番茄燒豆皮│トマトと湯葉のケチャップ炒め

本日は『番茄燒豆皮│トマトと湯葉のケチャップ炒め』のレシピを紹介します。食材と調味料の品質が味を決めるシンプルながらも奥の深い料理です。

さて、中国語ではトマトを「番茄」といいます。「茄」の字は茄子の茄で分かりますが、では「番」とはどういう意味でしょうか?「番」とは外来を意味する「蕃」のを簡単に書いたもので、トマトも古くは「蕃茄」と書きました。他にも番石榴(グァバ)、番薯(サツマイモ)などの例があります。

台湾では古くは原住民を蕃人と呼んでいましたが、これは王朝に帰属しない外部の民という意味です。東夷、北狄、西戎、南蛮でいう南蛮の「蛮」と「蕃」は同じ意味です。

トマトは古くは有毒と考えられ、教会により食べるのを禁止されていたりしましたが、今では世界中で食べられています。 

ちなみにトマトを意味するイタリア語 pomodoro は黄金のリンゴという意味で、ギリシャ神話ヘスペリデスの黄金のリンゴの物語に関連があると考えられています。教会により禁止されていたのはこれが原因です。詳しくは「ヘスペリデス」や「黄金のリンゴ」などで検索してみてください(笑)。

トマトの語源は最初期に食用に用いたアステカ民族たちが「トマトゥル」と呼んでいたのが訛ったもの。トマトゥルはもともと「膨らむ果実」の意味で食用のホオズキの名前として使われていましたが、形の似ているトマトも同じ名前で呼ばれていました。これが現在のトマトの名前の由来だといわれています。

トマトもなかなか苦難の道を歩んで来たようです。美味しく調理してあげましょう。

完全に野菜のみで調理する素食の一種です。




難易度:


調理時間:
30分以内

材料:
湯葉 ……… 50g
トマト ……… 250g
ショウガ ………5g
ネギ ……… 15g


調味料:
塩 ……… 小さじ1/4
ケチャップ ……… 小さじ1
砂糖 ……… 大さじ1/2
醤油 ……… 少々


作り方:
1.湯葉を食べやすい大きさに切り、沸騰したお湯でサッと茹でておく。トマトを湯剥きし、一口大に切っておく。



2.熱した鍋に大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、ショウガを炒めて香りを出す。続いてトマトを入れ、よく炒める。



3.湯葉とぶつ切りにしたネギ、調味料を加えてよくかき混ぜ、材料に火が通ったら完成。





Point:
湯葉のそのままの風味を楽しみたい方は作り方1で茹でずに作ってもよいでしょう。逆に脂っこいのが苦手な方は茹でて油を抜いてください。

1 コメント :

匿名 さんのコメント...

はじめまして。台湾のおみくじの解説をと思い、ネットサーフィンしていたら、たどり着きました。
解説をお願いできればと思います。
状況は下記の通りです。
なお、台湾には、先週、行きました。
最初に行天宮で、仕事で行き詰まっているので、仕事で成功して、金銭的にめぐまれるようにと祈願したら、78首が!
解説を聞きに行くと、恋愛か仕事かと言われ、仕事というと、「bat」、
友達が中国語で、これから先はと聞いても「bat」,二つ、お願いしたからではと友達慰められましたが、かなり落ち込みました。
翌々日に龍山寺に行き、金銭的に恵まれれば、仕事に対して精神的な抑圧が開放されるのではないかと思い、金銭的にめぐまれるようにと祈願したら、40首が!
解説を聞きに行くと、女性だから「good」
以上、よろしくお願いします。


 
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