本日は辛味の効いた『川味牛肉麵│四川風牛肉ラーメン』を紹介します。今までの麺と違いレシピで使う香辛料は八角と花椒のみで、材料の入手が簡単になっています。辛さのほとんどは出来上がりに麺の上に乗せる唐辛子や豆板醤、ラー油で調節できるので、辛いのが苦手な人もご心配なく。
最後に麺にのせる唐辛子などを除けば、簡易版の『紅燒牛肉麵』ともいえるので、手軽に牛肉麺を食べたい時にチャレンジしてみましょう。煮込む時間を使って別の料理を作れば、食卓がにぎやかになることまちがいなしです。
難易度:
☆☆
調理時間:
3時間
材料1:(10人分)
八角(スターアニス) ……… 4粒
花椒 ……… 大さじ1
材料2:
牛カルビ ……… 1200g
ネギ ……… 2本
生姜 ……… 50g
大根 ………400g
ニンジン ……… 200g
水 ……… 8リットル
材料3:(1人分)
麺 ……… 150g
モヤシ ……… 少々
ラー油 ……… 少々
七味唐辛子 ……… 少々
豆板醤 ……… 少々
調味料:
ケチャップ ……… 大さじ2
豆板醤 ……… 大さじ3
醤油 ……… 70g
塩 ……… 30g
酒 ……… 200cc
作り方:
1.牛カルビは鍋に入る大きさに切り分け、沸騰したお湯で5分ほど茹でて血抜きをする。ネギはぶつ切りにする。生姜は薄切りにする。大根、ニンジンは皮を剥いてぶつ切りにする。
2.熱した鍋にごま油(分量外)をひき、ネギ、生姜、花椒、八角を入れて香りを出す。香りが出たらすべて取り出して綿の袋かティーパックに入れておく。
3.作り方2の材料を取り出した鍋にケチャップと豆板醤を入れ、焦がさないようサッといためる。大き目の寸胴鍋に、作り方1の牛肉、大根、ニンジンと作り方2のネギ、生姜、花椒、八角を入れる。水、酒を加えた後、炒めた豆板醤とケチャップを加え混ぜ合わせる。強火で加熱し沸騰したら醤油、塩で味を調える。
4.弱火で90分ほど煮込みながらアクをとる。牛肉を取り出し、再び1時間ほど煮込む。キッチンペーパーなどで雑物を漉し取ってスープの完成。塩で味を調える。
5.茹でた麺を器に入れ上にサッと湯通ししたモヤシを乗せる。作り方4で取り出した牛肉を切り分け面に添え、スープを注ぎ、ラー油をかけて豆板醤を少量乗せる。最後に七味唐辛子を振りかけて完成。
Point:
ニンジンと大根はスープの透明感を決めます。大根を増やせばより透明に、ニンジンを増やせばより濃厚な色になります。
材料を炒める時、ごま油の代わりにラー油を使うとより辛味の利いた味になります。
使っている肉類はスープの牛肉だけなので、これをシイタケの石づき部分(素羊肉といいます)に代えて作ればベジタリアン向けの『素牛肉麵』の完成です。
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