豆沙芋棗│サトイモ団子

難易度:☆ 調理時間:30分以内
「中餐乙級葷菜證照」シリーズから『豆沙芋棗│サトイモ団子』のレシピを紹介します。サトイモ(タロイモ)で作ったサクサクの衣で餡を包んで揚げ菓子です。サックリとした衣と甘い餡がおいしい組み合わせとなっております。

この料理では広東料理などでおなじみの『水晶餃子』を作ると気に使う「浮き粉」という小麦粉を精製した粉を使います。和菓子でも使う材料なので日本でも手に入るのですが、なかなか常備している家庭はないと思いますのでこれを機会に購入しておきましょう。「浮き粉」で『シュウマイ』の皮を作ると加熱したとき透明になります。たこ焼きなどにも使えるので、手元にあると便利です。



数日かかりますが浮き粉は家庭でも作れます。 こちらのCockpadの記事を参考にしてください。一緒にグルテンも取れるので生麩なども作れます。

浮き粉は中国語で「澄粉」や「無筋麵粉」などと呼びます。台湾でも普通にスーパーで売っているので、日本にお土産として持ち帰っても良さそうですね。今回紹介する『豆沙芋棗』や『エビシューマイ』を作って家族や友達をびっくりさせてあげましょう。

また料理名の「棗(ナツメ)」とは団子の大きさを示しています。大体ゴルフボール1.5個分くらいの扁平な球状のサイズです。他の料理と比べると『芝麻球』>『豆沙芋棗』>『地瓜球』くらいの大きさです。


[材料]
サトイモ ……… 400g
小豆餡 ……… 150g
片栗粉 ……… 100g
浮き粉 ……… 100g

[調味料]
砂糖 ……… 大さじ2

[作り方]
1.サトイモの皮を向いて薄切りにし、蒸して火を通したらすりおろしておく。

2.浮き粉に少量の熱水(分量外)を加えて透明にしたら、砂糖と一緒に作り方1のサトイモに加えてよく練り合わせる。

3.作り方2のサトイモ生地を少量取り、中に小豆餡を包んで表面に片栗粉をまぶす。

4.鍋に揚げ物油を入れて160度に熱し、作り方3の生地を入れて表面がきつね色になるまで揚げたら完成。

Point!
小豆餡の甘さは各自で好みの量の砂糖を混ぜて調節してください。

揚げる時は表面の片栗粉を焦がして色が変わらないように、箸でつついて表面の衣が硬くなるくらいで取り出しましょう。

普通のサトイモでも作れますが、紫色のサトイモを使うと見た目が美しくなります。


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