鹽水雞│塩水鶏

本日のレシピは台湾屋台でおなじみの『鹽水雞│塩水鶏』のレシピを紹介します。発音が似ているため、よく『鹽酥雞(フライドチキン)』と間違う人がいますが、こちらは衣をつけずに煮て作る冷性の料理です。

料理名にある「塩」の繁体字(旧字体)が難しい字のためものすごく複雑な料理のように見えますが、調理方法は至ってシンプル。ゆでた鶏肉を塩水で浸けておくだけ。暑い夏には最適な冷たい料理です。

屋台では同じように調理した、砂肝や腸、皮なども売られています。焼き鳥に使う部位ならどこでも同じ手法で調理できますのでお試しください。



難易度:


調理時間:
30分以内+半日

材料:
鶏もも肉 ……… 2本
ショウガ ……… 5g
ネギ ……… 1本
ニンニク ……… 3個

調味料:
固形ブイヨン ……… 大さじ1
塩 ……… 大さじ3
冷水 ……… 500cc
氷 ……… 適量


作り方:
1.鶏もも肉を良く洗い、表面の色が変わるまで沸騰したお湯で軽く茹でておく。ショウガは薄切りにする。ニンニクは薄切りにする。ネギはぶつ切りにする。

2.鍋に鶏もも肉が浸るくらいの水を入れ、作り方1の鶏もも肉、 ショウガ、ニンニク、ネギを加えて中火で鶏肉に火が通るまで茹でる。

3.ボウルに冷水、氷、塩、固形ブイヨンを入れて良く混ぜ合わせ、作り方2の鶏もも肉を加えて冷やす。鶏もも肉が冷めたらそのまま冷蔵庫に入れ、12時間以上浸けて味をしみこませる。

4.食べる前に適当な大きさに切り分けて完成。



Point:
最初に多めの氷にゆでた鶏肉を浸け、表面の荒熱が取れてから塩水に浸ければすぐに冷蔵庫に入れられます。

ゆでた鶏肉に針で細かい穴を開けて浸ければ、味をしみこませる時間を短縮できます。台湾の屋台で売られているものはこの手法で調理時間を短縮していることもあるので、早く食べたい方はお試しください。

鶏肉だけだとお皿に盛った時に寂しいので、野菜を添えるといいでしょう。レタスやキャベツ、ブロッコリーなどの緑が鮮やかな野菜がおすすめです。

鶏肉に味が付いているため、ドレッシングは使いません。


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