g
タマネギ ……… 半分
ニンニク ……… 3個
バター ……… 大さじ2
調味料1:
カレー粉 ……… 大さじ1
(固形ルーでもOK)
砂糖 ……… 小さじ1/2
塩 ……… 小さじ1/4
牛乳 ……… 大さじ1
(ココナッツミルクでもOK)
水 ……… 大さじ5
調味料2:
醤油 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 大さじ1
片栗粉 ……… 大さじ1
作り方:
1.豚もも肉は良く洗い、厚さ0.5cmほどにスライスする。ボウルにすべての調味料2と豚もも肉を入れて良く混ぜ合わせ、160-170度の油にくぐらせて軽く火を通しておく。
2.タマネギ、ニンニクは好みの薄さにスライスする。
3.鍋にバターを入れて加熱し、ニンニク、カレー粉、タマネギを炒めたら、砂糖、塩、タマネギ、作り方1の豚もも肉を加え、炒めて火を通す。最後に牛乳を混ぜて完成。
Point:
カレー粉でなくカレールーを使っても作れます。ルーは包丁などで細かく砕いておけば調理しやすいです。
牛乳の変わりに、ココナッツミルクを使うとぐっとオリエンタルなカレーの風味がでます。手に入る方は使ってください。
写真のようにピーマンやニンジンなど他の野菜を混ぜてつくることがあります。適当な大きさに切って作り方3のバターで炒めましょう。
ちなみに慣れると5分ほどで作れます。
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