まだまだ寒い季節が続きます。粥をベースにした珍しい鍋料理『粥底火鍋│粥鍋』のレシピを紹介したいと思います。香港の鍋料理です。
台湾と並ぶ中華圏での人気観光スポットである香港。Hong Kongは広東語読みで、中国語普通話では Xiang Gang と発音します。もともと香木を運び出すのに使われた港であることから「香港」と名付けられました。
共産党が独裁する中華人民共和国の統治区域内にあって唯一の一国二制度が認められた自治区ですが、完全な民主化はなされておらず2015年3月現在も民主化を求めるデモが続いているようです。今後どうなっていくか注目です。
ちなみに香港の花、バウヒニア│洋紫荊(台湾では艷紫荊と呼ぶ)は筆者の大好きな花で、学名を Bauhinia × blakeana と言います。台湾では年中そこかしこに咲いているので、興味がある方は旅行時に探してみましょう。非常に美しいマメ科の五弁花です。
日本の鍋もおいしいですが、世界にはまだまだ私たちの知らないおいしい鍋がたくさんありそうです。中華圏の鍋料理は甘口男にお任せください。
[材料1]
米 ……… 100g
水 ……… 3000cc
チンゲンサイ ……… 100g
カキ ……… 100g
シジミ ……… 100g
貝柱 ……… 100g
[材料2](だし)
鶏肉 ……… 1/2匹
豚骨 ……… 300g
干し貝柱 ……… 30g
水 ……… 6000cc
[調味料]
塩 ……… 適量
[作り方]
1.材料1の水を沸騰させ、洗った米を入れる。弱火で沸騰させながら米に火が通るまで煮込み、薄い粥を作る。粥ができたらミキサーに入れ米粒を粉砕してスープを作る。粥スープの完成。
2.材料2の鶏肉をぶつ切りにし、湯通ししてアクを抜く。作り方1とは別の鍋に水6000ccを沸騰させ、鶏肉、豚骨、干し貝柱を入れて強火で4時間煮込む。香港式スープの完成。
3.作り方1の粥スープと作り方2の香港式スープを1:1で混ぜ合わせ、鍋に入れて沸騰させる。下処理したカキ、シジミ、貝柱、チンゲンサイを入れて煮込んで火を通したら完成。
Point!
作り方2のスープは香港式です。鰹節などを使った和風だしでも作れます。
通常の鍋よりも焦げやすいので火力には十分注意しましょう。スープが少なくなってきたら早目に足してください。
材料は一例です。好みの野菜や肉を入れて食べましょう。
レシピは海鮮を主な具にしていますが、豚肉をしゃぶしゃぶのようにしてもおいしいです。
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