日本人ならみんな大好き!カレーを使った『咖哩煎肉│豚肉のカレー炒め』のレシピを紹介します。一品料理ですがもちろんご飯との相性が抜群です。白ご飯を添えておめしあがり下さい。
日本のカレーはイギリスから伝わりました。そのためもともとはインド料理であるはずのカレーは洋食として扱われるのは有名な話です。もっと古代から仏教を通じてインドと交流のあった中国には日本より早期にカレーが伝わっていそうなものですが、そうではありません。
実は中国のカレーは日本食として日本から伝わりました。それも極最近、ここ数十年くらいの話です。もちろんインドから仏教と共に多くの香辛料とおそらくそれらを使ったカレーのレシピも中国に伝わったものだと考えられていますが、1.香辛料が貴重であったこと、2.手で料理を食べる習慣がなかったこと、そしてなにより3.中国人の口に合わなかったことなどの理由が指摘されています。
カレーはインドからイギリスに伝わり、それが日本へ。そして日本で独自に発展し、中国へ伝わることとなりました。古代ついに中国に定着しなかったカレーを日本食として広めてしまった日本、なかなかのものです。台湾にも日本のカレーチェーン店が多く出店しているので、日本の味が懐かしくなったときなどに利用しましょう。日本と同じサービス水準でおなじみの味が楽しめます。
今回紹介する『咖哩煎肉│豚肉のカレー炒め』も1970年代以降台湾で発明された創作料理の一つで、今では熱炒店などでもおなじみのメニューとなりつつあります。日本のカレーとはカレー粉の使い方が少し異なるので、ちょっといつもと違うカレー料理を作ってみたいときなどに挑戦してみてください。
[材料]
豚肉 ……… 500g
ニンニク ……… 1個
サラダ油 ……… 大さじ1/2
卵黄 ……… 1個分
片栗粉 ……… 適量
[調味料]
醤油 ……… 大さじ1
カレー粉 ……… 小さじ2
五香粉 ……… 少々
胡椒 ……… 少々
[作り方]
1.豚肉を厚さ1.5cmに切る。ニンニクをみじん切りにする。
2.ボウルに作り方1の豚肉、ニンニクと、卵黄、サラダ油、醤油、カレー粉、五香粉、胡椒を加え、よく混ぜ合わせてから15分ほど漬けておく。
3.作り方2の豚肉に片栗粉をまぶす。
4.熱したフライパンに大さじ5のサラダ油をひき、作り方3の豚肉の両面を強火で焼いて火を通す。両面に焼き色がついたら弱火にして肉の芯に火が通るまで焼いて完成。
Point!
トマトやレモンなど酸味のある野菜や果物を添えるとより美味しく楽しめます。
カレー粉がない場合はカレールーをみじん切りにしたものも使えますが、焦げやすいので火加減に注意です。
もちろんご飯にも合いますが、温かいままならサンドイッチの具にも出来ます。冷えると脂が固まるので、温めてから食べましょう。
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