本日は『牛蒡烤肉捲│牛蒡の豚肉巻き』のレシピを紹介します。ゴボウを豚肉で巻いてオーブンで焼いて作る料理です。台湾ではホテルのビュッフェや家庭料理としてよく見かけます。
ゴボウは漢字で牛蒡と書きます。この字はもちろん中国語由来で、古くは「蒡」の字は別の植物を指しました。「蒡」はもともと蘇(シソ科の植物)に似た毛のある「隱荵」という植物を指し、牛蒡はこれよりも少し大きいことから「牛」の字をつけて牛蒡と名付けられたということです。
最近日本では解毒のお茶としてゴボウ茶が話題になっているそうですが、台湾では日本よりも安くゴボウ茶が手に入ります。結構かさばりますが持ち帰ればお土産として喜ばれるでしょう。
しかしざっと日本のゴボウ茶の通販サイトを見比べてみましたが…、購入をあおる謳い文句が非常に紛らわしく、薬事法すれすれの紛らわしいものばかりでした。「高麗ニンジンと同じ成分が…」とか、「飲むと○○才若返る…」とか、そのうち厚生労働省に罰金を支払うことになりそうな文言ばかり…(笑)。ブームになるとすぐにこういったコピーが反乱するのが日本の平和なところですが、頭から信じずぜひ身近にいる薬剤師や栄養士に相談していただきたいと思います。
まぁ、薬剤師・栄養士が全部正しい答えを出してくれるわけではありませんが…。
というわけで本日はゴボウを使ったオーブン料理。簡単に作れておいしいですよ!
[材料]
ゴボウ ……… 150g
豚バラ肉(うす切り) ……… 70g
片栗粉 ……… 適量
[調味料]
醤油 ……… 大さじ1
(ダシ醤油でもよい)
七味唐辛子 ……… 少々
[作り方]
1.ゴボウをよく洗って泥を落とし、7cmほどの長さのささがきにして、軽くフライパンで焼いて水気を飛ばしておく。
2.豚バラ肉(うす切り)の表面に薄く片栗粉をまぶし、作り方1のゴボウ適量を巻く。
3.180度に熱したオーブンで約15分ほど焼いたら器に盛り付け、醤油を添えて七味唐辛子を振りかけたら完成。
Point!
ゴボウは皮を剥かなくても食べられます。しっかり泥を落としてからそのままささがきにしましょう。もちろん皮を剥いても作れます。お好みでどうぞ。
オーブントースターでも作れます。
ゴボウの長さは豚バラ肉の幅によって適宜調節して下さい。
マヨネーズやレモンを添えてもよいでしょう。
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