話題のライスミルクを紫米と胡麻を使ってより健康的に作りましょう。『紫米漿|紫米ミルク 』のレシピを紹介します。
ライスミルクは穀物ミルクの一種で、米を水とともにすり潰して作ります。もともと牛乳を飲めない人(乳糖消化不全やベジタリアンなど)向けに世界各地で飲まれていましたが、健康志向の高まりもあって普通の人にも人気が高まっています。
台湾など中国南部では(米が豊富なこともあって)中世から飲まれていました。普通は玄米(台湾では普通の白米)を使ってピーナッツ色のライスミルクを作りますが、今回は紫米と胡麻を使って黒いライスミルクを作ります。紫米はもち米なので腹持ちがよく、胡麻のセサミンもたっぷりで普通のライスミルクよりもヘルシーです。
米で作ったライスミルクが有名ですが、その他の堅果類でも様々な『穀物ミルク』が作れます。レシピの分量比率は他の穀類でもほとんど変りません。
穀物:水 = 1:10
を目安に作りましょう。
ピーナッツ、ダイズなどの豆類、クルミ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツなどの堅果類、オオムギ、コムギ、トウモロコシなど穀類、松の実、カボチャ、ヒマワリ、ゴマなどの種子類など様々な材料で作れます。普通はいくつかの材料を組み合わせて作るので、オリジナルの雑穀ミルクを毎日の習慣にしてみてもよいですね。台湾でも朝ご飯代わりによく飲まれます。
生で食べられないものは加熱するのをお忘れなく!
それではレシピです。
[材料]
紫米 ……… 150g
黒胡麻 ……… 30g
水 ……… 2000cc
[調味料]
砂糖 ……… 適量
[下準備]
1.紫米を6-8時間水に浸けておく。
[作り方]
1.下準備した紫米と胡麻を適量の水とともにミキサーにかけ、粒がなくなるまで粉砕する(→Point参照)。
2.作り方1の粉砕液を網などで漉し取り、余った水と混ぜ合わせて鍋に入れる。よくかき混ぜながら弱火で加熱して液を15分ほど煮込む。
3.好みの量の砂糖を加えて完成。
Point!
粉砕して漉し取った残渣に適量の水を加えて粉砕するのを数度繰り替えすと無駄がありません。2-3回繰り返しましょう。
レシピの分量だと水は2000cc使いますが、ミキサーで粉砕するときには全量使う必要はありません。ある程度粘りがあったほうが粉砕しやすいので、まず米と胡麻の2‐3倍ほどの量をいれ、少しずつ水を足しながら粉砕してください。
冷やしておけば2-3日保存できます。ゴマの皮が沈殿するので飲む前は良く振りましょう。
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