具にスープで煮込んだ牛スジと牛肉を使い以前紹介した『紅燒牛肉麵』のスープで作るラーメンです。それだけでは特に代わり映えがしないため、今回は手作りの中華麺の作り方を紹介します。
小麦粉がメインなのはうどんなどと一緒ですが、少量の片栗粉を加えて弾力を出すのが特徴で、発酵時間も入れて1時間ほどで簡単に作れますので、スープを煮込みながらぼちぼち作って見てはいかがでしょうか。
手打ち麺は機械製麺と異なり幅や厚さ、弾力が場所によって違い、口に入れたときにそれが独特の食感となります。
台湾にも陽春麺、家常麺、米粉などのさまざまな麺の種類がありますが、今回はオーソドックスに『寬麵│幅広麺』 の作り方を紹介します。包丁で切り出した後手で引っ張って伸ばすタイプの麺で、両側と中央で幅が異なります。幅が異なるためつまみやすく、箸を覚えたての子供でも楽に食べることができると思います。
写真の麺は寬麵ではありません。
難易度:
☆☆
調理時間:
2時間
材料1:(麺4人分)
塩 ……… 4g
水 ……… 20cc
中力粉 ……… 400g
片栗粉 ……… 40g
熱水 ……… 120cc
冷水 ……… 80cc
材料2:
白菜 ……… 少々
ネギ ……… 少々
紅燒牛肉麵スープ ……… 400cc
牛スジ ……… 適量
牛肉 ……… 適量
作り方:
1.ボウルに水20ccと塩、片栗粉を入れよく混ぜ合わせる。混ざったら沸騰したお湯を一気に加え片栗粉を凝固させる。続いて小麦粉と冷水80ccを加え団子状になるまでよくこねる。こねあがったら上に濡れふきん(またはラップ)をかぶせて室温で30分ほど寝かす(冬は1時間ほど寝かせたほうがよい)。
2.まな板に軽く打ち粉(分量外)をひき厚さ3-4mmになるまで麺棒で伸ばす。均等に伸びたら両面に再び打ち粉をひき、折りたたんで幅1cmほどに切り分ける。
3.切り分けた麺をほぐし、両側を指でつまんで倍の長さになるまで引き伸ばして麺の完成。
4.『紅燒牛肉麵』作成時に使った牛筋(牛肉部分だけでもよい)を一口大に切り分ける。白菜は3-4cmの大きさに切り分ける。ネギはみじん切りにする。
5.沸騰したお湯に麺をいれ、5-6分茹でる。茹で上がりの直前に白菜を入れ、10-15秒茹でた後、器に盛る。牛スジ、牛肉を乗せ、ネギを散らし、スープを加えて完成。
Point:
麺は冷凍して保存できます。
発酵時間は 600/室温 = 分 で計算できます。室温が20度なら30分、30度なら20分という具合です。冬場はコタツの中などで時間を短縮できますので、お試しください。
もちろん別のスープを使っても作れます。
うどんのようにこねる必要もなく、最初にそぼろ状にしたり、水を分けて入れたりという細かい作り方もありません。順番に入れてよく混ぜるだけです。
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