和風中華『櫻花蘆筍|サクラエビとアスパラ炒め』のレシピを紹介します。サクラエビとアスパラガスを醤油でいためた和風中華料理です。ゴマ油を抜けばそのまま和食として出せそうです。
サクラエビは中国名を正櫻蝦といいます。台湾では櫻花蝦と呼ばれることのほうがおおく、台湾語で花殼仔とも呼ばれます。深海エビの一種なので普通の方法では漁獲できず、数十年前までは日本の特産でしたが、近年台湾でも漁獲されるようになりました。
台湾の南端では漁師らに「東港三寶(東港の三つの宝)」と呼ばれる高級魚介類があります。黒マグロ(黑鮪魚)、カラスミ(油魚子、アブラソコムツの魚卵)、そしてこのサクラエビの三種を指し、どれも高級食材として漁師にも消費者にも人気があります。この三種は台湾を代表する高級魚介類なのですが…、ほとんどが日本へ輸出されてしまうため(カラスミ以外)は台湾では余り食べられません。なんでしょう…このもやもやする気持ちは…(笑)。
台湾ではほとんどが干しエビの形で出回ります。台湾長期滞在時にホテルでカップ麺を食べるときなどに加えてみてはいかがでしょうか?
[材料]
アスパラガス ……… 300g
干しエビ ……… 大さじ1
ニンニク ……… 2個
[調味料]
醤油 ……… 大さじ1
酒 ……… 大さじ1
水 ……… 大さじ2
ゴマ油 ……… 適量
一味唐辛子 ……… 適量
[作り方]
1.アスパラガスを下処理し、食べやすい長さに切りそろえる。ニンニクをみじん切りにする。
2.熱したフライパンに干しエビを入れて中火でいためて香りを出す。香りが出たら干しエビを取り出しておく。
3.作り方2のフライパンに大さじ1のサラダ油(分量外)をひき、ニンニクを炒めて香りを出す。続いてアスパラガスを入れ、中火で軽く炒める。干しエビをフライパンに戻し、酒、水を加えて水気がなくなるまで炒める。
3.作り方3のフライパンに醤油をたらし、具材と絡めたら器に盛りつける。最後に適量のゴマ油と一味唐辛子を振りかけて完成。
Point!
酒、水、醤油を使いますが、水気は全て飛ばしてください。ただし醤油は焦がさないように。
アスパラを少し短めに切り、レシピをそのままチャーハンにしても美味です。
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