糖葫蘆│プチトマト飴

難易度:☆ 調理時間:一瞬
中国伝統の甘味『糖葫蘆│プチトマト飴』の作り方です。台湾では夜市で簡単に手に入る伝統的なお菓子でプチトマト以外に、イチゴ、スモモ、ミカン、ヤマイモなど各種の野菜や果物を串に刺し、赤い色素で着色したカラメルをかけて作ります。

名前にある「葫蘆」とはひょうたんのことで、丸い果実を串に連ねて刺した姿がヒョウタンに似ていることから名付けられました。中国全土でその地方の特色ある果物を使って作られるので、日本で作るなら皆様の地元の果物を使って地方色を出して作りましょう。

起源に関してはいくつか説があります。有力なものに、宋代、南宋の光宋皇帝は寵妃が病に倒れたとき、その治療法を民間に広く求めま、そのときに収集した処方のうち「山裡紅(サンザシの仲間)」に水で煮込んだ氷砂糖をかけたものが形を変え現在の『糖葫蘆』になったというものがあります。他に伝わっている伝説は大体この話に脚色したり登場する人物を変えたりしたもので、時に長編ラブストーリーになっていたりもします(笑)。


日本でいるリンゴ飴みたいなもので、台湾人をはじめ中国人はこの料理を見ると子供の頃の思い出が蘇るそうです。簡単に作れますので、ぜひ地元の果物を使って再現してみてください。



[材料]
プチトマト ……… 300g

[調味料]
砂糖 ……… 200g
水 ……… 300cc

[作り方]
1.プチトマトをよく洗いヘタを取り竹串などに4-5個を連ねて刺す。

2.鍋に砂糖と水を入れ時々焦げないようかき混ぜながら、弱火で沸騰させて細かい気泡が出来るまで煮込む。カラメルの完成。

3.作り方1のプチトマトにかけて皿の上でカラメルが固まるまで冷ましたら完成。

Point!
砂糖水をスプーンなどですくい取り、冷水に垂らしてみてすぐに固まるようならカラメルの完成です。

基本はプチトマトですが、イチゴ、スモモ、リンゴ、パイナップル、ミカン、サンザシなど、様々な果物で作れます。

本格的に作るならカラメルに食紅を加えてすこし赤く染めたものを使いましょう。


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