難易度:☆ 調理時間:30分以内
本日は『醋溜馬鈴薯櫻花蝦│ジャガイモと桜海老の酸味炒め』という台湾の家庭料理を紹介します。
日本でもおなじみ「サクラエビ」は台湾でも漢字の意味そのまま「櫻花蝦」と呼ばれます。海の香りたっぷりの濃厚な旨みが特徴で、チャーハンなどに多用されます。
食用にされるようになった歴史は意外と新しく、本格的に漁が始まり食べられるようになったのは20世紀に入ってから。日本の駿河湾以外の地域では、台湾の屏東地区などで小規模な漁が行われているのみで、世界的にみても日本と台湾以外ではほとんど食べられない珍しい食材です。
台湾の乾物屋ではかなり品質のいい干し桜海老が手に入りますので、お土産に買って帰るのもいいかもしれませんね。
炒めることによって香りを益すサクラエビはご飯や麺、そしてジャガイモなどの炭水化物類との相性が抜群。粉末にして汁物に加えればとても優秀な隠し味としても使えます。手に入ることがあれば色々な料理に活用してみてください。
日本(だけ)で再現できる台湾料理という、このブログのテーマを王道でいく料理の一つです(笑)。
[材料]
干しサクラエビ ……… 10g
ジャガイモ ……… 200g
ピーマン ……… 50g
ネギ ……… 20g
[調味料]
酢 ……… 大さじ2
ごま油 ……… 大さじ2
ラー油 ……… 大さじ1
塩 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1
[作り方]
1.ジャガイモは皮をむき、千切りにする。フライパンに大さじ2の油(分量外)をひき、ジャガイモをいためて火を通し取り出しておく。ピーマンは千切りにする。ネギは千切りにする。
2.フライパンを熱し、キッチンペーパーなどで油をふき取り干しサクラエビを入れ、中火で香ばしい香りがするまで炒める。
3.作り方2のフライパンを弱火にし、ピーマン、ネギと全ての調味料を加えてよくかき混ぜる。
4.作り方1のジャガイモを加えよくかき混ぜて完成。
ジャガイモはできるだけ細く切り、多めの油と強火で炒めるとよいでしょう。
冷凍のフライドポテトに粉末にした干しサクラエビを絡めて炒めても似た料理が作れます。
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